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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

e-taxによる確定申告終了 ~ WEB版の登場でちょっと混乱しました

2022-02-15 21:39:06 | Weblog

 

 確定申告の季節です。

 私は毎年医療費控除とふるさと納税還付をするためにe-taxでネット確定申告をしています。

「さていよいよ今日から確定申告だ」と思っていたら、実はe-taxによる申告は1月5日から可能だったと知って驚きました。

 ただ制度上申告が可能だとしても、付随する資料が間に合わなかったので、やはりこの時期になってしまいました。


【毎年便利にはなっている】 
 毎年e-taxで申告をしていると、年を追うごとに操作が簡便で便利になっていることを強く感じます。

 特に今年は政府の肝入りもあって、マイナンバーカードによるマイナポータルとの連携が強化されていることが印象的です。

 今年からふるさと納税による寄付履歴の証明がふるさと納税仲介サイトからデータの形で提供されることになり、自治体から送られてくる紙による寄付証明書類を保管している必要もなくなりました。

 とはいえ実際には最新のカード読み取り機を用意したり、マイナンバーカードを保有してマイナポータルへ登録していることが前提で、それはそれでついてゆくのも結構大変です。

 私は「ふるさとチョイス」という仲介サイトを利用してふるさと納税をしていますが、ここでは「チョイススマート確定申告」という形でXMLファイルで証明書が発行されますが、これもまたe-私書箱経由とマイナポータル経由で確定申告用書類として認識されるなど、新しいやり方が登場するのでついてゆくのが結構大変です。

 しかしこのくらいは頭の体操で謎解きに挑むくらいの気持ちでチャレンジしないと時代について行けないような気持でいるのがこの確定申告と言う毎年行事なのです。


      ◆ 

【ネットでの確定申告が二通り?】
 e-taxでの申告には慣れているつもりだった私ですが、今年はまず最初の申告の仕方で2日ほど悩みました。

 それはe-taxでの確定申告に見慣れない「e-taxソフト(WEB版)」というものが登場して、(あれ?これでやるのか?でも去年といろいろ画面が違うなあ…)と最初の入り方に戸惑ったのです。

 実は私が慣れていたのは昔ながらの「国税庁確定申告書作成コーナー」から確定申告書を作成するやり方で、これには毎年国税庁提供の最新のソフトをダウンロードして確定申告書を作成し提出するというやり方でした。

 一番上の画像では左側のやり方がそれで、右側はWEB版に導こうとしています。

 これに対して最近は「スマホでもできる」という謳い文句で、いちいちソフトをダウンロードせずウェブ上のサイトにアクセスしてそこで必要な申告書を作成するというもう一つのやり方が登場しているのです。

 ホームページ上のQ&Aではこの違いについて、「e-Taxと『確定申告書等作成コーナー』のどちらのシステムを利用しても、確定申告書の申告等データを作成することができます。

 e-Taxは作成した申告等データをインターネットを通じて送信することにより申告や申請ができるシステムであり、一方、『確定申告書等作成コーナー』は画面の案内に従って金額等を入力することにより確定申告書等が作成できるシステムです」とありました。

 しかしこれって、どちらを使うとどう良いのかの説明がなく、初めてだったり慣れない人には全く分からない説明の仕方です。

【どちらを使うべきかの判断材料】
 私が思うのは、医療費控除やふるさと納税寄付控除などの書類が多い人は昔のやり方の方が確定申告書を作りやすく、ふるさと納税も数が少ないなど書類が多くない人はWEB版がやりやすいという違いがありそうです。

 ただ資料作成も、今後医療費情報やふるさと納税寄付証明などがどちらもマイナポータルなどで情報を紐付けできれば次第にWEB版が便利になってゆくことでしょう。

 今年はとりあえずふるさと納税寄付証明はなんとかネット上で紐付けできましたが、医療費データは保存してあった領収書から資料を作成して提出したもので、ここの連携はまだ十分ではありません。

 ま、来年くらいからはさらに便利になるような気がします。

 時代に必死にくらいついてゆく姿勢も生涯学習です。

コメント
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