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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

509- ニューヨーク・フィルハーモニック 北朝鮮公演 記者会見内容2007.12.11

2007-12-22 23:14:00 | 音楽

記者会見から2週間ほどたってしまいましたが、記者会見内容です。

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フィルハーモニック 北朝鮮で公演へ

1211日、ニューヨーク・フィルハーモニックは、朝鮮民主主義人民共和国においてアメリカのオーケストラによる初めての公演を226日に行うとアナウンスした。

48時間の訪問で最も重要なことは、音楽学生へのマスタークラス、そしてオープンリハーサルである。

公演はアジア2008年における台湾、香港、中国へのツアーの後ただちにおこなわれる。

北朝鮮への歴史的公演の後、ニューヨークに戻る前228日にソウルでキャンペーンコンサートを行う。

フィルハーモニック代表であり常務理事であるザリン・メータは次のような発表を行った。

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ニューヨーク・フィルハーモニックは世界中から多くの公演招待を受けている。私たちはその招待に感謝している。私たちはその一つ一つについて可能性を調査している。アメリカで一番古いオーケストラであり、私たちはアメリカの文化大使として常に仕えている。しかしながら、私たちの役割が高度なレベルになることはそんなにあることではない。

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私は話を進める前に、合衆国アシスタント・セクレタリーであり、多くの面倒なことの相談、助言を行うための東アジア、大西洋、合衆国部門の大使であるクリストファー・R・ヒル氏が、私たちがここ数カ月直面したことに対応してくれたことに感謝したい。さらに、大使ドナルド・グレッグ、エヴァンス・レヴィエ、ここ数カ月助言をしてくれたニューヨークの韓国協会のフレデリック・キャリエーに感謝したい。

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20078月、ニューヨーク・フィルハーモニックは首都平壌において公演を行ってほしい旨、朝鮮民主主義人民共和国から招待を受けた。皆さんがご存じのとおり、大部分のアメリカ人、世界中の大半の人々と同じように、この閉ざされた国のことはほとんど知らないため、この招待には慎重にそして疑念を持ちながらアプローチした。この事業を行うための問題点に加えて、次の三つの疑問があった。

・政府はこの招待を喜んでくれるか?

・ニューヨーク・フィルハーモニックが平壌で公演を行うことで、両国国家の話し合いの成り行きに貢献できるのか?

・そうであるならば、私たちは平壌でどのような状況に直面するのか?

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10月に、私は関係者を連れて平壌を5日間にわたり訪問した。その7人のメンバーというのは、オーケストラの団員、合衆国の正式な部門の人、韓国協会の代表であった。私たちは、コンサート会場、ホテル、音楽大学、などを訪れた。さらにフライトや運搬のことからステージの音響、ライトのことまで、国際放送契約のことまで、事業実施運営に関して多くの情報で有益な会議をもった。

私たちは明確に次のように言った。もし私たちが来たなら、ここの音楽学生やプロの音楽家と直接契約を望むかもしれないので、出来るだけ多くの人たちと直接連絡を取ることができるようにしたい。さらに国際的な新聞各社に随行してもらいたい。

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1010日、外務省議員委員会のチェアマンであるトム・ラントス議員から手紙を受け取った。ラントス議員は次のように言っている。

「私は、ニューヨーク・フィルハーモニックが北朝鮮で公演を行うかもしれないという報告に力づけられてこれを書いている。私はこのような出来事に対し強力なサポートを表したい。ニューヨーク・フィルハーモニックを平壌へという機会は、北朝鮮に世界で最も偉大な芸術的公演を見せる素晴らしい出来事になる。また、北朝鮮の体制という側面において前例のない公開を促進することになる。我々が持っているものとは異なる点のある国そして政府に約束を取り付けなければならないなかで、芸術を通して政治的土俵の外で北朝鮮に約束を取り付けたあなた方の努力に拍手を送るものである。ニューヨーク・フィルハーモニックが平壌に演奏旅行を敢行し、その努力をもって成功裏に成し遂げられることを望むものである。」

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これらの過程を通して、私たち理事とオーケストラ団員には、討議、交渉の進捗が継続して知らされた。20071211日の火曜日、私はチェアマンのポール・B・グンター、国連の朝鮮民主主義人民共和国大使パク・ギル・ヨン氏、同席のもと、エイヴリー・フィッシャー・ホールのグランド・プロムナードにおいて記者会見を行い、ニューヨーク・フィルハーモニックは2008226日の火曜日に平壌において演奏会を行う旨アナウンスした。音楽監督ロリン・マゼールが指揮をする。プログラムにはガーシュウィンの‘パリのアメリカ人’、‘ドボルザークの新世界より’が含まれる。いうまでもなく‘新世界より’は、ニューヨーク・フィルハーモニックが1893年にニューヨークにおいて世界初演を行ったものである。演奏に先立ち、朝鮮民主主義人民共和国とアメリカ合衆国の国家が演奏される。2007225日から27日にかけての48時間の訪問では、オープン・リハーサルに学生を招待し、また、平壌の音楽大学においてマスタークラスを実施すべくニューヨーク・フィルハーモニック団員に段取りを行っている。

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ニューヨーク・フィルハーモニックは、平壌のコンサートに続き、大変うれしいことに大韓民国のソウルに移動し、228日キャンペン・コンサートを行う。指揮はこちらもロリン・マゼールである。

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これが実現できるまで多数の出来事で多くの人たちを煩わした。ニューヨーク・フィルハーモニックを代表して次の方々に深く感謝の意を表するものである。

ようこ・ながえ・セシナはニューヨーク・フィルハーモニックの非常に重要なパトロンであり、アシアナ航空で平壌までの費用を負担してくれた。そのアシアナ航空は運搬を提供してくれた。さらに財政的な支援を行ってくれた大韓民国のMBCMunhwa ブロードキャスティング・システムに。

合衆国の顧問補佐部門は、過去数カ月にわたり韓国協会と一緒に多くの複雑な問題に取り組んでくれた。皆様方の支援に最大の敬意を表するものである。

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今回の演奏旅行は、人々の心をつなぐための音楽の力の表出からきたものです。今回の旅行がそれぞれの国家の人たちの間に新たな時代の始まりを告げることになればと切に願うものです。大使ヒルはニューヨーク・タイムズに次のように述べている。「今回のイベントが、その国を世界の中に迎え入れるのを支援した出来事として顧みられることになるであろうことを望むものです。」

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おわり

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