今日と明日は、雪国の暮らしを提案し考える「ふゆトピアフェア」が苫小牧市で開かれています。
新しい北の暮らしを実現するうえで、最新の技術や商品、取り組みなどの展示会もあって、寒さと雪に負けない北国の知恵を感じ取ることができます。
興味深いアイディア満載のなかで、特に今日面白そうだったのが「ぐるり道南観光推進協議会」さんが出していた「アイスカルーセル(ice carousel)」というイベントでした。映像を
これは、厚い氷の張った湖で氷を直径10mほどの円形に切り出し、一部分に穴をあけてそこに船外機をとりつけて動かすことで、円形の氷がゆっくりと回り出すという仕掛け。
よくぞこんなことを考え出したものだ、と感心していると、「実はスウェーデンで遊び半分にやられていたものを持ち込もうと思っているんです」とのこと。
白老のポロト湖でやられたときの動画がyoutubeにアップされていましたが、大きな円形の氷がゆっくりと回るという姿は実に不思議です。
【白老ポロト湖アイスカルーセル】 https://www.youtube.com/watch?v=gKgVIJxsmyk
これは湖が凍り付く北海道ならではのアクティビティとして、実に面白い。
そしてこれが、2月10~12日の三日間に、大沼国定公園で開催されるという告知のブースが出ていました。
湖の氷を使ったアクティビティって、スノーモービルやワカサギ釣りくらいしか思いつきませんでしたが、こういう体験は絵になる面白さがあります。
どうせならドローンを飛ばして空中からの映像を撮ってあげると、皆喜んでSNSにアップするのではないでしょうか。
なんだかロマンあふれるアクティビティ、函館近くの方はチャンスです。
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北国に長く暮らしすぎて、常識的な雪氷感しかもっていない人にはこういう発想はできないかもしれません。
雪とか氷って、発想を飛ばせばもっといろいろな可能性があることを感じさせてくれました。
それにしても、テントの中で一心不乱にワカサギを釣っていたら突然テントごと回転し始めたら驚くでしょうねえ。
とんだドッキリになるかな(笑)。
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