河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1647- グリーグ、ピアノ協奏曲、中野翔太、エルガー、1番、ウラディミール・アシュケナージ、N響2014.6.18

2014-06-19 02:16:57 | インポート

2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
.

2014年6月18日(水)7:00pm サントリー
.
シベリウス 恋人 5′3′3′
グリーグ ピアノ協奏曲 13′7′11′
 ピアノ、中野翔太
.
エルガー 交響曲第1番  22′ 8′+13′ 13′
.
ウラディミール・アシュケナージ 指揮
NHK交響楽団
.

この最初の曲、恋人は何度か聴いているが、どこがいいのかさっぱりわからない。若い時の作品で男声合唱の編曲というのは解説に書いてあるので前から知ってはいる。合唱だと聴き映えがするのかしら。とにかくさっぱりわからず。愛しんで聴いて、いいとこを探し出す努力してもだめだった。短い曲ながら瞬間寝落ちを何度でも繰り返せる。彼の青年期に位相を移して聴けばいいのかもしれないが、なかなかそこまで集中できないな。
.
次のグリーグのピアノ協奏曲は響きが魅力的な曲。ちょっとギザギザしているあたりフィヨルドっぽい。ピアノの中野は骨太で端正な表現、ストイックな雰囲気を感じる。このような曲に合っていそうだ。オケ伴奏メロディーは吐息みたいなところがあるけれど、この感じがピアノでも出ればいいですね。
.
後半のエルガー、第2、3楽章の構成感が弱くて両端楽章とバランスしないというのがアシュケナージの隙間無し表現だとよくわかる。厳しい棒です。
ブラスはもっとささくれ立たせてイギリスブラバン風だと様になる。N響だとシンフォニックすぎるというか、全体の一部であるという感覚が広がってしまい、今一つ面白さに欠ける。もっともっと強調していいと思う。四分音符と3連符のハイブリッドなあたりは明確なギザザ感が欲しいですね。
総じて、アシュケナージが振ると曲の良し悪しもよくわかります。
おわり


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。