宝塚バウホール、2012年1月10日ソワレ。
「声」やそのハーモニーをテーマにしたショー・エンターテイメント。作・演出/稲葉太地。
宇宙にインフィニティS(未涼亜希)がひとり佇み、歌い出す。重なり合う声たち。やがて彼らが乗ったインフィニティ号は地球へ、そして世界各国を巡るグレートジャーニーへ…
私は雪組さんが一番疎くて、主演まっつの他にはコマときんぐとナギショー、がんばればあすくんとレオくんくらい、娘役はヒメにあゆっちにあゆみちゃんくらい(あとあみちゃんか)しかわからないかも…でした。
チケットが自分では全然どうにもならなかったのですが、いろいろあって知人から2列目どセンターを譲っていただくことになり、近すぎて肉眼でもまっつの右頬にできたニキビがばっちり見えました(^^;)。その分全体は見づらく、また基本的に見上げ気味なので首が痛くなりましたが、楽しかったです。
しかしよく見えるのと顔の見分けがつくのとはまた別問題なので、プログラムをもう少し丁寧に作っていただくか、役名に細かくS、A、Bを振ってもらい、各場面のメインというかセンターは誰だったのかとか誰と誰が組んでいたのかとかがあとからでもわかる作りにしてくれると助かったんだけどなー…という感じです。みんな青年とかガールとかレディとかの役名で一絡げで、学年順にただ名前が並べられているだけじゃわかんないよー!
さて、場面の最初はアメリカ。セーラーたちがブロードウェイの名曲を楽しく歌い継ぐと、夜のマンハッタンに移ってムーディーに。ここでメインだったひーこちゃんのレディ・マンハッタン(笙乃茅桜)のダンスがすばらしかった! タコ足のオレンジのドレスも素敵でした。
続いてイギリス、きんぐが王(蓮城まこと)を演じるという洒落だけでなく、ストーリーというか設定があって意外によかった。王は戴冠しようとしていますが、それは海に散った仲間の兵士たちの犠牲があったからこそ、戦勝で得た空しく悲しい王冠だ…みたいな場面でした。『TRAFALGAR』で個人的になじみ深い「威風堂々」も印象的。
きんぐは上手いのか下手なのか私にはよくわからないのですが(^^;)、長身でスタイルがよくて笑顔がとにかくいいというか、なんかすごくいいタイミングですごくいい笑い方をするので、何度もハートをキュンキュンさせられました!(^^)
フランスに移ると、双子なのかな?ヒメとあゆっちがボーイハントの歌を歌い、だけど現れたあゆみちゃんに目当ての男性を奪われちゃって…みたいな感じ。
あゆみちゃんは男顔の娘役さんだなー程度にしか知らなかったのですが、こうして見ると顔が小さくてダンスがシャープで素敵でした。ここのグリーンのお衣装もよかった。
イタリアではゴンドリエーレの歌合戦。なのでナギショーもっとがんばろうね! せめてマイクで音量上げるとかできないのかなあ、声量出すための腹筋とかをもっと鍛えないと、これからバンバン役が付くと思うんで大変だよ!
あみちゃんの歌はさすがの安定感でした。
一幕ラストはドイツ。ヘル・ベルリンはポスターと同じフューシャピンクのベロアのジャケット。ポスターと同じお衣装が劇中にちゃんと出てくるのって意外にないので、私は嬉しかったです。
二幕はキューバから。赤と金のラテンが似合うわアモール・パシオン! 「キサス・キサス・キサス」のセクシーさがよかったです。
ハイチでは紅蓮の炎(沙月愛奈)がひたすらよかった! 黒蓮の炎(煌羽レオ)も素敵でしたが。
そしてヤンさん振り付けのスペイン、マタドールひとりで保たせる場面もすばらしかった…
続いてインド、MATZ MAHARAJA 2012!!
退屈したマハラジャが踊り出し、侍従も侍女も大騒ぎ! 楽しかったー!! でもあんな腰つきのエロいマハラジャの憂鬱はダンスくらいでは解消されないと思うよ、早く嫁をもらってあげてー!とショーもないことを考えてしまうくらいでした…
そしてフィリピン。熱帯の歌手(沙央くらま)コマがタガログ語で歌い、パピヨン(彩凪翔)ナギショーとフラワー(煌羽レオ)レオくんが踊りますが…なんかまだ色気が足りなかったかな…
韓国ではK-POP。私はまったくくわしくないのですがどうやら2PMの曲。初めてあすくんのいいと言われる歌声を聞いた気がします。顔は本当にえりぃに似ている…!
そして日本。黒燕尾で「荒城の月」。夢幻の淑女たちは桜色のドレスで、髪飾りがどれもみんな美しい。
最終章はみんなテラ。「青い星の上で」名曲だなあ!
アンコールのアカペラもすばらしかった。最後は下級生順にワンポーズずつのご挨拶。侍従でちょっとおっと思った天月翼くん、顔が好みというか、ちょっとアサコに似て見える…?
まっつの歌は本当に耳福で歌詞がきちんと聞き取れて意味がちゃんと伝わって、すばらしい。ダンスもいちいち気障でセクシーででも端正で品があってよかったです。みんなちゃんと学んでね盗んでね!
私はそのかバウは生では観ていないけれど、そのときもさかんにサヨナラ臭がすると言われていましたが、私はそんな感じは受けなかったけれどなあ…希望的観測にすぎますか?
でもお茶会でも「歌劇」の座談会でも、準備ができていたので話が来たときも飛び上がって喜ぶでもなく困って固まるでもなく、「はい、依頼をお引き受けいたします」みたいな感じだったと語っていたのが、ホントにそんな感じだったんだろうなと思えたし、主演できたからもういいやって満足して卒業する、というのとはちょっと違うかなと思ったんだけれどなあ…?
イヤ何がどうなるかわからないですけれどね…
今年の初遠征、久々の新幹線は楽しかったし定宿・宝塚ワシントンホテルの大浴場にもつかってきたし初めてフルールのたこ焼きも食べたし(大きかったけどなんということはなかった気が…)、ツイッターのフォロワーさんとの新年会もできて、楽しかったです。
お稽古入り待ちができなかったのが残念でしたが…宙組中日組はお稽古が休みで同じ時間の花組大劇場をご観劇だった模様です。
そうそう、まっつの挨拶は噛みカミで可愛かったですよ。明日がやっと休演日という中日、お疲れなんですよね(^^;)。「ご観劇」が「ごはん…」になっていました(^^;)。
仕事のミーティングもちょっとあって、いろいろ勉強になったこともあったのでした…
「声」やそのハーモニーをテーマにしたショー・エンターテイメント。作・演出/稲葉太地。
宇宙にインフィニティS(未涼亜希)がひとり佇み、歌い出す。重なり合う声たち。やがて彼らが乗ったインフィニティ号は地球へ、そして世界各国を巡るグレートジャーニーへ…
私は雪組さんが一番疎くて、主演まっつの他にはコマときんぐとナギショー、がんばればあすくんとレオくんくらい、娘役はヒメにあゆっちにあゆみちゃんくらい(あとあみちゃんか)しかわからないかも…でした。
チケットが自分では全然どうにもならなかったのですが、いろいろあって知人から2列目どセンターを譲っていただくことになり、近すぎて肉眼でもまっつの右頬にできたニキビがばっちり見えました(^^;)。その分全体は見づらく、また基本的に見上げ気味なので首が痛くなりましたが、楽しかったです。
しかしよく見えるのと顔の見分けがつくのとはまた別問題なので、プログラムをもう少し丁寧に作っていただくか、役名に細かくS、A、Bを振ってもらい、各場面のメインというかセンターは誰だったのかとか誰と誰が組んでいたのかとかがあとからでもわかる作りにしてくれると助かったんだけどなー…という感じです。みんな青年とかガールとかレディとかの役名で一絡げで、学年順にただ名前が並べられているだけじゃわかんないよー!
さて、場面の最初はアメリカ。セーラーたちがブロードウェイの名曲を楽しく歌い継ぐと、夜のマンハッタンに移ってムーディーに。ここでメインだったひーこちゃんのレディ・マンハッタン(笙乃茅桜)のダンスがすばらしかった! タコ足のオレンジのドレスも素敵でした。
続いてイギリス、きんぐが王(蓮城まこと)を演じるという洒落だけでなく、ストーリーというか設定があって意外によかった。王は戴冠しようとしていますが、それは海に散った仲間の兵士たちの犠牲があったからこそ、戦勝で得た空しく悲しい王冠だ…みたいな場面でした。『TRAFALGAR』で個人的になじみ深い「威風堂々」も印象的。
きんぐは上手いのか下手なのか私にはよくわからないのですが(^^;)、長身でスタイルがよくて笑顔がとにかくいいというか、なんかすごくいいタイミングですごくいい笑い方をするので、何度もハートをキュンキュンさせられました!(^^)
フランスに移ると、双子なのかな?ヒメとあゆっちがボーイハントの歌を歌い、だけど現れたあゆみちゃんに目当ての男性を奪われちゃって…みたいな感じ。
あゆみちゃんは男顔の娘役さんだなー程度にしか知らなかったのですが、こうして見ると顔が小さくてダンスがシャープで素敵でした。ここのグリーンのお衣装もよかった。
イタリアではゴンドリエーレの歌合戦。なのでナギショーもっとがんばろうね! せめてマイクで音量上げるとかできないのかなあ、声量出すための腹筋とかをもっと鍛えないと、これからバンバン役が付くと思うんで大変だよ!
あみちゃんの歌はさすがの安定感でした。
一幕ラストはドイツ。ヘル・ベルリンはポスターと同じフューシャピンクのベロアのジャケット。ポスターと同じお衣装が劇中にちゃんと出てくるのって意外にないので、私は嬉しかったです。
二幕はキューバから。赤と金のラテンが似合うわアモール・パシオン! 「キサス・キサス・キサス」のセクシーさがよかったです。
ハイチでは紅蓮の炎(沙月愛奈)がひたすらよかった! 黒蓮の炎(煌羽レオ)も素敵でしたが。
そしてヤンさん振り付けのスペイン、マタドールひとりで保たせる場面もすばらしかった…
続いてインド、MATZ MAHARAJA 2012!!
退屈したマハラジャが踊り出し、侍従も侍女も大騒ぎ! 楽しかったー!! でもあんな腰つきのエロいマハラジャの憂鬱はダンスくらいでは解消されないと思うよ、早く嫁をもらってあげてー!とショーもないことを考えてしまうくらいでした…
そしてフィリピン。熱帯の歌手(沙央くらま)コマがタガログ語で歌い、パピヨン(彩凪翔)ナギショーとフラワー(煌羽レオ)レオくんが踊りますが…なんかまだ色気が足りなかったかな…
韓国ではK-POP。私はまったくくわしくないのですがどうやら2PMの曲。初めてあすくんのいいと言われる歌声を聞いた気がします。顔は本当にえりぃに似ている…!
そして日本。黒燕尾で「荒城の月」。夢幻の淑女たちは桜色のドレスで、髪飾りがどれもみんな美しい。
最終章はみんなテラ。「青い星の上で」名曲だなあ!
アンコールのアカペラもすばらしかった。最後は下級生順にワンポーズずつのご挨拶。侍従でちょっとおっと思った天月翼くん、顔が好みというか、ちょっとアサコに似て見える…?
まっつの歌は本当に耳福で歌詞がきちんと聞き取れて意味がちゃんと伝わって、すばらしい。ダンスもいちいち気障でセクシーででも端正で品があってよかったです。みんなちゃんと学んでね盗んでね!
私はそのかバウは生では観ていないけれど、そのときもさかんにサヨナラ臭がすると言われていましたが、私はそんな感じは受けなかったけれどなあ…希望的観測にすぎますか?
でもお茶会でも「歌劇」の座談会でも、準備ができていたので話が来たときも飛び上がって喜ぶでもなく困って固まるでもなく、「はい、依頼をお引き受けいたします」みたいな感じだったと語っていたのが、ホントにそんな感じだったんだろうなと思えたし、主演できたからもういいやって満足して卒業する、というのとはちょっと違うかなと思ったんだけれどなあ…?
イヤ何がどうなるかわからないですけれどね…
今年の初遠征、久々の新幹線は楽しかったし定宿・宝塚ワシントンホテルの大浴場にもつかってきたし初めてフルールのたこ焼きも食べたし(大きかったけどなんということはなかった気が…)、ツイッターのフォロワーさんとの新年会もできて、楽しかったです。
お稽古入り待ちができなかったのが残念でしたが…宙組中日組はお稽古が休みで同じ時間の花組大劇場をご観劇だった模様です。
そうそう、まっつの挨拶は噛みカミで可愛かったですよ。明日がやっと休演日という中日、お疲れなんですよね(^^;)。「ご観劇」が「ごはん…」になっていました(^^;)。
仕事のミーティングもちょっとあって、いろいろ勉強になったこともあったのでした…
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