北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「〇〇できない」のが笑えるのも芸のうち

2022-06-28 23:34:30 | Weblog

 

 今日も今日とてテレビでは「アメトークスペシャル 踊れない芸人※」があって、リズムに合わせて体を動かせない芸人の皆さんに笑わされました。

 漫才やお笑いでは名を挙げた人気者が集まった回でしたが、ひな壇の一人が「漫才なら良い仕事をするのに、こんな場所に呼ばれて悲しいです」といった趣旨のことを言っていましたが、一芸に秀でた人だからこそ、「そんな人がこれができないなんて」というギャップを笑いに変えられるということでしょう。

 何かができて人気者になれる人たちは、何かができないことも笑いに変えられるのだから立派なものです。

 ただ、心の片隅で(こういう、何かをできないことを笑いものにするのはある種のイジメに近いのではないか)という危惧が少しは残ります。

 しかし、(いやいや、芸人さんというのは、自分が何かをできないことすら笑いに変えるような特別な人たちであり、笑われることすら恥ずかしいことではなくて芸なのだ)という納得もできたりします。


 結局は、プロがやる世界のことであって、その中での線引きの問題であったり程度の問題であったり、渦中にいる人たちの気持ちの問題であったりして、良い子はまねをするべきものではない、ということなのです。

 ほとんどの人はそういう理解で番組を楽しんでいると思いますが、なかにはそれが気に食わないという人もいるでしょうから、ちょっと難しい時代になったのかな、という感じもします。

 
 それにしても、「踊れない…」というくくりで集められた芸人さんが、たまに素晴らしく踊れたりするのを見ると「おー」と拍手を送りたくなります。
 
 視聴者の多くはできない人が頑張ってできるようになる姿を応援して、癒されているのだと思います。


     ◆


 今日の「アメトークスペシャル」のもう一つのテーマは「好きな菓子パンはなにか」というものでした。

 芸人さんたちがいろいろなパンを紹介していましたが、私の場合は中学校の時に食べていた、銀色の紙に包まれていてチョコでコーティングされたコッペパンのような「銀チョコロール」と、ポテトサラダを挟んだ「サラダパン」が思い出の菓子パンでした。

 最近の菓子パンだったら…なんだろう、菓子パンらしい菓子パンって食べなくなったかもしれません。

 ちょっと寂しいかも。

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