2015年8月4日(火) 7:00pm サントリー
ロッシーニ ウィリアム・テル、序曲 12′
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調 11′12′12′
ピアノ、ドミトリー・マスレエフ (2015年チャイコン・チャンピオン)
(encore)
チャイコフスキー 18の小品op.72から 踊りの情景、トレパークへの誘い 3′
メンデルスゾーン(ラフマニノフ編曲) 「真夏の夜の夢」からスケルツォ 4′
Int
ショスタコーヴィッチ 交響曲第10番ホ短調 21′4′12′13′
ワレリー・ゲルギエフ 指揮 PMFオーケストラ
●
マスレエフはきゃしゃな感じで、腕長く、指も長い。両肩が全くぶれない。
新種の感性のピアノ。感情で弾かない。音楽は音のつながり。
後半のショスタコーヴィッチ。
ワイルドで数珠つなぎアンサンブルといったイディオム・フレーバーとは別に、ストレートなインターナショナル性の萌芽が感じられる。
ゲルギエフは後半プロのみ爪楊枝棒よりやや長めの串焼き棒。
一曲目にウィリアムテル序曲やるなら、ショスタコーヴィッチは15番でよかったのではないか。と、ふと思う。
おととしのPMFのメルクル幻想は爆演が脳裏に焼き付いたまま。
昨年のサドはマゼールへの一言も追悼曲も一切なくて、よく覚えている、演奏は忘れてしまった。
おわり