幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

全米オープン展望

2020-08-31 23:24:32 | テニス
 コロナが未だに収まらない中、全米オープンテニスが始まりました。主にヨーロッパの選手を中心に欠場者が相次いでいて、グランドスラムどころかマスターズ1000大会以下の顔触れではありますが、それも今年ばかりは仕方ないところでしょう。特に男子はナダルとフェデラーがいない上に、錦織まで欠場したので日本のファンとしては物足りない大会になってしまいました。

 そんな中、ダントツの本命はもちろん第1シードのジョコビッチです。今年はここまで無敗、前哨戦も制して優勝候補筆頭です。体調は決して万全ではないようですが、それくらいのハンデはものともしない強さがジョコビッチにはあります。4回戦でイズナー、準々決勝でゴファンかシャポバロフ、準決勝でズべレフかチチパスといったあたりが立ちはだかります。

 対抗は第2シードのティームでしょう。クレーコーターからハードコートでも勝てるプレーヤーに進化してきました。4回戦のオジェアリアシムがまず怖いところです。準決勝は順当にいけばメドベージェフになりますが、ジョコビッチほどの安定感はないのでそれ以前に足元をすくわれるかもしれません。

 錦織が出ないので日本のファンとしては期待したいのは西岡良仁ですが、なんと初戦でノーシードのマレーと当たることになりました。今の西岡とマレーの力関係なら勝機は十分あるので楽しみな対戦です。マレーを破って勢いに乗って上位進出を果たしてくれたら嬉しいです。他に添田、杉田、内山、ダニエルも出場しますが1回戦をまず勝ち上がれるかどうかでしょう。

 ちなみに女子の大坂なおみはもちろん優勝候補の一角ですが、前哨戦で太腿を痛めたのが心配です。初戦は土居美咲との対戦になりました。こちらも楽しみな試合です。全米オープンは時間帯的になかなかオンタイムで見るのは厳しいのですが、在宅勤務なので少しは見られそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポリでリターン練習

2020-08-30 23:45:06 | テニス
 テニスラケットに張ってあるストリングの話です。これまで長い間マルチを張っていました。10年以上になると思います。マルチを張っている理由はなにより手首と肘の保護のためです。以前に手首と肘を痛めた時にストリングをマルチにすると良いよと言われて替えてみたら見事に治りました。もっと昔にナチュラルをちょっとだけ張ったことがありますが、維持費が高くてやめたのですが、マルチはナチュラルに近い打感で「これはいい!」と思って以来マルチ一筋です。

 マルチの難点は何といっても耐久性で、いま張っているのはトアルソンのスプラゲージ125という比較的マイナーなものですが、とにかく耐久性が低いのです。僕はなかなか切れないのですが、それでもほぼ3~4ヵ月できちんと切れます。ちょうど張り替えのタイミングですから良いのですが、僕とは違ってハードヒットする若者なら1~2週間で切れてしまうことでしょう。お金がかかって仕方ありません。そういう人たちは耐久性が高いポリを張っています。テニス界の常識としてハードヒットする人はポリ、女性や年寄りはマルチ。だから還暦直前の僕がマルチなのは理に適っています。

 ところが山本麻友美プロから「一度ヨネックスのポリツアープロを張ってみませんか」と言われました。最初は「いやいや、ポリは無理です、また手首が痛くなる」と言ったのですが「他のポリよりずっとマルチに近くて使いやすいから合うと思いますよ」と言われたので、まあそこまで山本プロが言うのなら試してみようかと思い直しました。ダメならまたマルチに張り直せば良いですから。

 今日のプロのレッスン会の時に初めてそのポリツアープロを使って打ってみたのですが、確かに山本プロの言う通りでした。打感が柔らかくて食いつきがあり良く飛びます。知らずに打っていたらポリだと思わないかも知れません。以前なら2時間も使っていたらすぐに手首や肘が痛くなってきたのですが、今日は4時間ずっと使っていても特に痛みは感じませんでした。痛めた時のために明日は鍼灸院の予約まで入れてあるのですが、どうやら杞憂に終わったようです。

 もちろん1日だけの使用では確かなことはまだ言えませんが、これまで打って30分で「こりゃダメだ」というものもありましたから、それに比べたら4時間やって違和感がないというのはかなりのものです。特に今日は速いサービスに対するリターンの練習をしたので、芯を外した回数も多かったのですが、それでも大丈夫でした。手首が痛くなることを思えば少々値段が張ろうがマルチ一択だと思っていましたが(さすがにナチュラルは高すぎるので)新たな展望が開けました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

演奏動画を送りつける

2020-08-29 23:52:32 | 音楽
 サックスを習い始めて11年、ピアノを習って9年が過ぎました。これだけ長くレッスンを受けているわけですから、当然多くの曲を練習してきました。発表会も20回以上参加していますし、発表会以外でも演奏動画をいろいろ撮影してきています。

 昔ならこうした動画を撮影してもホームビデオで鑑賞するくらいで、たまに家に誰か遊びに来たら見せるというのがせいぜいでした。しかし今はスマホで簡単に撮影して、それをLINEで直接送るなり、YouTubeに限定公開でアップしてそのURLを知らせれば誰にでも簡単に見てもらうことができます。

 江戸時代なら長屋のご隠居が近所の熊さん八つぁんを呼び集めて義太夫とかを無理やり聞かせるわけですし、ドラえもんならジャイアンリサイタルが近所の空き地で開催されたりしますが、同じことを僕もYouTubeを使って友人にしてきました。いい迷惑です。

 みんな心優しいので「素敵です」「感動しました」「本当に上達しましたね」などと褒めてくれます。ごくまれにちゃんとした厳しいご意見を聞かせてくれる貴重な友人もいますが、そんな言葉は求めてなくて、どんどん褒めて!と思っています。下手なのはわかっていますから。ご隠居やジャイアンと同じですから。

 送りつけられて迷惑を受けている友人たちには本当に申し訳ないですが、今後もやらかす予定なので、たとえちゃんと聴かなくても「素敵でした」と言ってくれたらOKです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍総理辞任発表

2020-08-28 23:43:49 | 政治
 会見があると発表された時から「辞任会見か」と言われて、直前にはNHKが「辞意を固める」と報道したことで確定的となった安倍総理の会見。健康不安を理由にした辞任発表でした。前回の時と同じ難病の潰瘍性大腸炎だけに、このコロナ禍の折にこのまま政権トップの座にいることは難しいという判断は当然でしょう。ゆっくり休養した方が良いです。7年8か月の歴代最長の長期政権はあっけなく幕を閉じることになりました。

 もっとも辞任は遅きに失したという感もします。モリカケ、桜疑惑の頃に本来なら辞任しても良かったと思います。あれだけ信用を失うような身内の不祥事や疑惑を立て続けに起こしながら政権に居座り続けた挙句に、コロナ禍に見舞われ東京五輪延期です。体調を崩すのも無理はありません。心身ともにボロボロになって辞めることになり、後継者も選ばず育てず。大抵長期政権というのはその間に後継者を育てておくものですが、一切そういうこともしなかったのですから、9月に予定されている自民党総裁選は混迷の極みになりそうです。

 安倍長期政権の評価はこれから様々なメディアや論者がすることになるのでしょう。僕はトータルでは落第点だと考えていますが、いろいろな評価軸がありますし、長期政権ゆえの安定感というのは評価されてしかるべきでしょう。ただ安倍政権に決定的に欠けていた誠実さと公正さだけは、次の政権に求めたいと思います。これだけ嘘ばかりついていると感じさせた政権は過去に見たことがありません。

 とりあえず今はとてつもなく国の舵取りが難しい状況です。何かとトラブルの火種になるトランプが再選するかどうかはわかりませんが、中国、ロシア、韓国、北朝鮮という隣国の指導者たちも厄介な人物ばかり。コロナは収まらず経済は落ち込み続け、日本はどんどん貧乏になっています。財政、環境、教育、医療、年金、格差、少子化、どれを取っても難題ばかりです。果たして自民党に次のリーダーに相応しい人物はいるのでしょうか。
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ鬱ではないけれども

2020-08-27 23:37:04 | 日記
 世の中には「コロナ鬱」と呼ばれるようなメンタルをやられてしまっている人が結構いるということですが、確かにこれだけ家に籠っていて遊びに出かけられない、仲間と集まれない上に、ニュースで流れてくる話もとにかく憂鬱なことばかりで楽しい話題がないと、気晴らしができずにふさぎ込んでしまうというのは理解できます。気の合うもの同士でバカ話をして盛り上がることでストレスを発散していたのに、その一番手軽な手段すら封じられているのですから。

 僕の場合は比較的家にいることが得意ですし、ひとりでいることもそれほど苦ではない方ではありますが、それでも時々うんざりすること、腹が立つことはあります。若い頃なら若さに任せて相手と喧嘩するようなこともできましたが、この年になるとそれも簡単にはできません。波風立てて後々まで頭を悩ませるよりは、我慢して穏やかにやり過ごした方が結果としてはストレスにならないこともわかっています。

 ただコロナ以前ならそういう我慢をした時には、関係ない人に愚痴のひとつふたつも言って少し気分を晴らすこともできましたが、今はそれができないので、少しずつマグマが溜まっているような感じがします。いつか爆発して人間関係をぶち壊す前に、どこかで発散しないとヤバイかなぁという思いはしています。

 人間、年を取ると頑固で怒りっぽくなる人と、逆に穏やかに丸くなる人がいますが、僕はできたら後者になりたいと思っていますし、実際に若い頃よりは随分と角が取れて人当たりも良くなったと自負しています。ただそれは表面的なことだけで中身は相変わらず毒が多い性格なのもわかっています。そう簡単に人格者にはなれないみたいです。まだまだ修行が足りません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

動画編集ソフト選び

2020-08-26 23:32:04 | ネット・PC
 僕が初めてPCを触ったのは1980年代です。パソコン通信を始めたのは1989年、インターネットで個人サイトを作り、この「コーカイ日誌」を始めたのが1996年。もちろん僕より先にこうしたものに取り組んでいた人たちはたくさんいますが、それでも世の中全体から見ればかなり早いうちからのパソコン好き(マニアとまではいかない)で、パソコン通信のオフ会などに参加していた1990年代前半は「変人の集まり」だと思われていましたし、実際に変人が多かったです。

 テニスサークルのサイトをいち早く立ち上げて、メンバーの募集やサークル内の連絡もオンライン化をどんどん進めました。それが珍しかったのか、当時インターネットを始めたばかりの理系の大学院生や企業の技術者などがサークルにたくさん参加してくれて、理系人間の多いサークルでした。僕自身は文系人間でしたが、なぜかデジタルガジェットだけは面白くて、パソコン雑誌を読んでPCのスペックに拘り、名古屋の電気街である大須を探索し、CPU交換にまで手を染めていました。

 しかし世の中のデジタル化、IT化が進み、こうしたことがマニアの遊びではなく社会的インフラとなるにつれて、逆に興味が薄れていきました。仕事で使うPCは面白くもおかしくもありません。エクセルやパワポでPCを使っても楽しめません。根っから仕事よりも遊びを優先してしまうダメ人間なのです。遊び道具で使うならどれだけでも使いますが、現代のPCは完全に仕事道具になってしまいました。

 そんな僕がこれまで手を出していなかったのが動画編集です。何より難しそう、時間がかかりそう、PCのスペックが高くないとサクサク動かないので金がかかりそう、という理由で長年興味はあったものの敢えて見ないようにしていました。ところが僕がそっぽを向いている間に、動画編集はPCではなくスマホでもできる時代になっていました。YouTubeの普及が大きな影響を与えたのだと思いますが、すっかりかつてのPC好きが時代に乗り遅れてしまっています。

 と言うことで、何周遅れかわからないほどですが、今頃になって動画編集ソフトを使ってみようと調べています。有料無料いろいろあってどれが使いやすいのか、どういう機能があるのか、使いやすさはどうなのかを試してみてから、テニスや演奏の動画を編集してみたいと考えています。これまでも発表会の動画はYouTubeにアップロードしているものの、編集せずにそのまま上げただけなので、これからはもう少し見栄えのいいものにしたいです。まあそれでも演奏の下手さは変わらないので限定公開以上にはしませんけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連弾のプリモとセコンド

2020-08-25 23:37:05 | 音楽
 ピアノのレッスンでよく連弾の曲を弾きます。連弾はひとりで弾くより楽しいからです。音楽の楽しみは人と合わせることだと思っているので、2人で弾くのは「音を楽しんでいる」感が強くなります。まあ連弾の方が音数が少なくなって楽で簡単ということもありますけど。

 これまで連弾したのは「カントリー・ロード」「What a Wonderful World」「未来予想図2」「Endroll」など。そしていま練習しているのが「美女と野獣」です。掛け合いのデュエットソングですから連弾向きの曲だと言って良いでしょう。もう半年以上練習していて、ようやく今日のレッスンで動画を撮影して仕上げとなりました。

 で、次はどうしようかということになって、先生からの提案で「美女と野獣」のセコンドを練習することになりました。連弾で右側に座って高音部を担当しメロディを弾くのが「プリモ」、左側に座って低音部を受け持ち主にハーモニーとリズムを担当するのが「セコンド」です。先生と生徒の連弾の場合、ほぼプリモを生徒が担当します。派手で目立つのはプリモ、地味だけど曲を支えるのがセコンドだからです。

 もちろん僕もこれまでプリモしか演奏したことがありません。セコンドはメロディと違ってわかりにくいし、リズムをしっかりキープしないといけないし、ペダルも踏まなければなりません。正直言って難しい上にあまり楽しそうではないのですが、僕もピアノ歴9年、10年目のチャレンジとしてやってみるのもありかなと決心しました。多分完成まではかなり時間がかかると思います。コツコツやります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋のプラン通りの勝利

2020-08-24 23:56:02 | サッカー
 Jリーグ12節、3位の名古屋グランパスが首位を独走する川崎フロンターレに1-0で勝ちました。「金星」と表現するメディアもありました。確かに開幕前の評判を考えればJリーグ記録の10連勝中の優勝候補を相手に、毎年のように降格争いをしている名古屋が勝つなどというのは金星なのかも知れません。ただ現在名古屋は3位、しかも試合数がひとつ少なく得失点差では2位なのですから、実質的には川崎との試合は「優勝争い」なのです。

 今季の川崎は圧倒的な攻撃力が脅威です。1試合平均で3点を超える得点を叩き出しています。リーグ最強の攻撃力に、ともすれば対戦相手は精神的に引いてしまって、ますます川崎に攻め込まれてしまいます。しかし名古屋は今季リーグ最少失点。堅守でここまで勝ち上がってきました。1試合平均で0.7点しか取られていません。得点力は平均並みですが、1点取れば勝てるチームなのです。

 その名古屋が川崎戦で守りながら好機を窺うという、いつも通りの試合に持ち込み、前半終了間際に虚を突くようなサイドチェンジから金崎がゴールを決めました。時間は44分とまさに絶妙なタイミングです。これで堅守の名古屋ははっきりと後半は「守り抜く」というゲームプランを遂行できました。完全に名古屋の計算通りの試合でした。狙い通りであって決してまぐれでも金星でもないのです。

 名古屋の課題は選手層の薄さです。現在も主力を故障で欠いていて、出ている選手たちにはかなりの負担をかけています。疲労が重なってくれば当然さらなる故障のリスクもありますし、そうじゃなくてもパフォーマンスは落ちてきます。まだシーズンは半ばですから、後半戦に向けてどうやってチームをマネジメントしていくか、フィッカデンティ監督も頭が痛いところでしょう。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自慢話よりも夢の話を

2020-08-23 23:41:29 | 日記
 僕の母親は85歳なのに自分のことをあまり老人と思っていない節があって、未だに先々やりたいことの話をします。そして老人にありがちな「自慢話」「愚痴」「昔話」をほとんどしません。そのことに気づいたのは実はこの10年くらいのことで、そう言えば昔からその手の話を全然しなかったなぁと思い出しました。戦争体験も伊勢湾台風でも結構悲惨な目に遭っているのですが、長男の僕は少しだけ聞いたことがありますが、弟はほとんど聞いたこともないはずです。

 正直、老人にしては珍しいし、考えようによっては立派なことかも知れませんが、戦争や伊勢湾台風のような大災害の経験は子孫に直接語り伝えてもらった方が良いと思っています。まあ悲惨な経験というのは往々にして本人は思い出したくもないから喋りたがらないということもあるかも知れませんが、やはり僕の口から伝聞で聞くよりも元気なうちに孫たちに自分の言葉で語ってほしいなぁと考えているので、機会があれば話を振ってみようかなと考えています。

 こういうことを思うようになったのも、自分が年を取ってきたからで、僕の周りの同世代もやたらと「自慢話」「愚痴」「昔話」が多くなってきました。戦争体験のような有意義な話とか珍しい話ならまだしも、個人的な昔話など普通はまともに聞く気になれないことも多々あります。自慢話に至っては、まだ本人のことならともかく家族や友人のことを自慢されても困ってしまいます。

 まあ母の話も一種の家族自慢になるかも知れませんから、全然人のことは言えないんですけど、どうせ聞かされるなら、つまらない自慢話よりは、ちっぽけでも将来の夢の話を聞かせてもらう方が僕は好きです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラとグラが強い

2020-08-22 23:59:57 | 野球
 名古屋を本拠とする中日ドラゴンズと名古屋グランパス。ともに今季開幕前の評判はガタガタでした。優勝争いどころかリーグの上位すら全く予想されることなく、そもそも言及すらされないくらいの低評価。もともと地方球団に対する東京マスコミの関心の低さもあって、ドラもグラも無視されていたと言っても良いでしょう。

 ところがグランパスは開幕ダッシュに成功。さすがにダントツで勝っている首位の川崎フロンターレには大きく差をつけられていますが、今のところ1試合少ない状態でリーグ3位、得失点差なら2位につけています。日本代表がいるわけでもなく、ビッグネームの外国人を連れてきたわけでもないのに、チーム一丸となってこの成績を挙げているのはマッシモ・フィッカデンティ監督の力量ということなのでしょう。明日の川崎戦は優勝争いを続けるためには是が非でも勝ちたい試合となります。

 そして7年連続Bクラスなのに大した補強もせずにシーズン開幕に臨んだドラゴンズ。開幕前の予想ではヤクルトと並んで最下位候補でした。ただ僕は開幕前からそこそこの戦力は揃っているのだから、そこそこの順位は望めるのではないかと思っていました。昨シーズンもチーム打率はリーグ1位、防御率はリーグ3位だったのです。うまく噛み合えば十分Aクラスが可能なはず。

 と言っても、やはり開幕ダッシュには失敗して評判通りに最下位争いをしていたのですが、梅雨明けして暑くなってきてから急に勝ち始めました。巨人、広島、巨人、ヤクルトと4カード連続の勝ち越しをして、この週末のDeNA戦も連勝、5カード連続勝ち越しを決めてしまいました。今は3位になり、2位DeNAとは2ゲーム差まで迫っています。

 ドラゴンズが安定して勝っている要因は何といっても先発投手陣でしょう。小笠原、福谷、柳、福、ロドリゲス、大野というローテーション。打線はもともとそれなりに打てるのですから、試合をきっちり作ればそうそう連敗はしません。ナゴヤドームをホームとしているだけに試合消化もリーグで最も順調ですから、シーズン終盤で地獄の連戦になることも避けられそうですし、今年こそAクラス入りができるのではないかと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする