河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2595- チャイコフスキー、くるみ割り人形、全曲、ミンコフスキ、都響、2018.8.5

2018-08-05 23:02:34 | コンサート

2018年8月5日(日) 3:00pm ミューザ川崎

チャイコフスキー くるみ割り人形 全曲  44 int 40

合唱、TOKYO FM 少年合唱団

マルク・ミンコフスキ 指揮 東京都交響楽団


1,2幕からの抜粋を休憩無しでやる予定が変更になって、休憩付きの全曲演奏となった。喜ばしい。作曲家大詰めの大作、素晴らしい作品ですからね。このように本腰を入れてやってくれるのはいいことですね。

チャイコフスキーの流れるような珠玉のピースの数々、とめどなく溢れてくる。思いっきり浸かる。

ミンコフスキの棒も徐々に加熱してくる。
ミンコフスキの身体の揺れが止まらなくなる。絶え間なく前進する奔流に淀み無し。潔癖なフレージング。都響のいつもの鉄板に壁ドンのブラスの音は一掃され、弦とウィンドの濃くも清い清々とした清流と美しく交わる。絶妙な音作り、ミンコフスキの腕がさえわたった。

美しく跳ねて滔々と流れるナッツクラッカー、ミンコフスキのマジック棒。一体全体どうやってあんなサウンドを作り出すのか。軽いさばきに見えるがコクのあるリハがあってのことだろう。

なにか大きな一つのワルツが舞っていた聴後感が漂う。くるみ満喫。
ありがとうございました。
おわり

フェスタサマーミューザ2018

 


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