幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

素人を楽しませてこそプロ

2011-01-31 00:48:28 | スポーツ
 週末はサッカーアジア杯決勝と全豪オープンテニスで盛り上がりました。どちらもプロが死力を尽くして戦っている姿を堪能させてもらいましたが、プレーを見せるだけで金を取れる選手というのはやはり素晴らしいことだと思います。

 サッカーは、強豪オーストラリア相手に日本が持てる力の全てを尽くして戦い、勝利をもぎ取ったという印象。昔の日本サッカーと比べたら本当に成長したなと思うことがいくつもあって、それだけでも感動しました。トラップひとつ、パスの精度ひとつ取っても20年前はおろか5年くらい前と比べても巧くなっていますし、戦術もメンタルも采配も含めて格段のレベルアップがあったからこそ、堂々のアジアチャンピオンになれたのだと思います。

 これで2013年のブラジルでのコンフェデレーションズカップにアジア代表として参加できます。ワールドカップ前年に真剣勝負ができるというメリットだけではなく、各大陸代表の強豪国と互角に渡り合う姿をサッカーファンに見せてくれることがまた楽しみです。

 ところでこの週末は「魅せる」プロだけではなく、一緒に「プレイする」プロにも楽しませてもらいました。ひとつはいつものテニスの山本麻友美プロとの練習会。もともとは「魅せる」プロが一緒にプレイしてくれるのですから、それだけでも楽しいのですが、昨日の山本プロはいつにもましてフォアハンドの精度が高く、自由自在に打ちわけていて我々の仲間が見事に手玉に取られていました。ゲーム途中で思わず「赤子の手を捻ってますね」とプロに言ってしまったほどです。

 隣のコートにいた顔見知りのオジサン(というかオジイサン?)たちが自分たちのプレイもそこそこにこちらのゲームを見ていましたが、本当にそのあたりでは見かけることができない質の高いプレーをされると感動してしまいます。一緒にテニスをしていてこれほど楽しませてもらえるのはやはり凄いことだと思いました。

 もうひとつは昨夜サックスのスクール生によるライブを控えて、スタジオでリハーサルをしたのですが、初めてのバンド体験を大いに楽しませてもらいました。サックスの僕以外はギター、ベース、ドラムス、キーボード全てスクールの先生たち。初めてバンドでサックスを吹くためにガチガチに緊張している僕をいろいろと盛り上げてリラックスさせてくれました。

 最初から最後までメロメロだったにも関わらず、ずっとみんなで「良いですよ」と誉めて乗せてくれるのです。こちらとしては「良いわけないよな」と思っていますが、それでもダメ出しなんかされたら余計に緊張でダメダメになることもわかっていますから、誉めてもらえてかなり助かりました。本番まで残り3週間。プレイするのは1曲だけとは言え、そのステージを楽しむためにもっと練習しなければ。

 そして、バンドは楽しいと改めて実感。30分間で4~5回演奏しましたが、慣れるほどに演奏する楽しさが増しました。プロは素人を気持ちよくさせてくれるからこそプロ。自分も広告のプロとして改めて自分の仕事のやり方を見直そうと思いました。

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名古屋のトリプル選挙

2011-01-30 02:42:01 | 政治
 話題の名古屋のトリプル選挙の期日前投票に行ってきました。愛知県知事選、名古屋市長選、それに名古屋市議会の解散をするかどうかの住民投票の3つ。知事選は任期満了ですが、他の2つは河村たかしが仕掛けてきたことです。市政の停滞を招き税金のムダ遣いだという声もある反面、地方政治に関心を向けさせ活性化につながると評価する意見もあります。まあ大抵のことはメリットとデメリットがあるので、どちらの意見も間違ってはいません。

 名古屋市長選は河村たかし有利の声が高いようです。対抗は民主党と自民党が相乗りで支持している石田芳弘。前犬山市長・衆議院議員からの転身だけに知名度の高さも実績もあります。基礎票は民主党と自民党の相乗りなのですから圧倒的に高いはずですが、河村たかしにはそれを上回るだけの個人票があります。わかりやすいパフォーマンス政治家だけに、トリプル選挙で投票率が上がるほど河村有利になることも予想されます。僕の読みでは6:4で河村かなと思います。

 ただ、市長選に河村が勝ったとしても、知事選で河村の相棒の大村秀章が勝つとは限りません。今回の知事選は予想がつかない大混戦です。基礎票だけから考えれば「民主王国」愛知県で民主党が推す御園慎一郎が圧倒しています。それに続くのが自民党の重徳和彦。ただ御園も重徳も官僚出身で、重徳の方が若くてルックスが良いだけに、それでかなり差を詰める上に、今の菅内閣の不人気ぶりも御園の足を引っぱるので、両者はイーブンに近づくのではないかと思います。

 票が読めないのが大村。愛知自民の幹部だっただけに、自民党支持層の個人票を持っている上に、民主党出身の河村の票も上乗せされます。重徳は大村に自民票を持っていかれるとかなり辛いことになります。ただ大村は三河では強いかも知れませんが、名古屋や尾張ではあまり評価されないだろうと思うので、政党の支持がないのはやはり苦しいかも。

 穴はみんなの党の薬師寺道代。民主も自民もダメな上に、独善的な河村にも票を入れたくない層の受け皿になるのが薬師寺しかいないからです。しかも女性候補で医師ですから、そのイメージから浮動票も期待できます。前回の参院選に出馬して落選したものの結構善戦していますから知名度もそこそこあります。基礎になる票は少なくても、投票率が上がって一番得をするのが薬師寺でしょう。基礎票からの予想なら、◎御園、○重徳、△大村、▲薬師寺ですが、僕は敢えて◎重徳、○薬師寺と思っています。見た目優先です。

 市長選で河村を再任しながら、知事選では大村を落とすということになれば、それは矛盾ではなく有権者のバランス感覚だろうと思います。河村の公約自体は評価している人は多いのですが、その手法に疑問を感じている人も多いのです。なのに、河村の思い通りに知事も議会もなってしまっては、河村は独裁者になってしまいます。そこは有権者がバランスを取ることでしょう。さて、あと一週間で結論が出ます。どうなることか。

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全豪オープン決勝は意外な組み合わせ

2011-01-29 00:09:28 | テニス
 全豪オープンテニスが意外な展開になりました。男子シングルスは2強のナダル、フェデラーが揃って敗れてしまいました。2人のどちらもいないグランドスラム決勝というのは2008年全豪ジョコビッチvsツォンガ以来。その前はというと、2005年全豪のサフィンvsヒューイットまで遡ります。つまり2005年の全仏から昨年の全米まで23大会で2人とも決勝に残れなかったのはわずかに1回だけだったわけで、いかにこの2強が抜きんでていたかということにもなります。

 ちなみにこの23大会中、フェデラーは優勝12回準優勝6回、ナダルは優勝9回準優勝2回。それに続くジョコビッチが優勝1回準優勝2回であることを考えると、2強時代がいかに長く続いているかも実感できます。逆に言えば、そろそろもう良いだろう、というくらい時間が経ったということでもあります。

 その2強時代を止めることを期待されているジョコビッチですが、今回の決勝の相手はマレーです。一時期はこの2人を加えて4強時代と思われたのですが、ジョコビッチもマレーもなかなか2強の壁を超えられないままここまできてしまいました。今回こそ世代交代の幕開けになるかも知れません。

 ちなみに2008年全豪も2005年全豪もフェデラーを準決勝で倒した方が優勝しているので、今回もジョコビッチ有利だと思います。マレーは早くひとつグランドスラムタイトルを取りたいところでしょうけど、今大会はジョコビッチの充実ぶりが目をひきますから難しいかも知れません。

 女子はクライシュテルスとリー・ナの決勝になりました。クライシュテルスは予想通りの強さでしたが、リー・ナはとうとうここまで成長したかという感慨があります。躍進する中国のエースとして、昨年の全豪でBEST4、ウィンブルドンでBEST8に入った彼女は、アジア人として初のグランドスラム・シングルス決勝進出です。このまま一気にチャンピオンの座を奪い取ることができるかどうか。

 ともにパワフルなストロークが持ち味の似たタイプだけに、経験に優るクライシュテルスの有利は動きませんが、アジア太平洋の大会と位置づけられている全豪ですし、同じアジア人としてリー・ナの奮闘を期待したいと思います。

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アングラだった頃のネットは帰ってこない

2011-01-28 00:48:20 | ネット・PC
 この「コーカイ日誌」を書き始めたのは1996年。すでに15年も前のことになりました。当時はまだインターネット黎明期と言っても良い時代で、ネット上に日記(ブログという言葉はまだありません)を書いていると言っても、周囲では10人に1人くらいしか理解してくれない頃です。当然僕は変わり者扱いされていました。「これからはインターネットの時代になるんだよ」と言っても「そんなものはなくても困らない、生きていける」と言う人がゴマンといたのです。

 そんな無理解の中で細々と書いていたわけですから、当然読者も少なく、パソコン通信時代の知人や教育関係、研究関係の人たちを中心に1日20~30もアクセスがあれば良いという状況。その代わり、かなり大胆に好き勝手書いても、誰も読んでいないようなものですからとても気楽でした。業務上のことも書き散らしていましたし、個人情報とかプライバシーとかあまり考えなしにネタにしていました。今から思えばユートピアと言っても良い時代です。

 ところがご存知のようにインターネットは急速に広まり、今では小学生から後期高齢者まで幅広くネットにアクセスする時代。この「コーカイ日誌」のアクセス数もweb版、ブログ版合計すれば毎日1000を超えるようになってしまいました。当然実名で書いていれば、周りの人間もかなり読んでいます。内容、表現ともに気を遣うことも増えました。人気の「Mっちゃん」シリーズもこれだけアクセス数が増えると、いくら相手がMっちゃんだとは言え、おいそれとネタにできなくなってきました。かつてよく登場していた他の人たちも最近はなかなか登場させられません。ネタがないわけではないのですがね。

 先日も某氏から聞いたお笑いネタを書いたところ、本人から「ちょっと勘弁してください」と削除依頼が来たので削除しました。昔なら平気だったろうに、今では本当にどこで誰が読んでいるかわかりません。気を遣って自主規制することもしばしばです。最近ネットに面白い読み物がないとお嘆きの方も多いと思いますが、そういうことも面白くないと感じるひとつの理由かも知れませんね。もちろん、プライバシーを尊重することの方が大事なのですから仕方ないですけど、昔の「社会の隅っこでこそこそやっている」アングラ感が今となっては懐かしいです。もう戻ってくることはありませんが。

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飲酒遍歴30年史

2011-01-27 01:54:55 | 日記
 僕もあと10日ほどで50才になるということは、お酒を飲み始めて30年(プラスα)ということになります。もっとも最近は本当にお酒を飲まなくなりました。元来それほど強い方ではありません。若い頃はそれなりに付き合って飲んでいたのですが、最近は年を取ったせいと時代の流れでお酒を強要されることもなくなったので、自然と酒量は落ちてきました。

 お酒を飲み始めた頃はもっぱらビールとウィスキーでした。あの頃はまだ舶来モノの洋酒信仰が強烈だった時代。大学生が飲めるのはサントリーのトリスやレッド、贅沢して角。決してうまいと思って飲んでいたわけではなく、もうそういうものだと思って浴びるように飲んでいただけでした。

 会社に入ると少しマシな酒も飲めるようになりました。特に「ホームパーティ」なるものが流行し始めた80年代には海外旅行のお土産で貰ったカティサークやジョニ赤、さらにはジョニ黒やシーバスリーガル、ディンプルなんて高級洋酒を口にする機会も増えました。もっともスナックでボトルキープするのはせいぜいオールドでしたけど。

 バブルも弾けた90年代になると、焼酎が流行り始めました。それまで焼酎というのは貧乏な安酒というイメージで、とても臭くて飲めたもんじゃないという印象だったのが、酎ハイが居酒屋で定番になってから一気に広まりました。なにせバブル後ですからみんなお金がないので焼酎はそんな時代にピッタリでした。居酒屋でビールから酎ハイという流れがこの頃にできあがったと思います。

 さらに個人的には日本酒にも興味がいきました。それまでのテレビでCMをガンガン流しているような大手メーカーのものではなく、純米酒、吟醸酒が注目を集め始め、生産量の少ない「幻の名酒」に脚光が当たるようになりました。当時の僕は温泉旅行にも凝っていたので、長野から新潟など信州北陸方面に旅行に行ってはその手の地酒を試していました。天ぷら屋で吟醸酒を飲んでいると「オレも大人になったなぁ」なんて思ったものです。後でとんでもなく高い請求書がきて目を回しましたが。

 そして2000年代になって少しずつワインを飲むようになりました。これは飲むと言うよりも食べる方により比重を置くようになったせいです。夜に出没している店が居酒屋ではなくフレンチやイタリアンに行くことが多くなりましたから、必然的に飲むのもワインということになります。

 居酒屋でフリードリンクに含まれるような安ワインは悪酔いするだけでロクなものではありませんが、きちんとしたフレンチレストランなどでソムリエに料理とのマリアージュを考えて選んでもらうと、「ワインはうまいな」と感動します。飲み慣れてくるにしたがって二日酔いもしないし、癖のあるような赤ワインも逆にそうじゃないと物足りなくなってきます。

 まだワインを語れるほど詳しいわけではないですし、そもそもそういうワインの蘊蓄を語りたいとも思いませんが、美味しいフレンチやイタリアンは好きなので、もう少しワインも勉強しても良いかなとは考えています。

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流れが決めたアジア杯日韓戦

2011-01-26 02:31:17 | サッカー
 昨夜のサッカーアジア杯準決勝の韓国戦は興奮しました。これまでの対戦相手は全て中東の国で、常にアウェーで戦っていましたが、ようやく平手で戦える相手。しかも因縁の日韓戦。たださえボルテージが上がるところなのに、さらに試合内容が一進一退でどちらも譲らない好ゲーム。夜10時半から深夜1時までずっと見ていた人がたくさんいたと思います。

 試合はチームの日本と個の韓国という戦い。日本が巧みなパスワークを見せれば、韓国は個の強さで突破を図ります。前半は日本が押し気味だったのですが、ロングボールを入れられて不要なPKを与えてしまい先制を許しました。しかし、日本は本田圭から長友、最後は前田へとパスを回し華麗なゴールを決めて同点に追いつきます。

 後半に入って徐々に押され気味の日本。危ない場面も何とかしのいで延長戦へ。延長前半はまた日本ペース。ちょっとラッキーなPKを貰い、本田圭が外したもののこぼれ球を途中から入った細貝が見事なダッシュを見せてゴール。これで後は得点を許さないだけだと思い、実際延長後半もそろそろロスタイムという時までうまく守っていたのに、何と120分目にゴール前の混戦から同点ゴールを叩き込まれてしまいました。

 この同点劇はまさにかつての「ドーハの悲劇」そのもの。これだけ時間をかけてもそれでもまだ同じことを日本は繰り返すのかと本当にガッカリしました。ドーハはもはや日本の鬼門なのかと。この流れではPK戦もヤバイと思ったのですが、なんとここでGK川島が流れを変えました。2本続けてナイスセーブ。一気に流れを日本に引き寄せます。そのまま3-0であっさりPK戦を制して日本が決勝進出を決めました。去年のW杯パラグアイ戦のPK戦の悪夢再びとならずに本当に良かったです。

 試合は前半が日本、後半は韓国、延長前半は日本、延長後半は韓国、そしてPK戦は日本と流れが行ったりきたりする展開でした。その流れを最後の最後に引き寄せることができたから勝てたのだと思います。そういう意味ではMVPは何と言っても川島でしょう。また延長のPKを外しながらも、PK戦の最初に蹴りにいった本田圭の強気も流れを引き寄せる一因となったと思います。技術だけではなくメンタルも強くなったことを感じさせました。決勝戦も楽しみです。

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『仰げば尊し』の原曲発見

2011-01-25 01:30:25 | 音楽
 僕たちが小学生、中学生の頃に卒業式で歌うと言えば『蛍の光』と『仰げば尊し』でした。どちらも名曲ですが、特に僕は『仰げば尊し』のメロディの格調高さが好きで、未だに3月にこの曲を聴くと、思わずジーンと胸が静かに震えます。歌と卒業の思い出とその時の感情が密接に結びついているのです。

 主に在校生が歌う『蛍の光』がスコットランド民謡というのは広く知られていますが、卒業生が歌う『仰げば尊し』は長らく「作者不詳」ということになっていました。作詞・作曲者はおろか、どこの国で作られたものかもわからないままだったのです。ところが先日この曲がアメリカ生まれであることが判明しました。19世紀後半に出版されたアメリカの本に全く同一のメロディの曲が収録されていることがわかったのです。よくぞ見つけたものです。

 記事によれば原曲を発見した桜井雅人一橋大名誉教授(英語学・英米民謡)はインターネットを活用して欧米の古い音楽教科書や賛美歌を集めて照合していたそうですが、ネット時代だったからこそできた作業だったのでしょう。書籍・文献を探すのがネット以前に比べて本当に楽になりましたからね。自分が卒業論文を書いた時にネットがあれば、どれほど楽に文献が集められたことかと今さらながら思います。

 ただ残念なのは、この『仰げば尊し』、実はもう今の学校ではあまり歌われていないこと。うちの子どもたちも歌ったことがないと言っています。学校で教えなくなったのは、どうやら歌詞の内容が時代にそぐわないというのが大きな理由らしいのですが、あの歌詞だからこそ良いのになぁと僕などは思ってしまいます。

 特にやり玉に上がっているのは2番の歌詞で「身を立て 名をあげ」の部分が立身出世が前面に出ていて現代の価値観に合わない、またそれに続く「やよ励めよ」が難解である、というようなことで、音楽の教科書に曲が掲載されていても2番の歌詞だけは削除されているのがほとんどらしいのです。

 まあ確かに立身出世というのは特に日教組的価値観からは「時代錯誤」と目の敵にされるのでしょうが、それほど大げさにとらえるのではなく、卒業してもこの先も頑張れよ、という恩師からのエールだと素直に考えれば良いんじゃないかと思います。卒業式で前向きな向上心を否定することはないでしょう。これも競争を否定する「ゆとり教育」の影響なのかどうかは知りませんが。

 今回の原曲の発見のみならず、アンジェラ・アキの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~卒業』(動画)や、AKB48の『10年桜』(動画)のイントロに『仰げば尊し』は使われたりしているので、これからはまた徐々に若者に浸透していくかも知れません。素直に恩師に感謝し、『仰げば尊し』を感動をもって歌うことができる学校であって欲しいと願っています。
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次の大関は稀勢の里か琴奨菊か

2011-01-24 00:28:36 | 大相撲
 大相撲初場所は白鵬の6場所連続で幕を閉じました。稀勢の里に2場所連続の黒星を喫したものの他を寄せつけない圧倒的な力量を示して堂々の14勝1敗。これほどまでに他力士との差をつけている横綱は過去にもちょっと例をみません。

 確かに全盛時の大鵬、北の湖、千代の富士、朝青龍も強かったですが、それでも「負けるかも」という相手はいました。優勝争いもしていました。今の白鵬は負ける気がしないし、まともに優勝を争える相手が見つかりません。先場所の豊ノ島、今場所の隠岐の海のように幕尻近くにいて大勝ちする力士が星の上では優勝争いをしているように見えることはありますが、実質的な力量差があり過ぎます。

 こうなった原因は4人もいながら全く白鵬に歯が立たない大関陣に責任があることは明白です。38才の魁皇はともかく、白鵬と同世代で脂の乗りきった年齢の把瑠都、琴欧州、日馬冨士の情けなさ。上を狙う気概が全く感じられないのはどういうわけでしょう。

 こうなるとファンとしては次の大関候補たちに期待せざるを得ません。一番手はもちろん「白鵬キラー」となった東関脇・稀勢の里。10代から将来を嘱望されていながら24才になり「万年大関候補」となりかかっている稀勢の里ですが、この2場所の活躍で再びスポットが当たっています。上位には強いのに下位に取りこぼす悪癖が陰を潜めたらすぐに大関に上がることでしょう。いつまでも殊勲賞を貰っている場合ではありません。

 今場所技能賞を獲得した西関脇の琴奨菊もそろそろ大関適齢期。若いと思っていたのにもう26才。今場所11勝を上げたので、いよいよ来場所は大関取りへ王手をかけたいところです。得意のがぶり寄りがはまればすでに力は十分大関だけに、来場所の活躍を期待しましょう。

 モンゴル出身の小結鶴竜も勝ち越してすっかり三役に定着しました。ただ地力はあるものの、なかなか派手な活躍をしないので目立ちません。なにかきっかけがあれば一気に大関争いに名乗りを挙げると思うのですが。他には今場所負け越したものの小結の栃煌山も期待の大型力士。来場所は平幕に下がりますが、すぐにまた三役に復帰してくるのではないかと思います。豊真将、豊ノ島、豪栄道らもここ数年大関候補として名を挙げられていますが、なかなか上位に定着すらできないのが残念です。

 理想的には夏場所、名古屋場所あたりで稀勢の里と琴奨菊のどちらかは大関に上がって欲しいですし、できたらその時には白鵬を倒して優勝してもらいたいと思います。関脇で優勝して大関に上がるような力士は一気に出世していくものです。そろそろ若手ではなくなってきた2人だけに、この上げ潮をうまく掴まえて欲しいところです。

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「旅行欲」がむくむくと

2011-01-23 01:52:53 | 旅行
 「旅行欲」という言葉はないと思いますが、物欲と同じくらいに旅行に行きたいという欲求はあります。「しばらく旅行に行ってないなぁ」と思うと、無性に旅行に出かけたくなるのですから、やはりそれはかなり人間の本能的な欲求に近いのではないかと思います。

 で、海外旅行はおろか、国内旅行ですら昨年夏の長野を最後に出かけていないのですから、僕の旅行欲もかなり高まってきています。どこかに行きたいのですが、さてどこに行くかと考えると、候補がありすぎて悩みます。海外だけでもヨーロッパかアメリカか太平洋の島々か、大きく僕の中では3つの候補があり、それからさらに細分化していけば軽く二桁の候補地が出てきます。

 国内ではこれまでなるべく行ったことがない地域に足を伸ばしてみたいと考えています。具体的には東北、四国、九州。去年は四国に行きたいと思っていました。「坂の上の雲」や「龍馬伝」で四国ブームが来ると思っていたので、その先取りをしたいというのもありました。

 東北は昔から芭蕉の「奥の細道」の跡を辿ってみたいと考えています。そして九州。特に長崎と鹿児島に行ってみたいのは、やはり歴史好きの人間として一度は訪れてみたい街だと思うからです。

 問題は何と言っても費用。一人旅ならともかく、家族旅行となると費用もバカになりません。海外はもちろん、国内で3泊4日程度でも相当の出費です。息子の就職と娘の大学進学まであと1年。何かとお金のかかる時期だけに「旅行欲」はもう少し抑え込んでおく必要がありそうです。

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新宿2丁目の真ん中でゲイは叫ぶ

2011-01-22 02:23:09 | 日記
ネタ元から削除依頼があったので削除しました。
天国にいる友人へ向けたお笑いネタだったのですが、生きている人に迷惑をかけてもいけませんので、悪しからずご了承ください。
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