幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

オヤジクリエーターズ

2012-08-31 00:29:33 | 広告
 仕事の話なんであまり具体的には書けませんけど、今とあるグラフィック広告の企画をやっています。コピーライターが僕でアートディレクターとクリエーティブディレクターは僕の先輩。僕が一番若手ですから全員50代、平均年齢は約54才です。なかなかのオジサンチームです。

 20数年前ならよく一緒に企画を持ち寄ってあーだこーだやっていた面々ですが、最近はさすがにそういう機会も滅多にありませんでした。みんなベテランなので、それぞれにチームを組んで、若手から上がってきた企画についてディレクションするというスタイルが多いからです。昔のように自分たちで全てアイデアを出して打ち合わせして意見を戦わせるなんて本当に久しぶりです。

 正直、この年齢になるとアイデアを出すのはしんどいです。いや、正確に言うとアイデアは出るのですが、自分の出したアイデアをすぐにセルフチェックしちゃうので、なかなか自分で自分の企画にOKが出しにくいのです。若い頃は自分の思いつきに惚れこんで一直線に突き進んでいけたのですが、経験だけはやたらと豊富になってくると「あー、このアイデアは以前のあれに似ているな」とか「この企画だと好みじゃないだろうな」「これは費用がかかり過ぎるかも」とか、ついついネガティブチェックが自分でできてしまいます。

 とは言いつつ、それでも昔ながらの古いメンバーで企画会議をするのはやはり楽しくて、ちょっとした同窓会気分です。アートディレクターは昔から変わらず単純でスッキリしたデザインが好きだし、クリエーティブディレクターはとにかく自分が納得できるまで粘るし、僕は若い頃からせっかちで、次々と「じゃあこうしたら?」と言って早く決めたがるし。いくつになってもそのあたりの癖は変わりません。

 まあこれで素晴らしい企画が出来上がれば良いのですが、なにせロートルチームなので、活きのいい若手に勝てるかどうかは心もとないです。どういう結果になるか楽しみではありますが。


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気がついたらできるようになっていたこと

2012-08-30 01:23:08 | 音楽
 最近のピアノの練習曲は「北の国から」でした。ご存知さだまさしの名曲です。初級者向けの楽譜ですが何とか2ヶ月かかって先生から先日合格をもらいました。この前の練習曲は「いい日旅立ち」でした。これは3ヶ月かかりました。それ以前に練習していた曲と違って、左手が格段に難しくなったのでマスターするまでに本当に時間がかかりました。左右で違うリズムを弾くことがなかなかできなかったからです。と言うか、永遠に無理と思えるほど苦労しました。

 「いい日旅立ち」と「北の国から」を合わせて5ヶ月間練習して、ふと気付けばかなり右手と左手を別々に弾くことができるようになっていました。もちろんまだまだ未熟で「できるようになった」と言うのは本当はおこがましいレベルなのですが、それでも5ヶ月前から比べれば長足の進歩をしていることは確かです。自分でも「おー、できてる」と驚くほどですから。

 次の練習曲は「SUMMER」です。これまた久石譲の名曲です。リズムもまた格段に難しくなっています。口ずさむことはできても、その通りに弾けることとは別問題。リズムがわかっていても、なかなか指が思った通りに動かないのです。先生は「ここまでできるようになったら簡単ですよ」と言いますが、その言葉を額面通りに受け取れるほどこちらも若くないので、また必死に練習しないとできないだろうなと思っています。

 ただ、必死に練習をしていると、いつの間にかできなかったことができるようになっている感覚というのは、最近あまりなかったので楽しい気分です。子どもの頃はそういうことがたくさんありました。気がつけば50メートル泳げるようになっていたり、気がつけば鉄棒でくるくる回っていたり、気がつけばバスケットボールのレイアップができるようになっていたり。でも大人になると新しいことを苦労して練習しようとあまり思わないですから、そうそう進歩してできるようになったという経験もしません。

 ピアノだけではなくサックスでも音が出なかった高音が出せるようになっていますし、テニスだって山本麻友美プロの強烈なリターンをファーストボレーで返せるようになりました。山本プロのリターンなんて永遠にやられ続けるんだろうと最初の頃は思っていましたし、もちろん今でもやられてしまうことも多いのですが、ある程度の確率で返せるようになったのは自分としてはかなりの進歩です。お陰で先日のゼビオカップでも相手のリターンが強烈だと思うことがほとんどありませんでした。男性も含めて山本プロの方がリターンは速いしエグイですから。

 「伸びしろ」があるって本当に楽しいです。進歩のないところにモチベーションなしですね。


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地方移籍は「左遷」なのか

2012-08-29 00:40:15 | AKB&乃木坂
 AKB48の指原莉乃がHKT48へ移籍した時に「左遷」と評され、さらに我が家の杉山裕之の“福岡左遷”報道があり、それに対して福岡出身の博多大吉が「博多は左遷じゃない」とツイッターで怒ったそうです。

 名古屋人の僕としてもこの大吉の怒りは良く理解できます。東京のマスコミからすると、東京以外の土地に行くことは全て「左遷」だと決めつけますが、その土地の人間にしてみれば失礼極まりない話。そもそも東京になんか住みたくないから地方都市で生活しているのに、なんで東京にいることが偉いと思ってんだか、と思います。

 そんな中、秋元康がAKB48の「新組閣」でメンバー数人を「地方転勤」させることを発表しました。それもSKE48やNMB48との兼任くらいならともかく、博多、そして上海やジャカルタまで異動させるというのですから大胆です。特に宮澤佐江の上海と高城亜樹のジャカルタはさすがに長年の主力メンバーだけに驚きました。

 これは指原の一件がヒントになったのか、それとも指原移籍の前からそういう構想を持っていたのかはわかりませんが、さすが秋元だと僕は思いました。総選挙やじゃんけん大会もそうですが、良い悪いではなく、これまでやったこともないし、普通では思いつきもしないことを次々とやって驚かせるのが秋元の手法です。アイドルの地方(海外)転勤なんてまさに想定外です。

 地方グループへの移籍による教育効果と注目度アップ、そしてAKB48の引き締めとメンバー入れ替えによる活性化。これは「左遷」ではありません。目的を持った人事異動です。そしてこれが左遷ではないなら、先にあった指原の博多移籍も左遷ではないことになり、彼女のイメージを回復することもできます。

 ちなみに前田敦子の「卒業」も単にこれだけではモーニング娘。と同じなので、今後どういう展開を見せるのか楽しみです。
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全米オープン展望

2012-08-28 00:33:50 | テニス
 いよいよ今年最後のグランドスラム全米オープンが始まります。日本からは男子が錦織圭、添田豪、伊藤竜馬に加えて守屋宏紀が出場。日本男子が4人もグランドスラム本戦に顔を揃えるなんて、昔を思えば夢のようです。女子は森田あゆみ、クルム伊達公子。こちらはなかなか若手が育ってきません。

 注目はもちろん錦織圭です。アメリカは地元だしハードコートは得意。ベスト8以上の成績を期待したいところです。1回戦、2回戦は格下。3回戦でチリッチと対戦、それに勝つとツォンガです。錦織が得意な相手だけにここを勝ち抜いて準々決勝でのマレー戦となれば夢が広がります。

 優勝争いはナダルが欠場のため残る3強の争いが軸になります。マレーがフェデラーのサイドに入ったので、ジョコビッチはラッキーでした。ただジョコビッチにとって厳しいのは準決勝のフェレールよりもその前に当たるデルポトロ。ここが大きな山場でしょう。もしデルポトロがジョコビッチに勝てば、そのまま決勝まで進んできそうな気がします。

 3強とそれに続くフェレール、ツォンガ、デルポトロの6人に優勝争いが絞られそうな男子に比べて、女子は相変わらず予想が難しいです。ただ今回は久々に「本命」はいます。セリーナ・ウィリアムズです。ウィンブルドンとロンドン五輪を続けて制覇して未だに実力では頭ひとつ抜きん出ていることを示しました。後は体調とモチベーションだけなのですが、さすがに地元全米なら体調は万全で臨んできそうです。モチベーションはわかりませんが。

 対抗は今年安定して成績を残しているシャラポワ。もちろん第1シードのアザレンカ、第2シードのラドバンスカも有力候補。さらにここのところちょっと低迷気味のクビトバにも期待したいところ。今季ランキングをぐっと上げたケルパーや、昨年優勝のストーサーもチャンスはあります。今季限りで引退のクライシュテルスは第23シード。リーナ、ストーサーの山に入ったのでベテラン対決となります。どこまで上位に進出できるか楽しみです。

 全米はナイトセッションに人気カードが組まれるので、見たい対戦は日本時間の朝。なかなかライブでは見られない大会ですが、男子の準々決勝以降は面白くなりそうなので、9月2週目は寝不足になりそうです。


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計画通りかと思ったら大どんでん返し

2012-08-27 00:44:20 | テニス
 昨日書いたようにこの土日は「テニスマガジンゼビオカップ東海大会」でした。昨年は3位トーナメント優勝で雑誌に掲載されたので、今年は4位トーナメントながらもまた優勝してテニスマガジンに載るぞ、というモチベーションで日曜日の試合に挑みました。

 1回戦はシードなのでいきなり準決勝。4位トーナメントとはいえ今年はレベルが高いです。女ダブを取られて負けられないところに追い込まれての男ダブ。しかしなかなか調子が良くて軽く6-1で勝つことができました。ミックスも楽勝して、予定通りに決勝進出です。これで賞品が貰えることは決まりましたが、雑誌掲載にはもう1勝が必要です。

 決勝戦。相手は聴覚障害のある人たちが組んだチームです。耳が聞こえなくてもテニスするには問題がないようで、かなり上手です。4位トーナメントとは言えさすが決勝戦、厳しい戦いになりました。しかしここで頑張ったのが土日で4連敗中未だ勝ちナシの女ダブ。なんと競り勝って初の1勝を挙げました。

 初めてリードした状態で男ダブ。相手は若くて強力なサービスを持っているのでなかなかブレイクができません。ブレイクポイントはあったものの生かし切れません。こちらのサービスゲームも安定してキープしているので、お互いにキープが続いたままタイブレークに突入してしまいました。タイブレもポイントは競り合っていましたが、結局5-7で取られてしまい痛い敗戦。勝てそうな試合だっただけに悔いが残ります。

 しかしミックスが勝ってくれたので無事に4位トーナメント優勝は果たせました。これで2年連続の雑誌掲載確定です。表彰式で1000円のユーティリティバッグ(洗濯物を入れるのに便利そう)を貰い、いよいよ雑誌用記念写真撮影かと思いきや、1位トーナメント4位以上と2位トーナメント優勝のチームのみ撮影とのこと。「えー!!」と大きな声を出して抗議したところ、テニスマガジンのA編集長が飛んできて「今年は3位以下の掲載はないんです」と苦しそうに説明をされました。

 僕は大ショックです。賞品が欲しいわけではなく雑誌に写真と名前が載るということをモチベーションにして戦ってきたのに。だから4位でも良いかと思っていたのに。だったら最初からそう言ってくれれば、土曜日は石にかじりついてでも2位トーナメントを狙ったのに。

 なにせ我々のリーグの2位は2位で優勝、3位は3位で優勝、そして僕たち4位は4位で優勝しました。そして1位も含めて4チームは内容的にほぼ互角で、もう一度やったら順位がガラガラポンとなることも十分あり得るほどの僅差でした。つまり、僕たちは2位になっても2位トーナメントで優勝できる可能性はあったということです。

 本当にこれは完全に作戦ミスでした。4位になって4位トーナメントで優勝するところまではシナリオ通りだったのに、最後の最後で「大どんでん返し」を喰らってしまったのも、日頃の行いが悪いせいだと思うしかありません。後はいろいろカメラマンさんにアピールして写真を撮ってもらったので、それがどれだけ雑誌に載るかに期待するしかありません。


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勝負は負けたが内容は充実

2012-08-26 00:46:26 | テニス
 毎年参加している「テニスマガジンゼビオカップ」。女子ダブルス、男子ダブルス、ミックスダブルスの3本勝負による団体戦で、参加資格がオープンなので結構レベルの高い人が集まる大会です。初日に4組でリーグ戦を行い2日目に順位別トーナメント。我々のサークルはいつも3位トーナメントが指定席で、去年は3位で優勝を飾りテニスマガジンにも名前入りで写真が掲載されました。その前年は3位準優勝、その前は3位のコンソレ優勝。さらにその前は2位で1回戦負けでした。3位ならそこそこ戦えるけど2位にいくと力不足というあたりです。

 ただ今年は3位から脱却して、できたら2位で互角に戦いたいと狙っていました。2年半にわたる山本麻友美プロとの練習会のお陰で、僕の実力がそれなりに上がってきているという実感があるので、その分だけでもチームの総合力が底上げできているかなと思うのです。

 まず初戦はお父さん、お母さん、娘さん、お婿さんという構成の家族チームが相手。娘さんがやたらと上手です。聞けば関東の体育会でやっていたとかで、高校時代はインターハイにも出たそうですから、そりゃ強いはずです。男ダブは勝ったものの女ダブと僕が出たミックスは彼女ひとりにやられた感じで負けてしまいました。

 2戦目は40代のベテランチーム。男性は僕より2才年下なだけのオジサン2人組ですが、サークルに遊びに来たこともある人たちだけに強いことは知っています。これも女ダブはあっさり負けたのですが、僕が出た男ダブでは互角の展開。当初2-5までリードされましたが、そこから追い上げてタイブレに持ち込みます。タイブレ6-5とマッチポイントを握ったのですが、結局最後は押し切られて逆転負けしました。彼ら相手に勝てるくらいにはなってきたと思っていたので、この結果は本当に残念でした。ミックスは勝ったので、この男ダブさえ勝てていればというところでした。

 3戦目は大阪から来た若者チーム。荒っぽいけどパワーは抜群です。女ダブはコロリとやられた後、僕はまた男ダブに参戦。これまた互角な展開でしたが、僕のサービスゲームを3つとも全てキープして6-4で勝つことができました。パワーを技で制して勝つことができて、ここ2年半の山本プロの剛球を受けてきた成果だと思いました。残念ながらミックスを落としたのでこの試合も負け。結果3戦全敗で4位になってしまいました。

 2位を目指していたのに4位というのは予想外ですが、内容的にはどの試合も1勝2敗と接戦。女ダブは全て完敗だったものの、男ダブとミックスは互角でしたからちょっとした勝負の綾であり、決して悲観したものでもありません。僕自身のプレーも暑さで途中バテたものの基本的には悪くなかったので満足しています。

 4位トーナメントに回るのは10年ぶりですが、昨年3位で優勝している以上、狙いは4位優勝しかありません。日曜日も頑張ります。


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巨人独走体制で中日はどう戦うか

2012-08-25 00:04:59 | 野球
 いつかそうなるだろうとは誰しも思っていましたが、とうとう巨人にマジックが点灯してしまいました。中日はここまでよく頑張りました。決して弱かったわけではないのですが、それ以上に巨人が強すぎた、もしくは他の球団が弱すぎたのがいけないのです。特に対巨人戦3勝12敗の阪神、2勝10敗のDeNA(8/24現在)。いったい何をしているんだかと思ってしまいます。ヤクルトみたいに上位球団とも対等に戦おうという気概が感じられません。

 巨人は開幕直後こそ打線が全く打てずにスタートダッシュでつまづきましたが、本来の打力を発揮するにつれて投手陣も安定。チーム打率.251はリーグ2位ですが、チーム防御率2.08はぶっちぎりの1位です。投手力では中日に分があるかと思いましたが、これだけの数字を残されては太刀打ちできません。先日杉内が戦線離脱したのは痛いでしょうが、それを補うだけの投手が揃っていますから大きく崩れることは考えられません。このまま優勝まで順調にマジックを減らしていくことでしょう。

 中日は本当によく頑張っています。貯金21、勝率.608は本来なら十分に優勝を狙える数字です。しかも主砲ブランコ、守護神岩瀬、昨年MVPの浅尾の中心選手3人が長期離脱しているにも関わらずですから、他の選手の頑張りと高木監督、権藤コーチの手腕を称えるべきでしょう。ただ残り巨人戦は少ないし、もはやここまでくると逆転優勝の可能性は低くなってきたので、クライマックスシリーズに備えた態勢づくりを視野に入れた方が良いでしょう。

 3位に入るのが広島かヤクルトかで中日にとっては戦いやすさが変わります。広島はお得意様ですがヤクルトはここ数年ずっと苦手。ナゴヤドームでならヤクルトとも互角以上に戦えるとは言え、やはり戦いやすいのは相性が良い広島でしょう。問題は東京ドームでの巨人戦です。今年は例年にもまして「内弁慶」気質が強く、特に関東に出向いた時はもうボロボロです。東京ドームで巨人に勝ち越すなんて最初から無理と思ってしまうほど。これをどうクリアするかが高木監督の考えどころです。

 もう2位は確定的なので、シーズン終盤は少し手綱を緩めて選手に無理をさせず、巨人とのクライマックスシリーズに向けて調整をしていくようなもってきかたができるかどうか。9月は疲れがみえるベテランを休ませ、調子の上がらない主力は2軍で調整。元気な若手を試して経験を積ませ使えそうな選手をピックアップしていく。優勝が決まらないうちからこういう戦い方をしていかない限りは、ちょっとやそっとじゃ巨人を崩せません。ファンからはペナント争いを放棄したのかと批判を受けるでしょうから、どこで見切るかというタイミングは難しいですが、この際、それくらい思いきらないと巨人には勝てないと思います。


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地域格差が逆転した高校野球

2012-08-24 00:26:56 | 野球
 甲子園の決勝は大阪桐蔭と光星学院が史上初の春夏同一カード決戦となり、大阪桐蔭が3対0で勝って史上7校目の春夏連覇を果たしました。心情的には昨夏から3季連続で準優勝となってしまった光星学院を応援していたのですが、やはり地元大阪代表の方が一枚上手だったという印象です。特に大阪桐蔭のエース藤浪は素晴らしいピッチングでした。将来が楽しみです。

 東北勢は未だに甲子園での優勝経験がありません。かつて「大旗は白河の関を越えない」と言われていたのに、駒大苫小牧があっさり東北を飛び越して大旗を持ち帰りました。また沖縄県勢も悲願の優勝を果たしました。北海道は2年連続優勝、沖縄は春夏制覇を達成し、これまで「野球後進国」と呼ばれていたのに、一気に先進地並みへとレベルを引き上げました。

 東北勢もこの10年で5度も決勝に進出するくらい力をつけてきています。今や他地域とレベル差があるとは感じられないどころか、むしろ「強い」印象です。ただなぜか優勝だけは逃し続けています。東日本大震災で深い痛手をおっているだけに、甲子園での東北勢の優勝が少しでも被災者、被災地域への励ましになればと思いますが、3季連続準優勝というのが素晴らしい結果だけに余計に惜しいと思ってしまいます。

 北海道や沖縄、そして東北が力をつけてきた分、地盤沈下の印象が強いのが我が東海勢です。戦前には「球国愛知」とまで呼ばれた愛知県を中心に、甲子園での主役はずっと東海勢だったのですが、それも今は昔。今大会、大阪桐蔭、光星学院と並んで3強と言われていた愛工大名電が初戦敗退したのを筆頭に、枕を並べて討ち死にしました。今や東海勢と対戦する他地域の代表校は「ラッキー」と思うかも知れません。かつてのイメージが逆転してしまいました。東海勢にレベルアップの明快な方策がないだけに、この傾向はしばらく続きそうな気がします。


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基礎練習の大切さはわかっている

2012-08-23 01:40:59 | 音楽
 いまサックスはずっと基礎練習をしています。中級者認定を先生からしてもらいましたが、中級だからこそ改めてきちんと基礎をやりましょう、ということだったので、タンギングやらスケールやらを地道に練習しています。もちろん曲を吹く方がずっと楽しいのですが、まだまだ自分でも全然できていないとわかっているので、基礎練習も頑張って取り組んでいます。なかなか上達しないのが情けないですが。

 キャリア3年のサックスと違って、キャリア30年のテニスなら基礎練習の大事さは身に沁みてよくわかります。たまにスクールでコーチに球出しをしてもらうと、「うん、これは良いな」と本当に実感します。きちんとしたショットを打つには正しいフォームを固めることが大事なのですが、いつもはゲームばかりやっているので、変なフォームでも返れば良い、決まれば良いとなってしまいがちです。しかしそうやって手先で誤魔化してばかりいると、どんどん変な癖がついてしまい、最終的には本当の上級者にスコスコにやられてしまいます。

 かと言って、30年もテニスをしていると、今さらフォームを直すのは怖いんですよね。変な癖なりに打てるようになっているので、ちょっと変えようとすると途端に入らなくなります。それで「ど」が付くほどのスランプになった人をたくさん見てきましたから、直しかけても結局いつの間にか元に戻っていたりします。

 その点、まだ3年のサックスなら癖の矯正も比較的簡単です。だからこそ今、先生も基礎練習に取り組ませているわけで、それは僕もわかっていますから文句を言わずに練習していますが、でもやっぱり曲も吹きたいです。来年2月のバンドによる発表会で演奏する曲を何にするか、もう2ヶ月くらいずっと考えているくらいですから。


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早起きの練習の成果

2012-08-22 00:23:09 | テニス
 今週末は毎年参加しているテニスマガジン主催の大会があります。団体戦で2日間かけて行われるのですが、レベルが高くてなかなか勝てないものの、ずっと参加しているし雑誌に写真も載せてもらえるしで毎年楽しみにしている大会です。

 この大会、問題は朝が早いこと。土曜日は8時、日曜日は8時半には会場に行かなければなりません。初日は6時半起きです。それのどこが早いんだ、という人は、日頃から早寝早起きを励行している立派な生活習慣をお持ちの方でしょう。僕は夜更かし朝寝坊が大好きな人間で、そんな僕は頑張って毎日8時半に起きています。かつては午前3時過ぎに寝て朝9時頃に起きる生活だったのですから、これでも早起きになった方です。ただ当日頑張って早起きしても、試合が始まる時間にはまだ体が全然起きていないので調子が出ません。もし試合が午後から夜にかけて行われるのであれば、僕のテニスの実力は間違いなく5割増しです。

 で、何とか早起きに慣れて朝から体が動くようにしようと、試合の数日前から「早起きの練習」をしたこともあります。早起きして練習ではありません。早起きをする練習です。いきなり2時間も早起きするからいけないのであって、毎日30分ずつ起床時間を早めていけば何とか体が慣れるのではないかという計算です。過去にこの作戦で頑張って早起きしたことが何回かあったのですが、実はあまりその効果があったという記憶がありません。早起きを練習をして臨んでも、単にその日だけ早起きしても、あまり結果は変わらないのです。

 どうやら数日間程度の早起きでは体内時計は修正されないどころか、むしろ毎日起床時間が変わるため調子が狂うみたいで、ずっと体調が悪いのです。しかも早起きを始めた最初のうちよりも数日後の試合本番の日の方が疲労が蓄積して体調はより悪くなっています。まさに本末転倒、策士策に溺れるです。やはり早起きするなら、それが生活習慣になるくらい日常化していないとダメみたいです。

 と言うことで、今年はあまり無理しないで早起きはぶっつけ本番で行こうと思います。それに早く会場に行っても試合が始まるまで待たされてお昼近くになったりすることもありますし。まあもし朝イチになったらスッパリ諦めるしかありません。チームのみんなに頑張ってもらいます。


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