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九州国立博物館

               (ビッグウェーブを思わせる九州国立博物館)

土曜日に八女で仕事を終え、日曜日は静岡へ帰るだけであった。日曜日は晴れると聞いて、以前から気になっていた九州国立博物館をこの機会に見て帰りたいと事務所の人に話した。そこまでのルート、九州国立博物館への地図や案内など皆んなでネットで調べてくれた。行ったことのあるS君は「私には少し難しかった」と感想を述べた。

九州国立博物館は2005年10月に、全国で4番目の国立博物館として、「日本文化の形成をアジア史的視点から捉える」をコンセプトとして開館した。ちなみの外の三つの国立博物館は東京、京都、奈良にある。

羽犬塚駅前からバスで西鉄久留米駅前まで行き、西鉄の電車に乗りかえて、二日市で太宰府線に乗り継ぎ、太宰府駅までいく。なかなかストレートには行けない。予報に反して霧雨が降っていたが、太宰府駅では止んだ。

太宰府天満宮へ参拝したのち、天満宮の右手の山の中に九州国立博物館はある。山中の九州国立博物館にはエスカレーターとトンネルで結ばれている。博物館の建物はビッグウェーブを思わせるような大きな建物だった。

4階には「海の道、アジアの道」と題された常設の文化交流展がある。ここには日本(あるいは九州)と中国、朝鮮、沖縄、ヨーロッパとの交流(戦いも含めて)という切り口で、文物をジャンル分けして展示してある。

入館者が多く混み合っている上に、時間が無くてざっと見ただけで理解するのは大変難しい。もっと空いている時に、ゆっくり時間を掛けて、あちこちに用意された映像資料なども丹念に見ながら周ると分かってくるものがあるのであろう。

展示コーナーのジャンルを幾つか書き出してみると、「倭人伝の世界」「にぎやかな古墳のまつり」「かね、すず、たいこ」「遣唐使とシルクロード」など、ゆっくり見れば一つのコーナーだけでも一つの世界が感じられそうである。

3階では特別展として、「うるまちゅら島 琉球」展が催されていた。
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