カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「B.C.RICH モッキンバード 《step1》」

2019年08月02日 | 製作日記 モッキンバード

暑中お見舞い申し上げます。
7月がそんなに暑くなかったので「今年は大したことないんじゃないか」
とかバカにしてたら来ましたね、本気の暑さが…。
連日アイスコーヒーでも飲まなきゃやってられん暑さです(^^A。
…で、先日近所(都島区)にある「トヨクニコーヒー」というレトロカフェで
お昼を頂いてきました。ここは建物自体が100年近く昔のもので
最古の鉄筋コンクリートと云われる程貴重なものです。
典型的な文化住宅そのものという感じの部屋で自分がいただいたのは
“牛スジカレー”。ドリンク付きでカレーはよく煮込んだ牛スジが
入っており、きざみネギが載っててなんだか“土手焼き”のようで
たいへん美味しかったです。他にも“オムライス”とか、
コーヒーと頂くケーキとかありますし、古い建物やら、
レトロな雰囲気が好みな方は行ってみてください。

で、カシメル工房では久しぶりにフルスクラッチビルドを始めました。
あいや、でも船とかヒコーキじゃなく“エレキギター”なんだけど(笑)。
前に自分はエレキギターを弾いてたことがあって、その時気になってた
ギターがB.C.RICH USAの“モッキンバード”という
ヤツだった、とココで記したんだけど、それを作ってやろうと…。
タマに楽器店に行くけどもう全然見かけないんだよなB.C.RICH USA。
国内でライセンス生産だかなんだかのはあるんだけど。
~USAとは何が違うかって先ず見た目が全然~USAの方が仕上がりが綺麗。
それと一本一本職人が木材から削り出してるので個々にビミョーに
形が違う(^^;。で価格も高いしね。加えて必ず“スルーネック”だった。
“スルーネック”っていうのは左手で握って舷を押さえる細い部分(ネック)が
本体部分の下まで一体の木材から削り出した構造のこと。

この方が本体とネックの間で接いだものより音質がいいらしい。
でもその場合幅のある本体部分は材料節約の意味で
ネックから一体の部分の両側に別の木材を接合して縦割りに3ピースになっている。
だから仕上げが木目調の物を見ると真ん中と左右が違う種類の木だったりするのが
よく解るのだ。 …随分突っ込んだハナシになったけどとにかくは高級な物で
あるのは確かだ。最近一回だけこの~USAモッキンバードが中古で売ってるのを
見かけたけど、当然自分はもう弾けないので買う訳にもいかず、
それからは一度も実物に出会っていない。
じゃあ音が出なくていいならプラ材で作りゃあいいじゃん、と思った。
自分の好みの仕上げをコピーした、壁飾り的な物体を作ってみることに。

↓ネット上の楽器情報やらの写真で正面から写ったものを持ってくる。
これを自分が狙った大きさになるよう紙にプリント。

↓更にそのシルエットを別の紙に写して形に切り抜く。

↓シルエットをプラボードに描き写して切断。
この場合カッターナイフでなんとか切り出せる2mm厚のプラボードを使用。
曲線だと結構しんどいのである。これを3枚分繰り返す(汗)。

↓本体は2mmプラボード3枚重ね+1mmプラ板1枚(前面のみ)、
ネック部分は2mmプラボード2枚が重なった状態。
ネックは本体に対し2~3度くらい後ろ側に傾斜した形なので
重ね接着時に写真のような強制曲げ接着固定を実施。

↓固まったら側面をヤスリで整えてパテで滑らかな面にする。

↓現在こんな状況。


プラモデルが流行り出した頃、エレキギターのプラモも売ってたんだよな。
飾ると結構カッコいいんだ。ドラムスとかもあった。
でもそんなアイテムも、もう45年以上見ていないなあ。
実はエレキギターをやってた高校生時代、もっと小さいものだったけど
エレキギターのプラ工作をしていたんだ。変形ボディーのやつとか、
実物で欲しくなったけど買えないようなヤツを片っ端からプラ板で作り
遂には20本くらいになった。長さは皆10cm余りだったので
そうも精密なものではなかったし。
今はその時代より道具も素材もいいものがあるのでよりリアルに
再現出来る筈、と踏んでるんだけどどうなることやら…f(^^;
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「メカコレ ガトランティス... | トップ | 「B.C.RICH モッキン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

製作日記 モッキンバード」カテゴリの最新記事