赤い服を着て白いひげをはやし、恰幅の良いお爺さん。それがサンタクロースのイメージですが、実はそのイメージの歴史は比較的新しいってご存知でしょうか。
サンタクロースは四世頃の東ローマ帝国にいた聖ニコラウスがモデルになっていると言われていますが、あの赤い服の太っちょおじさんの誕生は1931年のこと。しかもその仕掛け人はコカ・コーラ社でした。
それまでサンタクロースの姿は緑色や茶色の様々な姿でしたが、それをコカコーラが1931年のクリスマスキャンペーンのためにデザイナーに描かせたのがあの赤い服で白いひげのおじさんでした。
そしてこの姿で世界中にキャンペーンをしたために、今ではそれが一般的になってしまったのだそう。なんだか都市伝説みたいですが本当のようです。
【コカ社のサンタクロース】
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そして昨日、企業連携の話を教えくれた知人から聞かされたのが、そのサンタの格好をしてチャリティをするという「サンタラン」のお話。
これは参加者が参加料を払うと、サンタやトナカイの衣装がもらえてその姿をして病院に入院している子供たちを訪ねてプレゼントを渡すというボランティア活動のこと。
日本では大阪で始まったとのことですが、「サンタの格好をするなら雪景色の方が似合う!」とのことで昨年北海道でも有志が活動を初めて300人が参加したのだそうですよ。
サンタの格好をして回るのは病気で入院している子供たちで、なかには小児ガンで既に余命を宣告されている子もいます。
そんな子供たちがサンタの登場で目を輝かせて喜ぶ姿をみる、サンタランはそんな活動。
「参加者が全員で大通公園で写真を撮ったんです。そうしたら本当に偶然なんだけど、バックに写ったテレビ塔の電光時計が"12:24"だったんです。なんか感動してしまいましたよ」
いろいろな人たちが連携して地域や社会に貢献する活動がいろいろと生まれています。
そんな活動の輪が広がると良いですね。
【サンタランとは】
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