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37枚組の途中感想です。
今までの聴いた内容は以下にあります。
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36番まで聴き終え、37番から聴き始めました。
作品番号順に聴いてますので、作風が入り乱れたりしてますが、それぞれの作品を一つの個体として聴くスタンス。とはいえその一つ一つがベートーヴェンのように忘れ難きものというわけでもないので多少つらいところも。
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聴きすすむにつれハイドンの特徴のようなものがなんとなく見えてきました。ソナタ形式音楽の音のつながり、保持、次への展開はなかなか困難なところもあるような気がします。材料がもっとほしい、新たな発想がそろそろ必要といったところでしょうか。
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演奏の方は、41番では強奏部分で少し濁りがある。とはいうものの全般にわたり腕達者で、録音、サウンドも引き締まっておりあいかわらず心地よい音楽が流れる。47番のホルンの響きには魅了される。
今まで1番から聴いてきて必ず拍手がはいっていたが、45番、46番には拍手がない。セッション録音のように静かではあるが、これだけセッションというわけでもないと思う。
45番が告別という副題にあるようにアダージョで終わるため拍手がないのかなと思ったが、続く46番も拍手ははいっていない。
続く