幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ウィンカーが挙動不審

2016-11-30 23:45:15 | クルマ
 我が家のクルマ(2009年式ベンツCクラス)も今秋に車検を通して、まだまだ元気というところなのですが、エンジンは元気でも電気部品はいろいろと不具合が出てくるお年頃になってしまいました。いま困っているのがウィンカーの挙動不審です。

 最初にウィンカーがおかしいなと思ったのはもう半年くらい前でした。時々反応が悪くてしばらく経って動き出したりすることがあったのです。ただ本当にそれは稀で再現性が低かったので、この半年くらいは様子を見ていました。たまにしかそういうことはなかったので、車検の時にも挙動不審さを確認できずにそのままでした。

 ところが最近になって、いきなり症状が悪化してきました。まず右のウィンカーを出そうとしているのに左が出ることがあります。それも頻度がどんどん増えてきてしまいました。右のウィンカーを出すのは右折か車線変更ですから、なるべく早く出してウィンカーの正しい点滅を確認してからハンドルを切るようにしています。じゃないと反対に動いているように見えるのでかなり危険です。

 そして左のウィンカーは出しているのに出ない、もしくは途中でウィンカーが止まってしまうことがあります。右に曲がるのに左のウィンカーが出るよりはマシですが、ウィンカーが出ないのは困ります。いずれにしても安全運転をするにはかなり危険な状況なので、すぐに購入した輸入車ディーラーに相談したところ、他にもCクラスで全く同じような症状が出た車があったそうです。リコールにはなっていないので、それほど多いわけではないのかも知れませんが、本来ならメーカーが無償で修理してほしいところです。

 早速一両日中にパーツを用意してもらって交換するように手配しましたが、実は最近純正ナビも画面が変になってしまって見にくいので、こちらもパーツ交換しないといけないかも知れません。輸入車は古くなってくると金食い虫に変貌するのは常ですが、そろそろ買い替え時期になってきたのかも。まだまだ乗り続けたいんですけどねぇ。
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女に嫌われる女

2016-11-29 23:55:26 | 男と女
 女性の中には同性に嫌われやすいタイプの女性がいます。こういう女性がよく言われるのが「男に媚びている」「裏表がある」「恋愛のことしか考えていない」「中身が薄っぺらい」などという悪口ですが、ほぼどれも言ってることは実は同じです。いわゆる「男好きするタイプ」です。女性は自分の男を奪いそうな女が嫌いなのです。男の目線でこういう女性と周りで嫌っている女性たちを見ていると、わかりやすいなぁと思います。

 ただ女性が思っているほどには、こういうタイプの女性がモテているわけではありません。もちろん、誘いやすいし愛想も良いから実際に遊びに行くことも多いでしょう。ただ遊び相手としては良いけど、恋人、そして結婚相手として男が真剣に考えているかと言うと、そうでもないことが多いです。そして女性に嫌われている本人もそれはわかっていることが多くて悩んでいることも多々あります。

 もうひとつ、女性に嫌われやすい女性のタイプとして「女同士の付き合い」が苦手な人というのもあります。女性特有の細やかな、言い換えればねちっこいコミュニケーションが不得手なので、ついつい気楽で大雑把な男性との交流が増えてしまい、それが「男に媚びている」と思われてさらに嫌われるという悪循環に陥っていることもあります。そして、長年そういう立場にあると、同性に嫌われることに慣れてきてしまって、開き直ってますます男性とばかり遊ぶようになるという、もうニワトリが先かタマゴが先かというループにはまってしまいます。

 ただし「わたし、男っぽくてサバサバしている性格なので、女性特有のお付き合いが苦手なんです」と言われても実は話半分にしか聞いていません。なぜなら男っぽくてサバサバしている性格の女性は、大抵女性にも人気があるからです。男っぽくてサバサバしているからではなく、単に鈍感で気がつかなくて平気な性格だから嫌われているかも知れないのですが、もちろん怖くて本人にはとても言えません。まあ人それぞれですから、どれも個性ということで良いんじゃないでしょうか、と。

 
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加湿器が欲しい季節

2016-11-28 23:59:53 | 日記
 乾燥しています。もうカラカラです。女性ならこの乾燥っぷりは「お肌の大敵」というところでしょうが、僕にとっては「喉の大敵」です。風邪をひくときはいつも喉からなので、本当に乾燥しているとヤバいです。

 で、最近もうひとつ乾燥で喉をやられると困るのが歌です。3月の発表会で弾き語りに挑戦することは何回も書きましたが、歌を本気で歌うとなると喉の調子が悪いととても厳しいことになります。と言うか、調子が良くてもギリギリなのに、ちょっとでも喉をやられていたら全然歌えません。今は良いですが、本番が近付いたらかなり神経質に喉をいたわらないとならないでしょう。

 そこで最近必要性を感じているのが「加湿器」です。これまでは女性のものと思っていた製品ですが、喉を守ることができるならぜひ僕もひとつ欲しいと思うようになりました。とは言え、これまで全然興味がなかった製品なので、いったいどのくらい種類があって、いくらくらいの価格のものなのかもわかりません。早速アマゾンで調べてみました。

 ピンキリでした。高いものは2万円を軽く超えていますが、安いものは2000円くらいでした。10倍以上の価格差は何がもたらすものなのか?大きさもデザインもまちまちです。パナソニックやシャープ、三菱重工(電機ではなく重工!)製はごつくてオシャレとは言えませんし、価格もそれなりにしますが、見るからに高性能感は醸し出しています。それに比べてよくわからないところが売っているものはオモチャのようなファンシーさで色使いもいかにも若い女性向け、値段もお手頃価格です。

 どれを選んでいいものか、ちょっと見ただけでは見当がつかないので、もう少しだけ調べてみることにしますが、基本的には美容目的ではないので、デザインは無骨でも良いから喉をしっかり守ってくれるような性能が高い製品が欲しいです。ただあまりに大きいものは邪魔なので、コンパクトさと手入れの簡単さも必要。お勧めがあったら教えてください。
 
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ガッキーだから成立する可愛さ

2016-11-27 23:29:50 | テレビ・芸能
 今クールで一番注目のドラマはやはり『逃げるは恥だが役に立つ』でした。このドラマ、脚本も演出も役者も音楽もと誉めるところがたくさんありますが、中でも魅力的なのは新垣結衣の「可愛さ」です。とにかく可愛い。男性目線で見れば理想的な新妻です。

 当初、これは役柄が可愛いから可愛い、つまり脚本と演出の手柄だと僕は考えていました。この「森山みくり」の役なら、ガッキーじゃなくとも石原さとみでも沢尻エリカでも長澤まさみでも、きっと可愛いだろうと。しかし、もう少しドラマを見続けているうちに、いや、これはやはりガッキーじゃなければ成立しない「可愛さ」ではないかと思い直しました。

 と言うのも、このドラマはかなり際どい設定です。契約結婚という形だけの夫婦関係で、恋愛感情のない2人の独身男女が同居する、しかも周りには新婚夫婦らしく振舞うというのは、いくらでも「お色気」テイストを振りかけることが可能です。しかもドラマが進むにつれて、どんどん2人の関係が深まっていきます。これをゴールデンタイムにファミリー向けのコメディドラマとして制作するのですから、主演女優に「色気」があっては世界観が崩壊してしまうのです。

 石原さとみでも沢尻エリカでも長澤まさみでも、「肉食」女子のイメージが強く、ドラマがセクシー路線に傾いてしまいます。ガッキーだからこそ、色気を抜いた純粋な「可愛さ」だけで演じられているのです。ガッキーもすでに28歳です。十分に大人の年齢なのですが、未だに同世代の女優たちに比べて清純路線を堅持しています。高校生役を演じていた『パパとムスメの7日間』の頃から『リーガル・ハイ』まで、全く彼女のイメージはこの10年以上「ガッキー」としてぶれていません。

 もちろん、もうアラサーなのですから、今後は大人の女性を演じられる女優への転換を模索していくのでしょうが、今回のドラマでは彼女のイメージが大いに役立ちました。まさに「当たり役」だったと思います。
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バラの花束は万能じゃない

2016-11-26 23:59:08 | 男と女
 テニス後のお茶会でのこと。26歳のTくんの彼女が誕生日とのこと。それを聞いた55歳の男性K氏と40代後半の女性Mさんが「花束を贈ると良いよ!27歳の誕生日なら27本のバラの花束を贈ると絶対に喜ぶから!」と力説するのですが、それを言われたTくんが「えー?」と納得できない表情。親ぐらいの年齢の2人はしきりに「花を貰って喜ばない女はいない!」「騙されたと思って贈ってごらんよ」と強要しています。

 僕からしたら同世代の2人ですが、どう考えてもバブル世代の発想というか、今の若い子たちの感覚をわかっていない気がして、横で聞いていて笑えてきました。同席していた33歳の独身女性Hちゃんに「花を貰うのってどう思う?」と聞いたら「うーん、そんなに嬉しくはないかなぁ。そりゃ好きな人からのプレゼントは嬉しいけど、そのお金をかけるなら別のものがいいかも」とバッサリ。オジサンオバサンは「ええーっ!?」と驚いています。

 そうなんです。最近の、と言うか、そこそこ前から30代以下の女性はもう花束を貰ってもそれほど喜ばないのです。これは僕がここ数年身近な女性たちへの聞き取り調査をしてきた結果ですが、「そんなお金があるなら別のものが欲しい」「貰っても処理が面倒」「持って帰るのも大変」「食べられないし(笑)」と散々なのです。クルマのトランクいっぱいのバラの花束を見せられてドン引きしたという女の子もいました。

 もちろんこういうことは個人差がありますから、若くてもバラの花束を貰ってうっとりとする女性もいるでしょう。ただ「花束が鉄板!」と信じ込んでいるバブル紳士は残念ながらアウトです。何でもかんでも花束贈っておけば文句ないだろうと思っていることがバレバレです。そうじゃなくて、同じ予算をかけるなら、その相手のことをちゃんと考えた相応しいプレゼントを用意した方がずっと喜ばれると思います。

 ちなみにK氏に「最近の若い女の子は高級車にもあまり興味ないから」と言ったら、また「えっ!」と驚いていました。スポーツカーにバラの花束を乗せて白いスーツで登場する石田純一的な女性の口説き方は、もはや効果はないどころか、むしろ笑い者です。気をつけましょう。

 
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酔っぱらい電話

2016-11-25 23:59:55 | 日記
 昔から夜中の電話というのは良くないことと決まっています。身内の突発的な事故、知人の訃報、仕事でおきた不測の事態、といったところが定番です。そしてもうひとつ。それが「酔っぱらった友人」です。夜中に酒場で盛り上がった友人が「ちょっとあいつにかけてみよう」といきなり電話をしてくるのです。

 電話をかけた方は酒場の雰囲気のままですからハイテンションです。呂律も回っていないし、話も飛び飛びで訳がわかりません。いきなりその場に居合わせた知らない人に電話を代わられて会話に困ったりします。受けた方は大抵家で寛いでいるか、もしくはまだ残業をしているので、そういう電話にとてもついていけないし、はっきり言って迷惑です。毎晩自分も酒場を徘徊しているような人種ならお互い様ですから良いでしょうが、少なくとも僕はそういうタイプではないので、酔っぱらいからの電話はひたすら迷惑でしかありません。

 ただ僕のことを知っている男の友達はまずそんなことはしません。酔っぱらいに対して僕はノリが悪いですから、酔っぱらっていてもそれはわかるのでしょう。僕に酔っぱらって電話をかけてくるのはほぼ女性です。普段は女性を甘やかすタイプなので、酔っぱらってますます甘えてくるのはわかるのですが、実は僕は酔っぱらっていたら男性でも女性でも嫌いなので冷たいのです。

 しかし酔っぱらった女性は決まって同じことを言います。「酔ってないよ」。いや、酔ってなければいきなり夜中に電話をかけてきたりしないでしょ。そして好きなだけ喋っていきなり電話を切られてしまいます。挙句に後日「えー、電話したかな?覚えてない」と言われるのです。本当にロクなもんじゃありません。

 もちろん、そんなことをされたからと言って絶交したりするわけではありません。「しょーがないなぁ」と溜息をつくだけですが、どうせ連絡をくれるなら素面で「今度飲みにいきましょう」くらい言ってほしいものです。それがないから余計に酔っぱらい電話は腹が立つんですけどね。
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AKB48G紅白選抜選挙

2016-11-24 23:59:05 | AKB&乃木坂
 またAKB48が面白いことを始めました。今年の紅白歌合戦の出場歌手が発表され、AKB48、乃木坂46、欅坂46は当選、しかしSKE48、NMB48、HKT48、NGT48は落選してしまいました。もっともこの結果は予想できたことで、さほど驚く話ではありません。それよりもAKB48で紅白に出られるメンバーをなんと投票で選抜するというのです。それもNHKを巻き込んでというか、NHKが主体になっての「総選挙」です。

 やり方はAKB48グループ全員が「今年叶えた夢」を紅白の公式サイトに掲載、それを見てまずアプリ「NHK紅白」からの投票受付開始、その中間発表をしてからデータ放送でも投票受付開始、12月29日に48人の選抜メンバー発表、31日当日に順位を発表するということです。毎年恒例の「総選挙」の紅白バージョンですが、1人で100票でも1000票でも入れられる総選挙と違って、複数投票がやりづらい紅白選挙の方は総選挙とはまた別の順位になってきそうで興味深いです。それに総選挙はCDを買うようなコアなファンの投票ですが、紅白の方はもっとライトな一般人も投票できるので、それもまた順位に影響が出そうです。

 AKB48としてはNHKに乗っかってまた話題作りができるし、NHKとしても紅白を盛り上げる仕掛けになります。また乃木坂、欅坂も出すのに、AKB48各グループまで出すだけの枠が用意できないので、全グループからファンが選んだ人気メンバーだけ集まって出てもらいたいということでしょう。AKBとの兼任もしていない指原、山本、松井ら各グループのエースも、AKB48単独では出るのが憚られますが、この方式なら堂々と出られますし。

 しかし48人は多いです。本来なら16人で良いと思うのですが、それでは思わぬメンバーが落選してしまうリスクがあるからでしょう。総監督の横山とか、今回が最後の紅白の卒業する島崎、小嶋が出られないということになったらお互いに困りますからね。そして1位は総選挙同様に指原がぶっち切るのか、それとも一般への知名度が高い渡辺、山本あたりにチャンスが回ってくるのか?面白くなりそうです。

 

 

 
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時間の遠近感が掴めない

2016-11-23 23:59:13 | 日記
 年齢を重ねるとともに、時間が経つのが早く感じるようになります。子どもの頃はあれほど長かった1年間が、今では3回瞬きをしたくらいで過ぎていく感じです。「ゲス不倫」で騒いでいたのが今年の1月。もう10ヶ月も前のことなのです。この10ヵ月間、いったい自分は何をしていたんだろうと考えると、大したことをしてなかった割には、時間だけがどんどん過ぎていったんだなと痛感します。

 ある出来事のことを思い出しても、それが2年前のことなのか、5年前のことなのか、感覚的によくわからなくなってきています。論理立てて考えればわかりますが、直感では5年前も15年前もあまり大差がなかったり、もっと言えば30年前のことでも「つい先日」と感じていることもあったりして、時間の「遠近感」がどんどんなくなってきていることに唖然とします。ズームレンズと同じような効果というか、自分の脳の中に記憶をズームで近くに引き寄せるような機能がついているみたいです。

 年賀状を整理していて、「この人と最後に会ったのはいつだろう?」なんて考える時は、本当に遠近感がわかりません。「ちょっと前」が3年前なのか、10年前なのか、もしかしたら20年くらい前なのかも。最後に会った時の印象や状況、時にはどういう会話をしたかまで覚えているのに、じゃあそれはいつだったのかと思い出そうとすると、かなりあやふやなのです。

 人間の脳はかなりいい加減にできているそうで、記憶の改変も頻繁にしているようですから、きっとズーム機能もバンバン使って、思い出の時間的距離を短縮しているのでしょう。「ついこの間」が40年前の話だったりするのは年寄りの特権ですが、自分も四捨五入したら60歳のジジイですから、いよいよそういう高齢者特有の諸機能を使いこなせるようになってきたのかも知れません。

 
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ランチ探索の旅

2016-11-22 23:59:09 | グルメ
 新しいオフィスに引っ越して2日。とりあえず急務はランチに通える店を探すことです。オフィスの入ったビルの低層階にもたくさん飲食店は入っていますが、どれもこれも観光客向けと言っても良いようなお店ばかりで、単価が高いのです。1000円以下のメニューがあるのはラーメン屋くらいしかありません。毎日1500円オーバーのランチを食べるわけにもいかないので、ビルを出て近隣の飲食店を探索します。

 初日は地下街にある和食系の店でランチ定食のメニューがたくさんありました。単価は1000円前後。ボリュームがしっかりありましたが内容的には普通。今日は近くのビルの地下にある居酒屋。ポークが売り物のようで、トンテキとかトンカツとか生姜焼きなどの定食中心。こちらは単価が850円とリーズナブルだし味も良かったです。ただ席数は少な目でカウンター中心なので、ゆっくりできる感じではありませんでした。

 以前のオフィスには27年もいましたから、近隣の飲食店も知り尽くしています。今度もまた時間をかけて1軒ずつ食べ歩いていくつもりです。食べ歩きが好きなので、しばらくは新しいドラクエを始めた気分で、探索を続けていこうと思います。
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自由なオフィス

2016-11-21 23:46:29 | 日記
 今日から真新しいオフィスに引っ越しました。27年前の引っ越し以来です。27年前も最新のオフィスは快適だなぁと思いましたが、今回も新しいビルの中なので綺麗で気持ちが良いです。ただ残念なのはオフィスこそ新品だし、入っている機器も最新のものが多いのですが、根本的な構成は昔ながらです。つまり部署ごとに島を作って、1日そこで働くという「基本形」が何十年前と全く変わっていないのです。

 僕としては最先端のオフィスを目指して「フリーデスク」にして欲しかったのですが、検討はされたものの却下になったという話でした。社員全員にスマホとモバイルPCを持たせて、オフィスの中にwi-fiを飛ばすのだから、フリーデスクまでもうあと一歩だったのにと思うと残念でなりません。やっぱり自席に縛られて仕事をするのかとガッカリしました。

 広いオフィスの中のどこでも好きな場所で仕事ができて、自由に移動できるという環境は、きっと働いている人間の思考をもっと自由にすると思います。合わせて勤務時間にも縛られないフレックスタイムにしたら完璧です。そういうオフィスに必要なのはリラックスして寛げる空間、もしくは刺激的で脳を活性化する場所です。広々とした景色が広がる場所も良いし、穴倉のような閉じこもれる個室も欲しいし、自由に議論できるオープンなスペースも要ります。

 今回の引っ越しで実現しなかった以上、もう僕が現役を引退するまでそういう環境で仕事をすることも恐らくないだろうと思いますが、将来的には多くのオフィスがそう変わっていくんじゃないかと予想しています。ただどんなに自由なオフィスになっても、オフィス自体は必要だと思います。やはり「コア」になる場所はあった方が人は安心します。オフィスに縛られないけれども、寄り集まれる場所があるというのが理想のオフィス像です。
 
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