幹事クリタのコーカイブログ

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バスケ88年ぶりの勝利

2024-02-25 23:46:55 | スポーツ
 男子バスケットボールの「FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1」第2戦が有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同29位の中国に76-73で勝利しました。ずっと競り合いが続く激しい戦いでしたが、ホームの大応援というアドバンテージも大きな力になったと思います。中国に公式戦で勝利したのは1936年ベルリン五輪以来88年ぶりだそうで、まさに歴史的な勝利。昨日の卓球女子は惜しくも中国からの歴史的勝利を逃しましたが、卓球の借りをバスケで返しました。こうして次々と各競技で過去を超えていく今の若い選手たちは素晴らしいです。

 ホームのアドバンテージはありましたが、今回の代表は国内組だけで勝ちました。八村塁、渡邊雄太、富永啓生がいなくても強豪相手に勝ち切れる強さは、今までの日本バスケットになかったものです。ここまで強くなった要因はいくつかあります。トム・ホーバスという名将がいること、NBAにチャレンジする日本人選手が増えて全体のレベルが上がったこと、そしてやはりBリーグが発足したことが最大の要因ではないかと思います。

 Bリーグには多くの外国人選手が在籍していて、フィジカル的に厳しい勝負が続いています。日本の選手たちが国内にいても高くて大きい外国人選手たちと日常的にマッチアップしていることで、国際マッチでもフィジカルの強さに慣れているということが大きいでしょう。今日の試合でも平均身長が2メートルを超すという中国相手に高さでは負けていても、強さでは負けていませんでした。当たり負けしなければ、スピードで勝る日本にもチャンスは生まれてきます。

 サッカーがJリーグの発足で一気にレベルが上がったのと同じことが、30年遅れですがバスケットでも起きました。まさにBリーグを作った効果抜群です。来たるパリ五輪では八村や渡邊もチームに合流することでしょうから、一層フィジカルは強くなります。あとはいかに3ポイントの確率を上げられるか。期待したいです。
  
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