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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

病室とのコミュニケーション

2008-03-30 22:53:42 | Weblog
 昔一緒に仕事をした仲間のM君が病気で入院をすると聞いたのは一週間前のこと。骨の病気なのだそうですが、気が良くて明るい性格のM君だったので、聞いたときはちょっとショックでした。

 その話を聞いて早速お見舞いに連れて行ってもらったところ、会っている分には本人は至って元気。

「思ったより元気そうで良かったよ」
「ええ、やっぱり動かすとちょっと痛いんですけどね」

「入院はまだ続くの?暇だったらブログでもやると良いのに。あ、病院内は電子機器は禁止だっけ」
「それがネット環境が整っていて、パソコンは使ってもいいらしいんです。義妹からも『やるといいのに』と進められているんですよ」

「あ、そうなの!じゃあ是非開設を楽しみにしていますよ。病気は闘いだから気を強く持って勝ってくるんだよ!」
「はい、気持ちは負けませんよ!」

 そのときはそんな会話をしましたが、今日その義妹さんからメールが届いて『義兄のブログが開設されました。応援よろしくお願いします』とのことでした。

 早速開いてみると…、おうおう、ベッドの上のM君の姿が目に浮かぶようです。片方の腕も手術をしたはずなので、どうやってキーボードを打っているのかなと思いを馳せながら、応援のメッセージを入れておきました。

    ※    ※    ※    ※

 病院も、こうしてネット環境が整えば、様子も分かるし気楽にお見舞いの声もかけられそうです。こんなところでもITは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)の向上に貢献しているようです。

 病気になってみると、健康なときには分からない不都合もたくさんありそうです。しかし、ネット環境があれば外の情報も得られるし、孤独にならずに済むというメリットを感じることができます。これもある種のバリアフリーなのかも知れません。

 さて、M君。病院の中からのメッセージをみんな待っていますよ。
コメント (3)
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