河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1534- 新国立、フィガロの結婚、ウルフ・シルマー、東フィル2013.10.20

2013-10-21 00:57:14 | インポート

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131020_225501_2 → 見?→身?
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2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
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2013年10月20日(日)2:00pm 新国立劇場
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アンドレアス・ホモキ、プロダクション
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モーツァルト フィガロの結婚
 第1幕+第2幕:90′
 Int
 第3幕+第4幕:80′
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アルマヴィーヴァ伯爵 レヴェンテ・モルナール
伯爵夫人 マンディ・フレドリヒ
フィガロ マルコ・ヴィンコ
スザンナ 九嶋香奈枝
ケルビーノ レナ・ベルキナ
マルチェリーナ 竹本節子
バルトロ 松位浩
バジリオ 大野光彦
ドン・クルツィオ 糸賀修平
アントーニオ 志村文彦
バルバリーナ 吉原圭子
二人の娘 前川依子 小林昌代
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新国立劇場合唱団
東京フィルハーモニー
チェンバロ、石野真穂
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指揮 ウルフ・シルマー
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ホモキの段ボール箱プロダクションは2010年にも観ました。人気演目、シンプル舞台、その愉しみはモーツァルトの音楽から湧き出てくるもの、過剰演出は不要。
舞台の上には愛の巣となる白い部屋、だけ。そこに引越しの段ボールが運ばれるところから始まります。段ボールにはロンドン、東京、ニューヨーク、等々いろんな地名が書かれている。この意図はよくわからないところがありますけれど、何となく楽しい。
舞台は4幕ともこのシチュエーション、途中、この部屋の壁が斜めに広がりますが動きはそれだけです。部屋の風景は白くてピュアな感じで、シンプル・イズ・ザ・ベスト、といったところ。
自席が少し右寄りで、舞台左サイドの白い壁に映る出演者たちのシルエットが非常に美しい。進むストーリーになにかもう一つの要素がからまったような趣きで愉快。
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フィガロのヴィンコは足が長くやたらと舞台映えがする。低音域にもっと力強さが欲しいところはあるけれど、全般的にこのプロダクションには良く合っている。シルエットも当然美しい。身のこなしもいいので動きがバタバタとしない。モーツァルトのオペラにはこのようなスタイリッシュさも求められるのだろう。
スザンナ、ケルビーノも快活、フィガロに引っ張られたところもあったかと思います。
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最後のところ、フィガロがスザンナ(→伯爵夫人)とわかっていながら間違ってあげるシーケンス。声をきいただけでわかると彼は言う。でも、フィガロが隠れて彼女たちのやりとり聞いているのをスザンナはその前にみている。つまり正しい結果を予想してあげているスザンナが一枚上手。
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前回2010年に観たときは、ピットを覗いたらコントラバスが3本、あとは推して知るべし。今回も同規模。弦の刻みがどうのこうの、あっちがあっているあっていない、そんなことは些末なことでモーツァルトの音楽がいかに流れていくか、そうゆうことだよと、なんとなくわかりました。
それと、指揮のウルフ・シルマー終演後、舞台上で結構な満足モードでした。よっぽどうまくいったということなんでしょう。モーツァルトの清く正しく流れまくる音楽の心地よさ。
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舞台の動きが一回、休憩も一回、かなりロングな舞台です。ドン・ジョヴァンニとかマジック・フルートを観たと思えばいいのでしょうが、フィガロは幕毎にシーンが変わるものですから頭の切り替えが大変。続け様に観てもいいかなと思うのは今回の様にグイグイ舞台に惹きつけられていくようなとき。
おわり


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