たまおのページ

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このじきおもいだすすきーに

2015年01月29日 | Weblog
1月 29日

 この時期になると思いだすねぇ。その2

 スキーのこと。
 昨日とは別のスキー場。雪が3mぐらいは
当たり前という信州のスキー場でした。
 3~4シーズンぐらい同じ民宿に泊って
いたんです。
 朝、夜行列車で駅に着いて、駅から1km
ぐらい雪をかき分けるように歩いくと民宿街に
着きます。(あのころは山へ行くには夜行
列車でしたねぇ。温暖化じゃなかったから
雪も多いし、民宿だと駅とかスキー場まで
車で送迎っていうのもありませんでした)

 んで、30分ぐらい歩いて民宿へ到着。
 玄関前には大人しい犬(雑種の日本犬)が
いました。
 「よっ元気だったかい。今年も来たよ。」
って声をかけると、シッポを振っていましたね。

 スキー場には低速リフト(普通のリフトなん
ですが、昔のリフトはとにかく遅い。最近は
どこでも高速リフトやゴンドラがあるよね)
 10分以上もリフトで風にさらされて、ガタ
ガタ震えながらやっと終点。
 上越方面と違って、リフト待ちがなかった
けれど、ガンバッテも1日に15本ぐらいしか
滑ることができませんでしたね。

 冷え切った体で宿に戻ると、まずはお風呂だ
よね。
 この宿に世話になってから3シーズン目の
とき、お風呂から上がってきた女性陣が「ねぇ
ねぇ。ここのお風呂はヘンよ。」
 「なにが?」
 「女風呂の鍵が外側についているのよ。」
 「そんなわけないだろ。」って確認しに
行ったら、ほんとに外側に簡易な止め具が
付いていましたね。なんで外だろ?でした。

 んで、風呂を上がったらお待ちかねの夕食。
そのころはみんな若かったから、よく食べまし
たねぇ。肉が少なくて野菜が多い鍋が定番の
宿でしたが、ご飯を一人3杯は食べていたし、
生たまごを貰って鍋をオジヤにして食べました。
 
 翌年シーズン。やはり雪をかきわけて早朝に
宿へ到着。
 玄関前には犬小屋だけで犬はいませんでした。
 「あれ、犬がいないねぇ。死んじゃったの
かなぁ?」
 なんて言いながら宿に入ったんですが、なぜ
犬がいないのか、宿の人に理由は聞いていま
せんでした。

 そいで、スキーを終えて、冷えた体を風呂で
温めて、夕食の時間。
 「いつもの鍋だけど、今夜は肉が多いよ。」
 「そうだねぇ。私たちがよく食べるから、
宿の人が肉を多めに入れてくれたのかしら?」
 「そういえばそうだなぁ。いわゆる常連に
なったしな。宿もサービスだよサービス。」
 
 ウマイ旨いとみんな大喜びでオジヤも完食。
 「うーぅ、腹いっぱいで動けない。」
 「食べたわよね。満腹よ。」
 「残ったら犬にやろうと思ったのに、犬は
どうしたのかなぁ?」
 「さっきお前が食ったろ。」
 「・・・」

 この宿とは、その年でお別れでした。
 あっ、本当に犬が・・・というわけじゃない
とアタイは思うけど。どでしょ?(^^ゞ
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