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1978年聴いた演奏会より。
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1978年4月14日(金)7:00pm
東京文化会館
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日本フィルハーモニー交響楽団
渡辺暁雄
音楽監督・常任指揮者
就任記念追加公演
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マーラー 交響曲第2番 復活
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指揮 渡辺暁雄
ソプラノ、常森寿子
アルト、ヴィェラ・ソウクポヴァ
合唱、日本プロ合唱団連合
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例によって当時のメモから。
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僕はあれでもブラスをよく抑えたほうだと思った。弦が一緒に鳴っているときは。。
今までにこれほど音楽の形式化にとらわれることなく音楽を聴いたことは無かった。もう形式はいいのだろうか?
僕はマーラーを聴くと音楽的にはいつも現実に引き戻される。聴いている間はすごくロマンティックな方向に考えがいくのに。
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日本フィルはあれでピッチがあってアンサンブルが整えばいうことは無い。もっともこの両方がそろったら世界のトップクラスに入ることはいうまでもないが。
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渡辺はアンサンブルにはそれほど気を使わない指揮者だと思う。全体的によく流れかつよく歌って。楽に、楽に。
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それにしてもマーラーが演奏されるたびに殺気立つ日本の聴衆。ここ一年マーラーはよく聴いた。
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ブルックナーはあまり演奏されていないかもしれない。
おわり