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サマーフェスティバル2009
<MUSIC TODAY 21>
これの一環として行われた、
「第19回芥川作曲賞選考演奏会」
を聴きました。
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2年前に受賞した作曲家がオブリゲーションとして作曲したものが冒頭にあり、続いて選考曲が3曲演奏されました。
演奏後、50分のトークがあり、最後にその流れで、これにしましょう、という感じできまります。
16時からコンサートは始まりましたが全体が跳ねたのが19時半頃です。
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2009年8月29日(土)4:00pm
サントリーホール
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●零曲目 10分 世界初演
小出稚子(こいでのりこ)/
ChOcoLAtE チョコレート
(第17回芥川作曲賞受賞記念
サントリー音楽財団委嘱作品)
小松一彦 指揮 東京フィル
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一昨年の受賞者が受賞時50万円もらい、2年後に委嘱というオブリゲーションつきでさらに100万円いただける。その100万円のほうの曲。
タイトルと中身がどのようにリンクしているのかわからない。小文字大文字の意味もわからない。聴く前に惑わしておいて、聴いてさらに惑わす作戦か。
楽器の通常ではない使い方、楽器ではないものから出た音も音楽、このような部分が見られるが、今の時代、普通の出来事。
プログラムに、「作品の核を作曲者と疑似共有した友人が、それを文字と言葉でもってアウトプットしたもの」ということで、文字、文章のようなものが載っている。
でも、音楽の出現音の結果出てきた文字を見せられても、どうしろというのか。通常、逆なら話はわかるが。疑似共有した結果をみて音楽を聴き直してくださいということなのだろうか。でも、聴衆ははじめて聴くんですよね。世界初演ですから。
ここらあたりやっぱり少し説明が欲しい、というか、プログラムにそもそも一切載せないというてもあるのではないか。誘導しないのもてだと思うんだ。
曲は、ありがちな色彩の広がりを示すもの。
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休憩 20分
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ここから3曲が、選考曲となります。
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●一曲目 20分 日本初演
藤倉 大/
--- as I am ---
メゾ、ローレ・リクセンベルク