ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

釣りキチ 三平 は永遠なり(^-^)

2020年12月01日 06時28分00秒 | 釣りバカ
どうも。

あの漫画家の矢口高雄さんが亡くなったということを数日前に知りました。
代表的な作品は、釣りキチ三平ですね。他にも、ネコやら動物の物語、父とカジカ突きをした男性の懐かしい少年時代の話。戦争やらいろいろ漫画にされた方かなと思います。

僕と矢口高雄さんの釣りキチ三平との出会いは、小学生の頃の母の実家にて、おじが何冊かの漫画を捨てようと納屋においてあったマンガ本をもらったことです。

それが矢口高雄作品の釣りキチ三平、バチ猫、などの数冊で、、それを機に、何冊も買い増した訳でもなく、もらった本を時折読んでは、楽しんできました。

本当に、人や魚、いきもの、自然がイキイキと描かれ大好きな作品ばかりです。
ヤマブドウのジュースとか美味しそうに飲むんですよね。

主人公や中心人物はイケメンで描かれるのは様々なマンガでみられますけどなんでなんでしょう。。

栗の木につく虫の内臓から釣り糸を作るとか、馬の尻尾の毛を釣り糸にしたり、雪の積もる冬に小さな池に雪を落とし貯めて真ん中に穴を開けると水と魚が噴き出すとか。嶋大輔の曲をウォークマンで聴きながら寝転んで、毛バリでハヤを釣ったり。
縫い針を熱で曲げて釣り針にするというのは、マネしました。釣れたような釣れなかったような(^^)

双頭イワナや、バチヘビ(ツチノコ)、コクレンなどいろいろ実在する?しない?いきものをとりあげて物語を描いていました。
なかでも、高知の四万十川を舞台にしたアカメには惹かれました。

釣り人なら、夢みる魚 アカメ
潜って見たわけでもないでしょうし、資料やネットもない時代に、未知の魚を、ミステリアスに魅力的に描く、本当にすごいです。
アカメはオーストラリアや東南アジアなどに生息するバラマンディと同じと考えられといましたが、今では別種とされています。他にも似た魚にナイルパーチという魚がアフリカにいますが、淡水魚のようです。浅い沿岸部や汽水域に棲むアカメは四万十川が知られていますが、四国、九州にも分布するらしいですが、確認されている最北端が勝間田川という僕の住む近くに流れる全長10キロちょいの川みたいです。
他にも、浜名湖で幼魚が見つかったり(大きな個体は見つからないとか)、横浜で50センチ2キロほどのアカメが何匹も釣れたとかいう話もネットで見たような・・・

で、勝間田川ですが、今まで大きなアカメの話は聞いたこともありませんし、、昔とは川の環境もだいぶ変わりました。
本当にいるのでしょうか?幼魚なのかな。ネットには”勝間田川 アカメ”で調べれば出てきますが。
最近、神奈川の相模川でも釣れたようで。

数年前に、某港で餌の小魚がわんさかいるときに、それまでジッとテトラの影で風を避けていたオジイサンがムクッと起き上がり、魚を掛けて釣り上げていました。チャンスタイムがわかるんですね。人を近づけたがらない雰囲気のオジイサン、、『ちょっと魚見せてください。』と、暗闇のなかで少し魚をライトで照らさせてもらって見ましたが、ヒラスズキにしては??と思うとこがあり、今でもあれはアカメだったんじゃと思います。










↑アカメ釣りはゴツいタックルや糸を使うと聞いたことがあります。掛けたら確実に獲る、やり取りは短くし魚を弱らせないために。神様のような少し特別な魚だと。



↑アカメが釣れたらムナビレあたりをくすぐると口を開けるそうです。


↑アカメを掛けた三平くんだが。小舟から引っ張り出されてしまう・・・


↑ライバルの秘密兵器を借りて!?


↑アカメを釣るより、スキー板を履く方が難易度が高い!?アンパンマンの顔を付け替えるのも難しそうですけど。

↑ライバルから潜水艦といわれる巨大アカメをまかされて・・・


↑デカっ!アカメは登場人物の結婚式のさい地域民に御披露目され、また四万十川に放されました。

釣りキチ三平のアカメと勝間田川のアカメについては春くらいから書こう書こうと思っていたところ矢口高雄さんの訃報でした。

ランドセルを放り投げて、釣りに行くワクワクした感じ、いつまでも忘れたくないですね!
矢口高雄さん、釣りキチ三平くん、ありがとう!


そういえば・・・昨日、先輩が番組を持つインターネット配信のやいづTVに出ましたが緊張のあまり猪突猛進の放送に・・・恥ずかしすぎました。
11月30日、イイサオの日ということで笑いヨガも僕にピシャリでした。
こちらもまた、いい経験になりました。