河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1698- ショパンpf協1、スクリャービン1番、ミハイル・プレトニョフ、東フィル2014.10.21

2014-10-22 01:42:37 | コンサート・オペラ

1698- ショパンpf協1、スクリャービン1番、プレトニョフ、東フィル2014.10.21

2014年10月21日(火)7:00pm サントリー
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ショパン(プレトニョフ編) ピアノ協奏曲第1番20′9′10′
 ピアノ、チョ・ソンジン
(encore)
ショパン ノクターン嬰ハ短調「遺作」 4′

スクリャービン 交響曲第1番  7′11′12′3′8′13′
 メッゾ、小山由美
 テノール、福井敬
 新国立劇場合唱団

ミハイル・プレトニョフ 指揮
東京フィルハーモニー交響楽団


格別だ。
しっとりとしたウエット感が勝るスクリャービンの初期シンフォニー。それに譜面不要のプレトニョフが繊細さを加えて、フォルテ終止ピアニシモ開始、といった作曲家の語法が美しく響く。味わいの深い演奏でした。
長い曲ですがもっと聴いていたい。終楽章はほぼマーラーに傾斜していますが、それも含め作曲家の脳内思考がよくわかる作品で、まぁ、自分とは合っている。スクリャービンのシンフォニーを聴くときは真ん中の3番を起点にしていろいろ辿るのが習慣。こうやって遡って初期のものを聴ける楽しみは何物にも替え難いものです。
プレトニョフは共感の棒ですね。前半は弾き振りで同じ作曲家のピアノ協奏曲でもやってくれれば言うことなしといったところ。

前半のショパンは教室の中で弾いているような雰囲気。何が足りないのか自分で分かっていないのかもしれない。
おわり



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