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最後のシーン、二人で逃げるところで、デッカードは一角獣の折り紙を踏んでしまうのですが、そこで首を縦に振りうなずくがあすこは、「なんだこれは?どこかで見たぞ?」と疑念を抱きながら終わるほうがいいような気がする。
デッカードはその随分前のシーンで目を開きながらも、馬のような一角獣が森の中をさまよう夢のようなものを見ているわけです。あすこだけとれば全く意味不明の場面なんですが、この最後のシーンでつながる。
しかし、この一角獣の折り紙を、何故ガフが作ったのか。デッカードが目を開き見た夢のことをガフは知っていた。
つまり、デッカードの記憶も作られたものであり、逃げる二人レイチェルとデッカード、彼らは、片方は己がレプリカントと知っている、そしてもう片方は、レプリカントのブレードランナーで自覚症状はないが、同族を追っていたのだろうか。
ということは、最後のシーンは今後の多難をあらわしているが、それでもあれはハッピーエンドなのかもしれない。
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WOWOWで最新のヴァージョンのブレードランナーをやっていたので久しぶりに見てしまいました。何回見ても面白い。
おわり