駒子の備忘録

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西本智実&ロイヤルメトロポリタン管弦楽団

2011年09月04日 | 観劇記/クラシック・コンサート
特別演奏会~バレエ音楽&オペラティックコンサート~

 文京シビックホール、2011年9月1日ソワレ

 第1部はチャイコフスキーの『白鳥の湖』全曲版より抜粋。
 第2部はプッチーニの『トスカ』より四曲。
 進行に黒田知永子。

 女性がすごく多い楽団でびっくりしました。
 コンミスさん、動くタイプで見ていて楽しかったなあ(^^)。
 でも弦はすっごい繊細で温かで優しくて、「ワルツ」でうっかり泣きそうになってしまった…
 イントロのオーボエのメロディがひっくり返っていわゆる「白鳥の湖」のあの有名なメロディになる、など解説も楽しかったです。

 『トスカ』からはまずカヴァラドッシのアリア「妙なる調和」から。
 歌い終わった絶妙なたころで「ブラヴォー!」の掛け声がかかって、ニッコリしたテノールの上本訓久さんが可愛らしかったです。
 続いて「マリオ、マリオ…」のトスカとのデュエット、トスカのアリア「歌に生き、愛に生き」、カヴァラドッシのアリア「星はきらめき」でした。進行も「星は光りぬ」と言ってしまっていたけれどね…
 コンサート形式のオペラも楽しいかもな、と思わせられました。
 ソプラノは小林厚子さん。白いドレスの裾の翻りが美しかったなあ…

 アンコールは『椿姫』より「乾杯の歌」。
 小林さんをエスコートする西本さんが宝塚の男役のようでしたよ…違うタイプでまた燕尾服が似合うよねえ…
 エネルギッシュな指揮も堪能しました。

 綺麗なホールでホワイエも素敵でよかったなあ。
 クラシック用の小さめなホールはけっこういろいろ素敵なところがあるものですね。
 なんでもサントリーホールじゃなくていいんだなあ…
 またいろいろ聴きたいです。
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2 コメント

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最高でした! (オケがんばれ)
2011-09-11 12:28:42
私もこのコンサートを見に行きました。クラシックファンではないのですが、楽しみました。オーケストラと西本さんの息がぴったりでしたね。在京オケの多い中、こんな素晴らしいオーケストラがあるなんてビックリ!!もっともっと評価されて良いと思います。文化庁は長大オケなどに助成金を渡さずに、実力あるこんなオケを育てて欲しいです。来年2月にも西本さんとロイヤルメトロポリタン管弦楽団のコンビで演奏会があるそうですが、はずせません(笑)。
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オケがんばれさんへ (駒子)
2011-09-19 14:03:31
そう、オーケストラって大小たくさんあるしみんな個性があって楽しいな、と思いました。
来年2月の公演もチェックしてみます。
コメントありがとうございました!
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