この前、
のところでも書きましたが、この年の10・11・12月はコンサート、オペラのラッシュでした。
ヴァントのブルックナー第8番が演奏された11月3日も、それだけとれば、それはそれでエポックメイクな日ではありましたが、ここらへんの日程は、実は合間に聴いたブルックナーといった感じなんです。
というのも、1989年にベルリンの壁が崩壊して丸一年後、ベルリン国立歌劇場が恐ろしい日程で来日していたのです。
1990年10月18日から12月5日まで約一ヵ月半、日本に腰を落ち着けて連日連夜のオペラ、コンサートを繰り広げていたわけです。前半はオペラ公演、後半がコンサート。
ベルリン国立歌劇場は1992年からバレンボイムが棒を振り始め、黄金期をむかえるわけですが、その前、スイトナーなどの棒による見事なまでのビロードのようなサウンドにその昔から酔いしれていたのも事実です。
.
それで、今日はこのときのスケジュールだけとりあえずアップしておきます。
.
ベルリン国立歌劇場
1990年日本公演日程
.
10月18日(木)上野 魔笛●
10月19日(金)上野 魔笛
10月20日(土)上野 魔笛
10月23日(火)上野 ばらの騎士●
10月24日(水)上野 ばらの騎士
10月25日(木)上野 ばらの騎士
10月28日(日)渋谷 トリスタンとイゾルデ●
10月30日(