河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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1527- ブルックナー6番、シューマン、チェロ協奏曲、ルイジ・ピオヴァノ、下野竜也、新日本フィル2

2013-10-13 18:20:28 | インポート

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2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
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2013年10月13日(日)2:00pm トリフォニー
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シューマン チェロ協奏曲
 チェロ、ルイジ・ピオヴァノ
(アンコール)
山田耕作 作曲(Roberto Granci 編曲)
あかとんぼ(チェロ四重奏曲版)
(チェロ6人+ピオヴァノ)
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ブルックナー 交響曲第6番(ハース版)
 17′22′8′15′
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下野竜也 指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
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ピオヴァノのシューマン、金属的でなくて木の香り、木目が見えるようないい音色の鳴りでした。しっとりと濡れているというよりも、木の皮風の味わいで癒されました。
非常に余裕のある演奏で、第2楽章のチェロトップとの重奏では流し目とウィンク、トップさんはどう思われたかわかりませんが、それやこれやで、いい雰囲気の演奏でした。
シューマンのチェロ協奏曲はだいたいいつも一回は眠りについてしまう曲なのですが、この日はそのようなこともなくパフォーマンスを満喫しました。
また、オーケストラも先般のメッツマッハーのときとは段違いの音で、見通しがよく清涼感溢れるサウンドとなっており、下野の練習成果がよくでていたと思います。
良い演奏でした。
また、アンコールでの重奏は珍しいもので、チェロのサウンドの魅力を十分に味わうことが出来ました。
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後半のブルックナー6番、最初は気張り過ぎでしたが、第1楽章コーダあたりでブルックナーの伽藍サウンドでました。第2楽章以降、多少の汚れはあるものの全体的に楽しめました、第4楽章第2主題の鳴らしは確信犯的トリスタンですね。確信犯はブルックナーで指揮者の方は割と無策ぽく鳴らしていたような気がします。
指揮者の下野は今回初めてブル6挑戦ということみたいで暗中模索でしょうね、自身への種まきみたいなものでしょうか。マーラーかぶれしていない指揮者のように見受けられますので、その労力をブルックナー等々に使ってほしいと思いました。このスタンスは好感がもてました。
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今日の下野さんは、そうとうなマジ顔でした、ブル6余裕がなかったのかもしれません、でも、それでも、笑いで済ますような棒よりはずっといいではないですか、
やはり、彼の真剣さと音楽へのひたむきさをかいますよ。
おわり


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