幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ジャジーな真夏の夜

2013-07-31 01:28:14 | 音楽
 昨晩は名古屋ブルーノートに一人で行ってきました。時々フラリとブルーノートにライブを聴きにいくのはこの数年の趣味のひとつです。昨晩は女性ボーカリストのAzumi。以前はwyolicaという2人組ユニットでしたが、今はソロで活動しています。今年の春に日本の女性歌手の楽曲をジャズアレンジしたカバーアルバム「NEW STANDARD」を出していて、そのアルバム曲を中心にしたライブでした。

 「守ってあげたい」「小麦色のマーメイド」「ラムのラブソング」「時をかける少女」「M」など、ヒット曲をかなり大胆にジャズアレンジして雰囲気たっぷりに歌っていました。僕は先月「M」をサックスで吹いたばかりですから、それを聞きたくて彼女のライブに行こうと思ったのですが、アレンジの大胆さにビックリしました。また2011年に出したAzumiのオリジナルアルバムの曲や、wyolica時代の曲まで披露。さらにゲストに土岐麻子が参加、「小麦色のマーメイド」や土岐の曲を一緒に歌ったりとサービスたっぷりのライブでした。

 Azumiは歌手だけではなくファッションモデルもしているだけあって、スタイルも良くなかなかビジュアル的にも映えるのですが、これまであまりメジャーになっていません。だからこそのカバーアルバムなのでしょうが、聴いているとジャジー過ぎて一般受けはしないかもなぁと感じました。

 僕はジャズファンではないですが、ジャズも嫌いではないのでブルーノートにもちょくちょく行きます。それくらいの人間にはこのジャズアレンジは抵抗がありませんが、普通の歌謡曲好きからしたらちょっとやり過ぎかなぁ、という気がします。それにwyolicaの頃に比べると今はかなりジャズ寄りになってしまっているので、昔からの彼女のファンもどう思っているのかなと感じました。僕もwyolica時代の曲は結構好きなので。

 個人的にはジャジーな夏の夜を過ごすことができたし、土岐麻子も見られたし、極めて満足度の高いお得感のあるライブでしたけどね。


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高速道路で立ち往生

2013-07-30 00:12:47 | クルマ
 数日前に愛知県で痛ましい交通事故がありました(こちら)。三車線の高速道路の真ん中の車線で一家4人を乗せた乗用車が停止しているところへ、後ろから10トントラックが追突、母親以外の3人が死亡。トラックの運転手は「目の前に走っていた別の車が左に避け、いきなり停車している車が現れた」と供述しているそうですが、運転手の前方不注意という責任は逃れられないものの、確かにその状況では自分が運転していても避け切れるかどうか自信がないかも思ってしまいます。

 高速の真ん中で停車していた理由はクルマが故障してしまったからで、奥さんからダンナさんに運転を代わろうとしていたところだったそうです。故障してもせめて路肩に寄せていたらそんなことにはならなかった可能性が高いだけに残念な話です。

 この事故が他人事とは思えないのは、実は僕も似たような経験をしたことがあるからです。10年以上前ですが、家族全員で弟の結婚式に出席するためにクルマで大阪に向かっていた時、名神高速の草津インターの手前を走行中に突然クルマがおかしくなりました。ドライブモードに入っているギアがニュートラルになったように駆動力が伝わらなくなってしまったのです。いったんNに入れてからまたDにしても2速にしてもダメ。アクセルを踏んでもエンジン音が高くなるだけで全くスピードは上がりません。

 当然クルマは惰性で進んでいるだけでジリジリとスピードは落ちていきます。仕方なく少しずつ減速しながら一番右側の車線から慎重に三車線を徐々に左に寄せていき、なんとか路肩に止めることができまいた。幸い交通量がそれほど多くなかったので何とかなりましたが、もしあの時に運転していたのが僕ではなく妻だったら、パニックになってブレーキを踏んでしまい、高速の真ん中で立ち往生していたかも知れません。そうなったら今回の事故と全く同じ状況です。

 いま思い出してもあれは恐ろしい故障でした。路肩に止めてエンジンを切ってから再始動してもクルマは走り出すことはできませんでした。クルマは新車で購入してまだ半年だったのですから本当に参ります。結局僕たちは連絡して1時間経ってからようやく来たJAFのクルマで草津インターを降り、待たせておいたタクシーと電車を乗り継いで大阪に向かったものの弟の結婚式には間に合いませんでした。クルマの故障の原因は不明のまま。ディーラーの担当者は商品券2万円持ってきて謝っただけ。さすがに無償で修理はしましたが、それ以来なんだかんだと本当に頻繁に壊れるクルマでした。

 それでも今回の事故のことを思えば、自分たちは命を落としたり大けがをしたりすることがなかっただけ幸運だったと思います。人生には何が起きるかわかりません。実は紙一重で生き延びているだけなんだなぁと改めて痛感しました。


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テニスと熱中症

2013-07-28 00:58:59 | テニス
 我々のテニスサークルは「昼下がり庭球倶楽部」という名前通り、いつも昼下がりに練習をしていますが、真夏に限っては2時間繰り下げるサマータイムを導入しています。いつも13~17時のところを15~19時にすることで、かなり体に負担が少なくなります。

 ただテニスコートによってはナイターがなく夏でも13~17時でやるしかないところもあります。昨日もそういうコートでしたので、今年の夏で唯一、通常時間での練習となりました。

 昨日の名古屋は最高気温が33度と、まあ名古屋の真夏にしては比較的マシな日。蒸し暑かったのは確かですが、雲が時々日射しを遮ってくれるので、35度を超えるギラギラの殺人的炎天下に比べれば過ごしやすかったとさえ言えます。

 とは言え、やはりテニスするにはかなり過酷な状況。さすがに僕は無理せずに軽めにやっては休憩を繰り返していたのですが、それでも暑さにバテて動きは鈍かったし、夜には少し頭痛もしました。熱中症の手前くらいの疲労感はありました。中には一番暑い時間帯に頑張りすぎてヨレヨレになってしまい、最初の1時間でリタイヤした人も。そこまでひどくなくても、結構みんなバテバテになっていました。

 今やテニス愛好家にとっては熱中症対策は必須です。昔は対策なんかしなくても、それほど酷くなりませんでしたから、若かったことを差し引いてもやはり気温が低かったのでしょう。35度を超える猛暑日なんて1年に数日しかなかったですから。今では7月から9月まで3ヶ月近い「真夏」があるので、本当に油断なりません。

 何よりも喉が乾く前にこまめに水分を補給することと、なるべく涼しいところで休憩をして体温を下げること。「やばい」と感じたら勇気をもって撤退しないと大変なことになってしまいます。まあ普通の練習は良いんです。問題は真夏の大会。試合はどうしても頑張ってしまうし無理しちゃうからねぇ。気をつけないと。
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定年後の働き方

2013-07-27 00:27:47 | 日記
 僕たちの世代は年金を65歳からしかもらえません。60歳の定年後から5年間をどう乗り切るのかが難しい世代です。一応希望すれば全員再雇用されるということに法律上はなっていますが、実態はバイト並みの時給で働くわけで、かなり生活は苦しくなります。もちろん無収入になるよりはマシなわけですが、同じ会社で働いているのに収入が何分の1にも下がるというのは恐らく辛いものがあります。だったら他で働いた方が良いかなぁ、なんて思わせるのが会社の狙いで、結局60歳以上の年寄りなんぞ雇用したくないという企業の本音が透けて見えるわけです。

 で、今の会社での再雇用も選択肢のひとつではありますが、他に何かやりたいことがないかなぁ、というのを最近ぼんやり考えています。他人からは「ライターをやれば良いじゃない、せっかく長年のキャリアがあるんだから」と言われますが、正直言ってこれ以上仕事で文章を書くのはしんどいという気もあります。この仕事のしんどさを知っているだけに、前向きになれないというか。もちろん、その前に仕事を本当にくれる人がいるのかという問題もありますけどね。年寄りなんてプライドばかり高くて腰が重いし使いにくいと思われてそうだから。

 大企業ではない会社で広告専任の担当者を置けないような会社の広告担当をパートタイムでやるというのも悪くはないのですが、昔ならいざ知らず最近の企業はみんなスリム化を図っていますから、雇ってくれるところがあるやら。コンビニよりも高い程度の時給でやりますから損はさせないと思いますが。

 もしくはいっそこれまでの世界から離れて、趣味の世界に関わって働ければ楽しいかもとも思います。特にテニス関係。本当はテニス雑誌の編集とかやってみたいのですが、残念ながら名古屋にそんな仕事はありません。テニスコーチは体力的にも技術的にも難しいと思いますので、テニスクラブのフロントとか良いですね。スクール生の対応とか上手にできると思います。まあ若い女の子ならともかく60代のフロントなんてニーズがないかも知れませんが。

 まだ定年まで8年ありますから、今はまだ妄想中というのが近いところですけどね。それまでに宝くじが当たれば働かなくても済むし。


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福島瑞穂の辞任

2013-07-26 01:20:26 | 政治
 社民党の福島瑞穂党首が辞意を表明したそうです。まあ今回の参院選で1議席しか取れなかったのですから党首が責任を取らないでどうする、ということです。本人も言っていましたが、本来なら昨年の衆院選で辞めるべきでした。

 かつてまだ社会党だった頃は、自民党=巨人=大鵬、社会党=阪神=柏戸と言われるほどの存在でした。野党の代表でありアンチ自民党の受け皿でした。それがどうしてここまで落ちてしまったのか。今や与野党とも共産党を除けばオール保守勢力になってしまい、日本のリベラル勢力は受け皿をなくして崩壊寸前です。こうなってしまった社民党の責任は大きいと思います。

 土井たか子が「マドンナ旋風」を起こし「山は動いた」と言った時、そして村山委員長時代に自社さ連立政権を構築し、村山首相を誕生させ与党になった時。この2つのピーク時に国民の期待に応えられなかったこと、それが社会党から社民党へと続く「終わりの始まり」だったのでしょう。その後の民主党、国民新党との連立政権の時にも途中で離脱してしまい、結局それ以降は存在感を決定的に失ってしまいました。

 さて、福島党首が辞めたことで、いよいよ民主党の海江田代表の去就が注目されます。いまの民主党は転がり落ちていた時の社民党と同じに見えます。与党になりながら国民の期待を裏切り、選挙に負けても党首が責任も取らず改革もできず、ただただ座して死を待っているかのようです。

 非自民を軸に野党再編を維新の橋下代表が唱え、そこに誰がどう加わっていくのか、イニシアチブを誰が取るのかが注目されています。海江田が辞めない限り、民主党はこのままでは動くこともできず解体されるのを待つだけのような気がします。
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待ち合わせ今昔

2013-07-25 00:40:22 | 時事
 待ち合わせの定番スポットというのがあります。名古屋で言えば名駅のナナちゃんの下とか、栄のクリスタル広場とか。僕は会社から比較的近い中日ビルの1階が多いのですが、そういう場所に例えば金曜日の夜6時とかに行くと、待ち合わせの人で溢れているものです。だからちょっと広めの場所だともう少し場所を限定しないと、なかなか相手を見つけられず苦労したりします。だからクリスタル広場なら三越寄り、などとさらに限定するのが待ち合わせ慣れしている人のやり方です。

 と言うのが、長年待ち合わせをしてきた中年の感覚なのですが、今の20代以下は全然違うそうです。クリスタル広場どころか、栄で7時、くらいの大まかな場所指定をして、後は現地で連絡をして会うのが当たり前なんだとか。栄って広すぎるだろう、栄キタの東急ハンズから栄ミナミのパルコまで歩いたら20分以上かかるぞと思うのですが、さすがに待ち合わせでそんなハズレにはいないから大丈夫だとか。ラシックで買い物しているか、セントラルパークでウロウロしているかくらいの差だから、栄に着いたら連絡して10分後くらいに会えれば良いんだそうです。

 これが携帯電話ネイティブ世代の考え方なんですね。時間も場所も大まかに決めるだけで、後は適当に連絡を取り合えば良いと。栄でも十分に広いのですが、渋谷とか新宿でもそれで待ち合わせできちゃうそうで、どれだけアバウトなんだよと思わずにはいられません。新宿って三丁目と都庁前ではもう全く別の街みたいなもんだぞと思うのですが。

 僕たちのように携帯電話のない時代から待ち合わせをしていた世代は、とにかく厳密に時間と場所を指定しないと不安で仕方ありません。基本的に携帯電話を信用していないのかも。だって話し中かも知れないし、バッテリーが切れちゃうかも知れないし、電波が入らないかも知れないし、そもそも忘れてきちゃうかも知れないじゃん、と思っているので、携帯電話に頼らなくても会えるようにしておきたいのです。

 時間の感覚も若者はアバウトなので10分20分くらいズレるのは何とも思わないようです。これも携帯電話で連絡が取れるゆえに不安にならないからでしょう。そういう手段を持たない時代は15分も待たされたら、相手か自分が待ち合わせ時間や場所を間違えているんじゃないかと思うし、いつまで待つべきか判断が難しかったものです。そして相手にそういう不安な思いをさせないようになるべく時間より前に待ち合わせ場所に行ったものです。当時遅刻は何分までなら待つかというような論議もありました。

 もちろん携帯電話があって電話なりメールなりLINEなりで簡単に連絡が取れるのだから、中年以上の世代もいつまでも厳密な待ち合わせを励行しなくても良いのかも知れませんが、何となくそういう「待ち合わせ文化」が体に馴染んでいるので、やはり時間と場所はきっちり指定しておきたいし、守りたいんですよね。


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香川率いるマンU?

2013-07-24 00:33:20 | サッカー
 マンチェスターユナイテッドが日本に興行にやってきました。同時にアーセナルも来ています。イギリス人がオフシーズンに極東でたんまり稼ごうということでしょう。アーセナルはグランパスの監督をしていたベンゲルが率いていて、しかも地元出身の宮市もいますから、早速グランパスと親善試合。結果は3-1でアーセナルの勝利。宮市もPKを譲ってもらって1点を挙げるなど、収まりの良いカタチで試合を終えました。

 問題はマンUです。こちらは香川がいますからもちろん売りは「香川凱旋」。しかし、実態はとても凱旋と言うにはほど遠いものでした。試合はマリノスが大健闘、というか、マンUのコンディションが悪すぎるのではないかという印象。2対2の同点の後半16分から香川が途中出場。決定的なチャンスにキーパー正面へのシュートで失敗。さらにたまに攻撃に加わるものの得点できず、逆にマリノスが決勝点をあげて勝利しました。

 マリノスにしてみたら、いくら親善試合とは言え世界に冠たるビッグクラブであるマンUに勝ったのですから気持ちの良い勝利でしょう。20年前にスタートした当時のJリーグの人たちが聞いたら、ついに日本のクラブも世界に追いついたと涙を流して歓喜するくらいの快挙です。日本のサッカーファンはもっとこの勝利を喜んで良いはずなのですが。

 残念なことにメディアはそう考えていないようです。あくまでも主役は香川。マンUを香川が勝利に導くというのがメディアの想定した筋立てであり、マリノスはそのための噛ませ犬扱いでした。TBSの試合中継は常にマンU目線。どちらが地元なのか混乱するほど極端に偏った放送で、マンUがシュートを外せば「チャンスを逃した」であり、マリノスが決勝点を挙げたら「決められてしまった」です。マリノスファンならずとも聞いていて腹が立ってきました。

 酷かったのは「香川率いるマンチェスターユナイテッド」というアナウンサーの発言。これは的外れも甚だしいものでした。挙げ句にマン・オブ・ザ・マッチはなんと負けたチームの後半に交代出場しただけの香川。最初から決まっていた出来レースにしても無茶苦茶です。スポンサーのカゴメのごり押しかテレビ局の配慮かわかりませんが、大人の事情としてもそれはないでしょと言いたくなりました。

 これほどの偏向放送は滅多にお目にかかれません。さすが亀田兄弟を育てて(?)きた悪名高きTBS。ここまでストーリーを無理やり押しつけてくると、もはやスポーツやアスリートに敬意が感じられません。この局のスポーツ中継は全て「SASUKE」のつもりなんでしょうが、スポーツ好きとしてはバカにされているようで腹立たしいばかりです。

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参院選いろいろ

2013-07-23 00:52:33 | 政治
 参院選は予想通りに自民党の圧勝。これで衆参のねじれが解消したので、今後の政権運営はかなりスムーズになることでしょう。重要法案がすんなり通るようになれば、内閣もどんどん仕事ができるわけです。恐らく3年後には衆参同時選挙となることでしょうが、それまでは久しぶりの安定政権。内政外交に山積した課題を解決してもらえるものと期待したいと思います。

 自民党圧勝の直接的な原因は経済政策が当たっていることなのは間違いありません。逆に言えば経済だけで自民党は信任されたに過ぎず、原発、TPP、消費税、憲法など個々の課題全てにおいて自民党に「白紙委任」したわけではないのですから、あまり調子に乗ると手痛いしっぺ返しを喰らうことになると思います。なにせ最近の選挙はとにかく「風」が強すぎて、しかもコロコロ風向きが変わるので、次にどうなるかは全然わかりません。

 その風で酷い目に遭ったのが維新だと思います。衆院選で大躍進を遂げたにも関わらず、橋下代表の慰安婦発言で一気にアゲインストの風になってしまいました。あれがなければ今回の参院選でも維新はかなり党勢を伸ばせたはずでした。負けると東西の意識の差もより露わになってくるでしょうし、これからの維新は正念場です。

 民主党の惨敗は風のせいばかりとは言えません。与党時代に自ら招いた失態であり、さらに言えば野党になってからも何らアクションを起こせずアピールもできず、ただズルズルと衰退していったのですから、まさに負けるべくして負けたとしか言いようがありません。海江田代表が辞任しないということは、しばらくは「死んだふり」のつもりでしょうが、そのまま死んでしまうことも十分あり得ると思います。

 今回は「ネット選挙」ということで、ネットを通じた選挙活動も行われたのですが、それについてはどれほど影響力があったのか微妙でした。ネットと親和性の高い層の投票率がなにせ低いので、ネットでの評判と結果があまり結びついていない気がします。ネット上ではかなり叩かれていたはずの山本太郎と渡邊美樹が揃って当選を果たしました。

 まあワタミの場合は比例なのでともかく、山本太郎がまさか当選するとは思いませんでした。反原発一本槍なのはわかりやすいとしても、言ってる内容が無茶苦茶だ、デマばかりだとあれほどネットで叩かれていても当選するんですから、ネットでの評判など当てになりません。もちろん、当選することがゴールではなく、今後国会議員としてどういう活動をしていくのかが大切ですから、山本太郎の言動には今後も注目していきたいと思います。
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ケニアの主食「ウガリ」体験

2013-07-22 00:17:36 | グルメ
 喉を痛めて夏風邪気味なのですが、昨日は以前から企画していた年に一度の恒例となっているサークルの親睦バーベキューに行ってきました。今年で5回目なので準備も進行も慣れたもので、自分がいまひとつ元気が出ないこと以外は本当に順調に事が運びました。

 今回の目玉はゲストでケニア人の女性が参加されたこと。彼女がケニアの郷土料理を作ってくれるということで、唐辛子の入った辛いサラダと、トウモロコシを原料にするケニアの主食「ウガリ」を作ってくれました。なかなか日本では食べられない珍しい食事です。

 「ウガリ」の作り方は極めてシンプル。トウモロコシの粉(日本では売ってないそうです)を鍋のお湯に溶かすだけ。それでボリュームたっぷりのウガリができます。味はほとんどなくデンプン質を食べているという感じ。ウガリだけで食べるのではなく肉と一緒に食べてくれということで、まあ主食だけあって日本のご飯と同じようなものだと思います。

 僕たちは味がないと感じるウガリですが、日本人が米を水で炊いただけで味付けしていないご飯の味の差異がわかるように、きっとケニアの人たちにはウガリの美味しさの差がわかるのだろうと思います。そう感じさせる淡い飽きない味でした。

 日本では世界中の料理が食べられるとよく言われますが、なんのなんの、まだまだ世界にはいろいろな食べ物があります。リアル「世界不思議発見」みたいな貴重な体験ができました。


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稀勢の里の昇進条件

2013-07-21 01:12:04 | 大相撲
 稀勢の里がまた白鵬の連勝を止めました。2年半前に白鵬の連勝を63で止めたのに続き、昨日もまた43連勝でストップ。早々に優勝を決めた白鵬にこのままなすすべなく全勝優勝までされては他の力士が不甲斐なさ過ぎると思っていただけに、稀勢の里は本当によく大関の意地を見せたと思います。

 さて、こうなると一度は切れたかと思った横綱昇進の糸が繋がってきました。もちろん今場所残る一番を勝って12勝することが前提ですが、そうすれば来場所の成績次第では横綱という声がかかるでしょう。今場所前半の取りこぼしの印象はかなり悪かったものの、横綱大関全員を撃破すればかなりイメージはよくなります。

 ただ協会側はとにかく人気取りのために早く日本人横綱をと思っていることでしょうが、来場所あまり安易な成績で昇進させるのは勘弁してもらいたいものです。堂々たる成績で誰もが納得する昇進であって欲しいと思います。最低でも14勝以上の優勝。これ以下の星での優勝だったらもう1場所待つべきだと思います。じゃなければかつて小錦を昇進させなかったのに比べてなんだと言われても仕方ないからです。

 ちなみに小錦の成績は13勝(優勝)→12勝→13勝(優勝)でした。これで昇進できずに「日本人だったら昇進できたはずだ」と言わせてしまいました。稀勢の里が先場所13勝→今場所12勝→来場所13勝(優勝)では星が一緒で優勝が1回足りない分、小錦に劣ることになります。やはり来場所14勝以上の優勝は最低限必要です。それでもまだ甘いとは思いますが。

 連続優勝しての横綱昇進後の日馬冨士の苦闘ぶりを見るにつけ、稀勢の里を興行のためだけに無理やり横綱にするのは彼の相撲人生を縮めるだけですから、甘やかすのもほどほどにしておくべきでしょう。


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