今日と明日の土日は、「車両系建設機械技能講習」を受講します。
先日公安委員会からの大型特殊自動車運転免許は取得したのですが、これは「公道を走って良いよ」という免許です。
実際に大型特殊自動車(ナンバープレートの数字が9または0の車、ブルドーザー、バックホウ、ホイールローダーなど)で作業をするためには、労働安全衛生法によって、法定の技能講習を修了した者でなければ就業できないとされています。
技能講習は全部で14時間で、それを今日と明日の二日間でこなすというわけ。
講習は学科と実技に分かれていて、その両方に一応試験があります。
学科の座学では、車両系建設機械の基礎知識、構造と種類、取り扱い、管理などのほか、力学や電気に関する知識、土工に関する知識、関係法令などを学びます。
実技では、ホイールローダーまたはバックホウで、雪を運ぶという実技を行って一定の条件をクリアするかどうかを見極めます。
ホイールローダーもバックホウも、今まで一度も作業のための運転などしたことがないのでちょっと不安です。
また座学でも、随所に強調されるのは安全に対する知識と心構えについてです。
実際にあった事故を再現するビデオ動画や、敢えて無理な運転をして建設機械が不安定な挙動をするシーンを何度も見せられます。
それもそのはずで、こうしたビデオを見ているときは殊勝な気持ちでいても、慣れや慢心がふと芽生えたときに事故は起こるもの。
統計を見ても、作業初心者よりも経験年数が10年から15年ほどあるオペレーターの方が事故が多いことが紹介されていました。
上手になったと感じたときが一番危険なのかもしれませんね。
さて、明日もうまく行きますように。