一昨年の2月に発注して昨年の1月にようやく届いた新車はトヨタのノアです。
世界の半導体不足が各所に影響をして、自動車もなかなか作れなかった真っただ中でのオーダーでしたが、11カ月も待たされるとは思いませんでした。
おまけに、いまだに渡されたスマートキーは一つで、スペアがもらえていません。
どうやら一月後には渡してくれるという話になっているようですが、現代社会はいざとなると物が手に入らない悠長な時代になったようです。
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さて、届いてからは新車らしく快適なドライブが楽しめている新型ノアですが、一つだけ気になる点がありました。
それはナビとオーディオ類が合体しているディスプレイオーディオからときどき変な音飛びが出ることです。
ラジオを聴いていると「ヒック」とか「トゥイ」というような音が入ってラジオの音声が飛ぶのです。
昨年の夏に6カ月点検で見てもらった時にもそのことを伝えたのですが、点検を終えたレポートには「症状が確認できませんでした」という一文が。
そうなのです、いつ発生するかわからなくて、出てほしい時には出てこないのがこの症状なのです。
今日は一年点検とオイル交換をすることになっていたので、(今回こそこの症状だけでも確認しておいてもらいたいものだ)と思って、前日に延々ラジオをつけてそれをゴープロで撮影・録音して症状が出るのを記録することにしました。
それでも撮影を始めてから30分は全然しゃっくり症状が出なくて困り果てていたのですが、50分くらいたったところでようやく一度、そして20秒後にもう一度しゃっくりが出て、それをちゃんと記録することができました。
早速動画編集ソフトでその部分だけ切り取って、今日は車と共にこの映像をメンテナンスショップの方に送り付けて「こういう症状になるのです」と伝えました。
現地でもメンテナンス中にエンジンをかけたところ、「その症状が確認できました」とのことで、ようやく症状を認めてもらうことができました。
担当者の勘では「ナビと何らかの干渉をしているように思いますが…」とのことでしたが、今回は1日での点検だったのでより深くは突っ込めていません。
一か月後にスペアキーを渡してもらう機会があるので、その時に改めてより詳細なチェックをしてもらうことにしました。
それにしても機械の不具合だとしたら、こんな症状が出るのは私だけなんでしょうかね。
もっといろいろなところからクレームがあっても良さそうなものなのですが。
最新の車がしゃっくりをするというのはなかなか面白い話ではありますが、早く治してほしいものです。