2018年3月16日(金) 7:00pm サントリー
モーツァルト(ブゾーニ編) ドン・ジョヴァンニ、序曲 3
ブゾーニ ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35a 16+7
ヴァイオリン、ルノー・カプソン
(encore)
グルック(クライスラー/カプソン編曲)
オルフェオとエウリディーチェ』より「精霊の踊り(メロディ)」 3
Int
シュトラウス ツァラトゥストラはかく語りき 34
ステファン・ブルニエ 指揮 読売日本交響楽団
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指揮者が変更、変更前も後もどちらも知らない指揮者。
ブゾーニ編のドンジョはだいぶ手が入っていて面白い、序曲で完結を意図したもののように聴こえてくる。
2曲目はカプソンの弾くブゾーニ。この作品はこれまで聴いた記憶が無くて演奏者の技量頼り。きめの細やかなヴァイオリン。ナイーヴでしなりが効いている。うまさを殊更前に出すことも無くて音楽に尽くす、味わいのある演奏、最後まで充実したもので聴きごたえありました。
代打のブルニエさんはおなかがかなりふっくら。読響振ってズッシーン、バッシーンが最大限生かされるような演奏を聴きたかった。急遽の代役と思われるのでリハーサルや双方の呼吸など今一つだったのかもしれない。
代役一発振りがセンセーショナルなことを巻き起こす時代は終わっているんだろうね。
おわり