河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2683- モーツァルト5番トルコ風、エーベルレ、ショスタコーヴィチ4番、ウルバンスキ、東響、2019.3.25

2019-03-25 23:28:53 | コンサート

2019年3月25日(月) 7pm サントリー

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219トルコ風 9-8-10
 ヴァイオリン、ヴェロニカ・エーベルレ

(encore)
プロコフィエフ 無伴奏ヴァイオリンソナタ ニ長調Op.115 第2楽章より  2

Int

ショスタコーヴィッチ 交響曲第4番ハ短調op.43  27-9-26


クシシュトフ・ウルバンスキ 指揮 東京交響楽団


大曲、ショスタコーヴィチお得意の3楽章形式、ヘヴィーな4番。譜面を開いていたが見ていたのかどうかは判然としない見事なウルバンスキ棒はスタイリッシュなもの。
ドロドロしたものや、音色旋律風味なところ、マーチ、ワルツ、分断と連結、等々。15番の引用系とは、やはり違うものだなと、納得させてくれる。ここにきて、ようやく、まだまだ分からない曲だということが改めて分かった。4番と15番は辿り着いた先は同じかもしれないが発想の道筋が違っている。そうゆう気持ちを持って4番を聴いてみないといけない。特に、音量強大な爆なところに耳を奪われては、全くいけないと認識。指揮者の認識も同じと見る。
ウルバンスキの棒さばきというのは終始、胸より上で動く。下にさがらない。プレイヤーたちによく見えるものだろう。正確な棒で、みんなが、よくわからない曲だから一緒に学ぼうね、という気概に満ちている。
これまで持っていた4番のイメージを刷新させてくれたウルバンスキ東響、これでますます噛み締めながらこの作品を聴くことができるようになった。
東響の艶やかさというのは円錐形では無くて縦向き円筒形。ベースの音量が少し弱い気がする。



前半のヴァイオリン、エーベルレはたぶんお初で聴くと思う。素晴らしくきれいな音で、一点の曇りもない。モーツァルトのトルコ風、洒脱なプレイ、堪能しました。
おわり

 












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