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「紫電11型(四)」

2016年09月20日 | 製作日記 紫電11型
↓これはカウルフラップの部品。
以前からレシプロ戦闘機を作るとしたらカウルフラップが開いている状態を
やってみたかった。1/72じゃちょっと小さいけどやってみる。
写真左は部品そのまま状態。右はフラップの境目で分離したもの。

↓開いたフラップを薄く見せる為に一部を残して0.3mm厚のプラ板に置き換えた。
しかしこの厚みだと接着代が不安なのでこのように0.5mm厚のプラ板で裏を補強。

↓…ちょっと壊れ易そうだけどなんとかなるもんだ。

↓着陸脚にもケーブルを再現しようと思う。
右はストックにあった鉛線。ちょっと太いかなと思いつつも、
これは形がつけ易いので便利なのだ。

↓写真の白い矢印部は1/32とか大っきいスケールの作例にはよく付けてある
のを見かける、多分これはブレーキチューブかな?…比較的太いケーブル。
これを鉛線で作った。で黄色い矢印は脚伸縮の油圧配管と思しきちょっと細いヤツ。
これは延ばしランナーで。まーそれでも全然ブットいけどな(^^A。

↓またココまでを仮組み。
おお、カウルが付くとグッと形になったように見える(^^。

↓塗装の段取りを考えて、両面テープで仮付けしたりしてるので
なんだか歪んでたりする部分があるけどあしからず。
増槽タンクは特にノーマルなものの、中にエポパテを仕込んで重くしてある。

↓着陸脚もケーブルが付くだけで結構精密になった気分になる。
カウルフラップの方は少し大げさに開き過ぎている感があるかな。


それにしても紫電の着陸脚ってヤタラ故障が多かったらしい。
主翼の位置が位置なだけに、翼からの飛び出しが長いのだ。
その対策で翼から起き上がって更に油圧で伸縮する複雑な構造になり、
整備も難儀だった。…じゃあ、そんな事するくらいなら根元の位置を
もっと外側に振って正味の脚長を長くすればいいんじゃないかと
素人考えで思ったりするけど、それはまた着陸時に主翼の付け根にかかる力も
増えそうだし、機銃との位置関係みたいなのも関係してるんだろうけどね。
紫電改に移行する要因の一つだったみたいだ。
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