河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

473- ゲルギエフ 充実の公演 2007.11.14

2007-11-16 23:05:00 | 音楽

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ゲルギエフ、マリンスキーの2007年来日公演は1118()が千秋楽。

115日の公演はこちらのリンクから。

463- ひらひらチョップ炸裂 バーバーヤガ 2007.11.5

464- ゲルギエフ プログラム500円

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このあと14日の公演にも行きました。

あまりにも濃すぎるプログラムでした。

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20071114()7:00pm

サントリーホール

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(前半)

チャイコフスキー/交響曲第2

プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3

 ピアノ、イェフィム・ブロンフマン

(アンコール)

プロコフィエフ/ピアノソナタ第7番第3楽章

スカルラッティ/ピアノ・ソナタ

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(後半)

ショスタコーヴィッチ/交響曲第15

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ワレリー・ゲルギエフ指揮

マリンスキー歌劇場管弦楽団

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なんと素晴らしいプログラム!!!!

ショスタコーヴィッチの15番は、冒頭のトライアングルによる二つの響きの後、フルートによって奏でられるちょっと引っかかりのある音型が、終楽章の減衰していく音楽の最後の部分で多数のパーカッションによって不思議な響きを醸し出すその直前で、弦の一定音に導かれウィンドにより回帰される。この大団円をゲルギエフはものの見事に描き出した。

今まで聴いた15番で一番素晴らしいものであった。

ほかのロシア物のようにとばしていくのかなと思っていたら、予想に反してひじょうに丁寧な作りになっていた。

さすがゲルギエフ、今日のプログラムビルディングなどもそうだが、曲の並び、選曲、そして一定の効果、いろいろと考え抜かれたものだ。

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