駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

東京バレエ団『ジゼル』

2021年03月01日 | 観劇記/タイトルさ行
 東京文化会館、2021年2月28日14時。

 音楽/アドルフ・アダン、振付/レオニード・ラヴロフスキー(ジュール・ペロー、ジャン・コラーリ、マリウス・プティパの原振付による)、改訂振付(パ・ド・ユイット)/ウラジーミル・ワシリーエフ、美術/ニコラ・ブノワ。
 この日はジゼル/沖香菜子、アルブレヒト/柄本弾、ヒラリオン/鳥海創、バチルド姫/政本絵美、ミルタ/伝田陽美。指揮/井田勝大、演奏/東京交響楽団。

 もっとしょっちゅう観ている気分だったのですが意外にも十二年ぶり? 前回の感想はこちら
 休憩込み2時間ちょっとの観やすい舞台ですが、さすがに派手さのなさがちょっと寂しく思えてきました。あと、1幕前半オケが全然鳴っていない印象だったのと、衣装含めセットの色味がなんかパッとしなくて、芝居の雰囲気も弱くて、輝きを感じなかったなー…しょぼん。
 どうしても音楽やストーリーを知っている古典ばっかりセレクトしがちなんだけれど、もっといろいろ観てみようかなと思いました。美しさにもいろいろあるはずですしね…久々にチラシの束をもらいましたが(こういうのも再開されたんですね。ちなみにお天気がよかったからか改装されたJR上野公園口改札はけっこうな人出でした。これで緊急事態宣言が解除なんかされた日には、みんなお花見に出歩くぞと思いましたね…)、中では『カルメン』『コッペリア』に興味が湧きました。いずれも以前観たことがある演目ですけれどね…今なら『ロミジュリ』が観たい(笑)。
 市松配席ではありませんでしたが販売は絞っていたようで、それでも2階どセンター席が普通に買えて、左右6席くらいガラ空きで前の席も何故か客が来なくて、たいそう快適に観られました。


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