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「ロビー・ザ・ロボット Ⅷ」

2017年01月02日 | 製作日記 ロビー・ザ・ロボット
新年あけましておめでとうございます。
自分は帰る田舎もなくて、正月からヒマなのでブログ更新でもしている次第。

↓で、最後にクリアードームを取り付けてロビー本体は完成なんだけど、
パーツ板厚の大きさで矢印部のように縁が白く目立ってしまうんだこれが。
パーツ全体に当った光が導光されてここに集まるからかと。

↓自分はそんな場合この縁の部分に“スモーク”か“クリアーブラック”等の
塗料を塗る。するとご覧のように光が集まらず黒くなって目立たなくなるんだ。

↓レーザーブラスターも着色~。
ベースはメタリックグレーに黒を足して暗くした色。
ヒツコイけどレトロフューチャーでカッコイイデザインだなあ。
プロップガンのレプリカ欲しい。

↓ベースを塗装。
“アルテア4”の地表はサンド系の色やらグレーやらグリーンっぽい色が
いろいろあってなんだかよく解らない感じ。判りにくいけどなんと無ーく
そのトリコロール感を再現。スミイレとドライブラシで仕上げた。

↓全て組み立てて完成。お付き合いお疲れ様でした。
ロビーの「単なるメタリックグレーじゃないよな」みたいな鈍い
金属感はやはり完璧とはいかず75点といったところか(^^;。

↓…写真資料をよく見ると実物はこのクリアードームのパーツは後頭部側にも
キレイに回り込んでいて首の後ろに並んだ放熱板直上まであるのが判るんだ。
だから今回後で追加した後頭部の縦棒みたいな突起はドームと後頭部面間に
スキマを空ける為のスペーサーなのではないかと。 このキット含めて
今までの殆どのオモチャはそうなってないのな。まぁそうするのは難しいけど。

↓大昔に買ったこんなオモチャがあったので並べてみた。
1984年に増田屋というメーカーから発売されていたもので
これがまたよー出来てまして(^^。ゼンマイ巻くと足の下から出たロッドで
ノコノコ歩く。「…確かにこんな歩き方だよな」と顔がほころぶ。



メジャーなモノでは“SFロボット”の元祖といえるロビー・ザ・ロボット。
古いブリキのおもちゃでもこのデザインを踏襲しているものを多数見かけたりする程だ。
自分達の世代ならロボットというとこの数珠繋ぎの手足やクリアードームを思い浮かべてしまう。

デザイナーは日系アメリカ人で、ロバート・キノシタさんというヒトである。
しかし一昨年100歳で亡くなったそうだ。すばらしいデザインをありがとう^^)/。
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