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「紫電11型(八)」

2016年10月16日 | 製作日記 紫電11型
↓企んでいたディスプレイ台の製作に入ります。
先ずは3mm厚のプラボードにこんな絵を描いて…。

↓切り抜いたものがこれ。

↓…これはあれですわアレ。
本土攻撃に来る敵を迎撃する局地戦闘機を爆撃から守ったり
カムフラージュしたりする用途で作られた“掩体壕(えんたいごう)”と
呼ばれた格納庫。かなりの強度が強いられた為、円筒状に固められた
鉄筋コンクリート製の屋根を持つのだ。当時は凄い数がつくられた上に、
頑丈なので戦後になっても壊すのが大変だった。なので今も郊外の畑の横に
多数残っていたりして倉庫とか子供が遊ぶ遊具なんかに利用されていたりするらしい。
これに興味を持った自分はいつか作ろうと密かに考えていたんだ。
実は紫電を買ったのもこれを企んでいた為だったんである。

↓作る上でいちばん不安だったのがこの円筒状の屋根。
1mm厚のプラ板を曲げて作るんだけど上手く固定出来るのかとか…。
今回手でクニュクニュと力をかけてみるとそこそこいい感じに反ってくれたので
写真のように湾曲した形に切り出したプラ板で固定した。

↓もう一つ厄介なのは円筒の屋根を斜めにカットするような設定の
配置にしたのでその断面を塞ぐ板の形を出すのがこれまた面倒くさい。
あーまぁなんとかなったけど^^。

↓この作業で意外に役に立ったのがコレ。製図用の“R定規(テンプレート)”。
本来コンパスを使わずにRを引くズボラな道具なんだけど
屋根のカットした断面部分にあてがって大体のR値を割り出すのに
非常に便利だった。そういうのはコンパスでは無理なのな。

↓…で、セロテープで仮留めして組み立てるとこんな。
当然実際は後ろ側はもっと大きいけど、デコパのサイズからこんな形になった。

↓蒲鉾型がこんな角度で切れているので塞ぐ板の形が出しにくかったワケだ(^^;。


当ブログもこの10月で開設3周年を迎えることが出来ました。
開設当初は一日15~20人くらいの方(多分知り合いばかり笑)に来て
いただいていた状況でしたが現在に至っては一日に100~140人の
方々が覗いていただいているようです。
見に来てくれる人がいるからこそブログを更新する意欲も出るわけで、
ここまで続いているのも来てくれる方々のおかげと云えます。
まぁなんかダラダラとのんきな製作日記ではありますが
これからもこの調子で続けていこうと思いますので宜しくお願い致します。
お礼までm(__)m
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