札幌の生活が始まりました。これからが私の北海道奮戦記ですが、北海道の人たちの心を耕してゆく、人心開拓記でもあります。
さて、今日は
■札幌の風景
■私のお仕事 の2本です。
【札幌の風景】
私の自宅は、札幌市の西区山の手というところです。
駅から家までは直線で約5kmほどで、天気がよければ自転車で十分楽珍なサイクリング程度の距離です。
掛川のスローライフNPOの事業で、24kmのサイクリングをしたことを思えば、全くたいしたことはありません。
もっとも、札幌市内にはまだ歩道などに残雪が残っていて、その溶けた水が道路を濡らしていて、この季節はとても自転車で快適なサイクリングと言うわけには行きません。
雪の積もらない掛川の春とは随分違うものであります。
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職場は札幌駅の北側100m程のところにあって、札幌駅からは至近の距離にある。
札幌駅までもバス停までの徒歩を含めても40分ほどで到着するので、実に便利。
とはいえ、掛川の時には通勤時間は車で6分徒歩で20分というところで、通勤時間というものをほとんど感じない生活でした。まあ、さすがにこちらではそうはいかないけれど、この程度の時間ならまだ近い方です。
札幌の街中には、沢山飲み屋があってバスの車窓からよく見えるけれど、そのほとんどが一生に一度も行くことのないお店でしょう。
「選べることが豊かさだ」といった人がいたけれど、選べなくたって幸せはあるはず。
幸せの本当の意味を私たちは分かっているだろうか。今が一番幸せだったことが、次の瞬間に分かるのです。
今というこの一瞬を幸せに生きられない人は、一生幸せにたどり着くのは難しいことでしょう。
【私のお仕事】
私の所属課は開発調整課という名前の課である。
開発という文字を取り除けば、調整課ということで、道路や河川などの具体の事業課ではなく、それらの事業間にまたがるような調整の仕事や、あるいは他の部門に属さないような特殊な分野を担当するのが仕事。
仕事の範囲も幅広で、調査費を使って明日の北海道のためになるような調査を行ったり、観光や景観評価、事業評価、ツール・ド・北海道、オートリゾート…などなど、実に守備範囲は広いです。
なかでも今年一番の目玉は、冷熱輸送というもので、これは苫東から氷を運んで首都圏にもちこもうというプロジェクトです。
これはまたいずれ詳しく述べたいけれど、暑い夏の首都圏を北海道の氷が冷やすと言う壮大なプロジェクトで、なかなか興味深いものがあります。
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座っていると、古くからの知人が面白がって訪ねてきては、「やあ、いたいた」と声をかけてくれる。古い友達はありがたい。
私の本を買ってくれた知人のNさんもやってきて、「僕の知人が一度ニセコ町で榛村市長さんの講演を聞いたんだそうですよ。それが印象的だったらしいんだけど、『今度その市長の下で助役として働いていた小松さんが戻ってきていますよ』と言ったら、『是非紹介してください』と言っていましたよ」とのこと。
何はなくとも、とにかく知人のネットワークこそありがたいものはない。
「面白そうな人は沢山いますか?」と訊くと、「へへ、いますよ~」とのこと。
私の人生の一番大事な数年が始まる。あと数年間のうちに、自分の本当にやれること、やりたいことが決まるのだ。
人生は短い。今を一生懸命行き続けるからこそ見える何かがあるはずだ、と思います。
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通称「鬼雅」と呼んでいる掛川で私の本の編集を担当してくれた女性が、公募されているコンテストに応募するための作品を仕上げたそうです。
原稿用紙で200枚と言うことだったが、とりあえず私の手元に84枚分の前編相当分だけが届いています。
テンポもなかなか良い。早く後編が見たいところ。
私の本の内容には、ガンガン突き上げてきた彼女なので、今度はこちらが鬼の編集者になって、ガンガン言いたいことを言ってやりたいのです。
立場が替わるという事も変わるね。