「駿河安蘇備 上」を読む ５１

散歩の途中、国一の消音フェンスに掛かるツルウメモドキ

暮れに、ご近所からリースにしたツルウメモドキを頂いた

ツルウメモドキはこんな所に生えている

「駿河安蘇備」の上巻の解読を続ける。

一 頸塚の森　同所　夷賊の頭を埋めし所という。その余、旧跡多し。

一 一里塚　同村にあり。江尻駅へ一里あり。南長沼へ一里あり。草薙社の

鳥居、ここ官道に立てり。

一 御茶屋跡　同所　釜の段という所にあり。御上洛の時の御茶屋

跡という。松並木の内にあり。

一 谷田　草薙の梺(ふもと)にあり。風土記　草薙山或いは矢田山、云々。

一 七々新屋　同記　新居、云々。和名抄　新居、云々。

一 北脇　巴川の辺りなり。今川軍記　北脇の城主、北脇善十郎光定と

あり。いま大門という所、城門の跡という。

一 渋川　同所　東鑑に梶原を討ちし人なり。

曽我物語　渋川中務丞兼貞。その子、渋川次郎朝貞、云々。

一 元追分　官道江尻駅の西、松並木あり。

（つづく）