河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2528- バーンスタイン、スラヴァ、WSS、エレミア、福原、川瀬、神奈川フィル、2018.4.7

2018-04-07 20:37:37 | コンサート

2018年4月7日(土) 2:00pm みなとみらい

オール・バーンスタイン・プログラム

スラヴァ  4

ウェスト・サイド・ストーリーより、シンフォニック・ダンス  23

Int

交響曲第1番エレミア  8-8+10
 メッゾ、福原寿美枝

(encore)
ウェスト・サイド・ストーリーより、マンボ  2

川瀬賢太郎  指揮  神奈川フィルハーモニー管弦楽団


バーンスタインの作品を並べたもの。短い演奏会でしたが内容はなかなか充実していてバーンスタインの作品をあらためて満喫できました。

バーンスタインの作品はやにっこい音が並ぶなあ、という印象があって、生誕100周年記念でなくても普段から聴いてはいるもののなかなか前のめりになれないもどかしさがある。でも、こうやって生で聴くと格別のものがありますね。

エレミアはシリアスな作品。バンバンと銃の音のように単発音が連続するパーカッション・セクション。そして真逆にきれいに流れる弦を中心としたストリーム。その間にある張りつめた空気、そういったものが立体的に表現されていて見事な緊張感を醸し出す。出色の演奏。
スケルツォは活力があり音のまとまりが圧力になって突き進む。
ラメンテーションの福原さんの圧倒的な声量と濃い表現、作品との一体感がひしひしと感じられるもので感動。
総じて、川瀬タクトはツボどころを押さえていて、かつ、瞬発力あり、エネルギッシュでグイグイとオケを引っ張っていく。両者の熱量はシナジーエフェクト的に増加、ウィンウィンですね。今日の演奏は作品の姿に迫っていくもので説得力が大きかった。

3曲で正味1時間に満たない演奏会では物足りなくて、これは是非改善して欲しい。
おわり




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