1263‐、1264-の続きです。
聴いたコンサート観たオペラより。
1263-、1264-の続きですので、聴いたのはクラシック演奏会ではなく、ジャズです。
かなりよれた駄文になってます。日本語を忘れかけたあたりの日本語ですけれど、かといって英語のほうもろくにしゃべれないというまっとうな日本人の感想メモです。ほぼそのまま書き写します。
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1985年8月27日(火)6:00-7:10pm
スイート・ベイジル、ヴィレッジ、ニューヨーク
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ラヴェル ボレロ
他
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ピアノ、山下洋輔
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ヴィレッジには仕事の帰りにたまたま行くが、今日はヴィレッジ・デュワーズ・ジャズ・フェスティヴァルのひとつとして、山下洋輔がスイート・ベイジルで演奏を行うというので行ってみた。夕方6時とちょっとはやかったが、日本人を中心にたくさんの人が聴きに来ていた。
彼のピアノは、いくら支離滅裂にやろうとしても、あるいはいくらジャズ風にやろうと音楽はヨーロッパに根ざしているように聴こえてくる。
彼の迫力はなにも強音のところのみにとどまることなくピアニシモも入念であり、彼のすごさはいたるところにあらわれてくる。
ヴィデオが3台セッティングされてあり、これを録画して日本で発売するらしい。
予定を10分オーバーしたが極めつきはラヴェルのボレロであった。
終わってからここでゆっくりと食事をし、10時からはじまるアート・ブレイキー・アンド・ジャズ・メッセンジャーの演奏に備えた。
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以上です。いたってシンプルながら、自分としては目の前に迫ってくるような郷愁があります。懐かしすぎて涙ものです。単語の羅列にしかすぎませんけど、これらはキーワードであって、この言葉がキーになり、昔の脳みそが掘り起こされます。
当時の感想メモはノートに万年筆で、(酔ったまま、もしくは、ハングオーヴァーで、)書いたもので、気が落ち着くのは唯一この時だけ、といった重度のワークホリック?でした。
ノートのアップも貼り付けておきます。
(因みに当ブログは昔の演奏会についてはこのように全てノートに書き留めておいたものをブログに書き写している作業行為です。)
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