河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2378- モーツァルトhr協4曲、Sym.17,33、シュテファン・ドール、アカデミッシェ・アンサンブル、2017.7.11

2017-07-11 23:24:29 | コンサート

2017年7月11日(火) 7:00pm 小ホール、武蔵野市民文化会館

オール・モーツァルト・プログラム

ホルン協奏曲第2番変ホ長調    6-3-3′
交響曲第17番ト長調      4-4-4′
ホルン協奏曲第4番変ホ長調  8-4-4′
Int
ホルン協奏曲第1番ニ長調   5-4′
交響曲第33番変ロ長調      6-5-3-8′
ホルン協奏曲第3番変ホ長調  6-3-4′
(encore)
ホルン協奏曲第4番第3楽章  4′

シュテファン・ドール、ホルン、指揮
アカデミッシェ・アンサンブル


ドールはここのところ日本巡りをしているのかしら。色々なところで演奏しているようですね。

小ホール429席、リサイタル等何度かここで聴く機会がありました。コンパクトで音も木目調で柔らかくて聴きやすい。ドールの音はソフトでシルクのよう。このホールによく合いますね。
アサガオをこちらに向けても音色は変わらないもので、やや幅があり暖かみがある。アタックは刺激的にならず、上から下まで滑らかに移動、音色も幅も同じ。全てが実に自然。それからピアニシモのニュアンスが細やかで美しさを極める。妙技、神技。結局のところ、どこが難しい曲なのかさっぱりわからなくなるという離れ技の連続。

プログラムはシンフォニーをコンチェルトでサンドウィッチする形で進行。ドールは指揮も兼ねている。コンチェルトではプレイ中はコンマスがオケを主導する。阿吽の呼吸でなかなかいいコンビ。シンフォニーではフルで指揮。休む間がありません。33番シンフォニーは規模有りますので結構大変そう。
4番コンチェルトの2楽章2,3小節吹いたあたりで一度ストップ。出が違っていたと思う。本人が指揮も兼ねているのでストップ、やり直しも自在ではある。弘法にも筆のなんとか。
まぁ、別に指揮者をたてるほどでもないといったところですかね。
それからオケ規模は大きなものではありませんが、この響きからご本人がはみ出るところが無い。ブレンド具合がものすごく良い。日常的にオケメンとして活躍をしているからなのだろうと推測。さすがのベルリンフィル猛者。

モーツァルトのコンチェルト存分に楽しめました。あらためて素晴らしい作品と再認識。それにとてもいい演奏で何もかも満足。
オーケストラには水野信行さんも加わっていました。これもラッキー。ドールのCDは持っていないが水野さんのはアルバム2,3枚持ってる(笑)。

演奏が済んでからサインをいただきました。静かな物腰の方で彼のホルンの音のような具合。ゆっくりとていねいにサインをする方でした。ありがとうございました。
おわり





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