8月 31日
ボランティア仲間のこと。その1
フードバンク、いろいろな理由でボランティアとしてやってくる人がいま
す。それなりの年齢の男性は、定年退職してやることが無いからボランティア
でも。って人が多いです。8月は中高生が夏休みにボランティア体験でやって
きます。
「このフードバンクをどうやって知ったの?」
「学校の授業で習いました」
「そうなんだね。ここのことが教科書に載ってるからね」
「公民の先生が『こういう団体があるから行ってくれば?』と教えてくれ
ました」
「良い先生だね。なんでも経験・体験してみなきゃね」
「友だちが夏休みの初めごろに、ここのボランティアに参加していて、
どんなことをするのか教えてくれたので、私もやってみようと思って来まし
た」
「今回、その友だちは一緒に来たの?」
「来ていません」(笑)
なかなか自分の意思で参加しよう。という踏ん切りはつきませんよ。だれ
かが背中を押してくれると一歩前に出せますよね。
中高生、殆どの人が1回だけの参加ですね。たまぁに何度も来る人がいます
が、そういう人は大人になってからも社会の役に立つ活動を続けてくれると
思います。
インド人の高校生(インド人のインターナショナルスクールに通っている)
夏休み中に何度も手伝いに来てくれていました。
日本人の目からだと20代~30代に見える。とても10代とは思わない。
顔は髭だらけガッチリ体形で身長は180cmぐらい。
自分から動くし、指示したときもよく働いてくれました。
んで、こないだの休憩時間に。
「あの子、頭が良さそうだよね。インド人だから理数系が得意かなぁ」と、
ボランティア仲間のAさん。
「優秀よぉ。親も知的な仕事をしているし」と、スタッフさん。
「3桁とか4桁の掛け算ができるんだよねインド人は」と、Aさん。
「3桁の掛け算はできるけど、1桁はダメだったりして。999X999は
計算できても、9X9は答えられないかもね」(笑)
(そんなことはない。アタイのバカッ話です)
別の人(Eさん)。
英語が話せるのを知っていたのですが、会話はあまりしたことがなかった
Eさん(30代~40代に見える女性)と、届いた荷物の仕分け作業をしな
がら会話。
「英語が上手ですよね。どこかで習ったんですか?」
「アメリカで生活していたんです」と、Eさん。
「50年ぐらい?」
「違いますよぉ。そんなに歳は取っていません」(笑)
「じゃ、何年?」
「アメリカには10数年暮らしていました」
「だから英語がペラペラなんだね。何してたの?」
「幼稚園から高校まで。それから大学に入って、日本とアメリカを行ったり
来たり」
「あっ、外資系の〇〇証券会社から届いてる。あそこはいつも送ってくれる
よね。いい会社だ」と、Aさん。
「その会社、主人が勤めています」と、Eさん。
ダンナもさすがに優秀なんでなぁ。なんて思いましたね。
ボランティア、参加理由はいろいろですが、楽しい人が多いです。(^^)/