河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2438- グラズノフ4、ショスタコーヴィッチ1、ラザレフ、日フィル、2017.10.28

2017-10-28 18:17:51 | コンサート

2017年10月28日(土) 2:00-3:30pm サントリー

グラズノフ 交響曲第4番変ホ長調Op.48  12-5-12
Int
ショスタコーヴィッチ 交響曲第1番ヘ短調Op.10  9-5-8+8

アレクサドル・ラザレフ 指揮 日本フィルハーモニー交響楽団


30分30分の曲で休憩入れても1時間半に満たないコンサート。ちょっと短すぎでもう一曲なにか入れても良かったと思う。

グラズノフ4番はたぶん初めて聴く。ソナタのアダージョ楽章が無い形のように聴こえてくる。
それほど馴染みやすいとは言えないフシが流麗に続くのでいつの間にか引き込まれていく。形がわかりやすいし安心して聴いていられますね。終楽章のコントラバスの早業は見ものでした。高弦と変わらない細かい音符が続いているようで大変そう。アンサンブルがきっちりしていて気持ちのいい鳴り、迫力ありました。
最後までひたすら流れていく音楽、日フィルのエネルギーに満ちた演奏、素敵でした。

後半のショスタコーヴィッチ。1番てこんなに大きな曲だったかなとあらためて思う。サイズよりも、普通でないシンフォニーという実感。弦のざわめき、透明なウィンドハーモニー、トリッキーな動きを見せるブラス、パーカス。2番から15番までの要素がここにほとんど内包されている。凄い曲と再認識。オーケストラの柔らかいサウンドと表現、硬直しない演奏はいいものです。

ラザレフの熱演、くれぐれも指揮台から足を踏み外すことの無いよう祈るばかりなり。

それにしても短い演奏会。
おわり


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