平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
再びの巨木巡礼 88 池田神社のクスノキ
池田神社のクスノキ(No.1)
12月15日、2ヶ所目は、静岡市駿河区池田の池田神社のクスノキである。池田神社は軍神社から東へ2キロメートルほどのところなのだが、街中では言葉で説明は難しい。カーナビが頼りでたどり着いた。
池田神社のはそれほど広くない境内に、「静岡県の巨木」に3本のクスノキが載っている。
No.1 幹周囲6.00メートル、樹高29メートル
No.2 幹周囲3.25メートル、樹高29メートル
No.3 幹周囲3.10メートル、樹高27メートル
最大木は社殿右手奥に隠れるように立っていた。冬の日がいっぱい当って、幹が一番見やすい位置からは、影とのコントラストが強くて良い写真になりそうになかったので、裏へ廻って逆光を恐れずに撮ってみた。
池田神社のクスノキ(No.1)、想像以上に太いのに驚いた
早速、巻き尺で測ってみたら、何と7.4メートルあった。30年まえが6メートルだったから、1.4メートル太くなっている。測り間違いがあったのかとも思ったが、それだけの貫録を備えている。
もう2本は社殿前の左右にあった。
本殿左手の池田神社のクスノキ(No.2)
左側のNo.2のクスノキは計測すると、幹周囲4.15メートルで80センチメートル太くなっている。また右側のNo.3のクスノキは、幹周囲3.8メートルで、70センチメートル太くなっている。どうやら、池田神社のクスノキはまだ樹勢が旺盛な壮年期のクスノキなのだろう。
本殿右手の池田神社のクスノキ(No.3)
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午後、駿河古文書会で静岡に行く。昨日、今日と、明日の2講座の準備に追われた。これが終れば、今年も仕事納めである。
読書:「梅花下駄 照降町四季(三)」 佐伯泰英 著
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