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「三河物語 第三 下」の解読 6


(裏の畑のユリの花)

近頃、カレーが残ると、昼に必ずカレーうどんを作るように決めていて、今日のお昼もカレーうどんを作った。コツが判ってきて、この頃はけっこう上手に出来るようになったと、自負している。

ネットで、話題に出来そうな古文書を探していて、「疫病神の詫び状」という古文書を見付けた。これを8月の講座の、話題の古文書にしようと、今日解読した。

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「三河物語 第三 下」の解読を続ける。

その外、若き衆、家老どもは、鳥居四郎左衛門、本田肥後守、加藤宗之丞、同九郎次郎、米津小大夫、大久保新蔵、河井やっと兵衛、杉之原なっと兵衛、榊原摂津守、成瀬藤蔵、石河半三郎、夏目次郎左衛門、河井又五郎、松山久内、賀藤源四郎、松平弥右衛門殿、何れもこの外に、この通りの衆、数多候らえども、記すに及ばず。

然る処に、信玄は犀ヶ崖にて、首どもを実検して、そのまま、陣とらせ給う所に、大久保七郎右衛門が申上げるは、かように弱々としては、弥々(いよいよ)敵方気負い申すべし。然れば、諸手(しょて)の鉄砲をお集めなされ給え。我等が召し連れて、夜打ちを仕らんと申し上げれば、尤も、と御にて、諸手を集め申すとも、出る者もなし。漸々(ようよう)諸手よりして、鉄砲が二、三十挺ばかり出るを、我が手前の鉄砲に相加えて、百挺ばかり召し連れて、犀ヶ崖へ行きて、つるべで、敵陣へ打ち込みければ、
※ 諚(じょう)➜ 貴人の命令。仰せ。おことば。
※ つるべ打ち(つるべうち)➜ 弓矢や火縄銃などにおいて、交代で続けざまに打つこと。
(「三河物語 第三 下」つづく)

読書:「呪詛の文 御広敷用人 大奥記録 11」 上田秀人 著
読書:「用心棒たちの危機 はぐれ長屋の用心棒 43」 鳥羽亮 著
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