幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

プロの「目のつけどころ」

2010-04-30 02:00:33 | テニス
 昨日は3回目の山本プロレッスン。天気にも恵まれて暑くもなく寒くもなく、風もなく湿度も低く、これ以上はないという条件の下、サークルのメンバーが真剣にかつ楽しくレッスンを受けました。

 昨日時間をかけて教えてもらったのがサービス。テニスのサービスというのは唯一全てのショットの中で他人に左右されずに自分だけで完結する技術です。本来なら一番易しいはずなのに、制約がないからこそ悩みが多いのもサービスなのです。テニス歴5年だろが30年だろうが、いつまでもサービスは悩みのタネ。少し良くなったとか、これは「掴んだ」と思っても、しばらくするとグダグダに崩れていってしまいます。

 うちのサークルのメンバーもみな初級者ではありません。サービスもそれなりに打てるのですが、逆に各自がそれぞれ癖がしっかり染み付いているだけに、どう矯正していったら良いのかが難しいところです。初心者ならともかく、中級者以上のサービスにアドバイスすると、本人が意識すればするほどさらに崩れてダメになっていく場合も多く、よほど的確なアドバイスをしなくてはなりません。

 そこでプロの出番。参加者全員に対して丁寧に教えてくれたのですが、横でずっと聞いていても実に為になりました。すっかり染み付いた各人の癖を生かしながら、より効率的に力を使って確率と威力を増すようにアドバイスするのは簡単そうで実は至難の技だと思うのですが、「ここを気をつけて」「こういう風にちょっと変えてみたら」というポイントが的確で「目のつけどころ」がシャープなのです。

 これがまだ学生に教えるならもっと楽だと思うんですよね。正解に近いサービスを打つだけの力があるから、理想のフォームに近づくようにアドバイスしていけば良いですから。ところが我々のようなレベルになると、技術だけではなく筋力や柔軟性も足りないので、理想のフォームでサービスを打とうにも土台がないから無理というもの。そこで少々ダメなところがあっても、そこは敢えて目を瞑り「個性」を生かしたアドバイスをしてもらえるのは本当にありがたいです。プレーだけではなくコーチングにおいても、プロと言うのは改めてスゴイなと感じました。

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好きなのではなく逃げているだけかも

2010-04-29 01:51:54 | テニス
 昨日も書いたようにこの連休中はテニス三昧の予定です。体を壊さないように若干の「休球日」は入れているものの、ほとんど毎日テニスしているわけですから、我ながら「テニスバカ」だよなぁと思います。もっともこんなペースでテニスしているのは最近のことですよ。えーと、10年くらい前からかな?1999年の春頃からですから。あれ、もう丸11年か。月日の経つのは早いものですね。全然最近じゃないや。

 この11年間、平均して3日に1回くらいのペースでテニスをしています。飽きもせずに。むしろ飽きるどころか最近ますますペースが上がってきているくらいです。テニスはやればやっただけ上達するスポーツです。時々下手になる人がいますが、それは明らかにやり方が間違っている人で、普通は素直にテニスしていれば素直に上手になります。

 ただその上達のペースがかなりゆっくりで、自分が思っている上達曲線よりも大抵の場合、ずっと下にいます。それが悔しくてやめてしまう人と、だから面白くてはまる人がいるわけで、僕はやればやるほど、はまってしまった部類です。簡単にうまくならないから面白いんです。

 でも昨日ふと思ってツイッターにも呟いてしまったんですけど、これは単にテニスが面白いから、好きだからはまっているだけなんだろうかと。実は現実の辛いことやイヤなことから逃避するためにテニスをしているんじゃないかと。テニスに逃げているだけかもと。そうしたら、早速同意してくれた人たちがいました。自分もそうだと。そういう人たちがいたお陰で、こりゃ本当に僕も逃げているのかもと逆に思ってしまいました。半信半疑が確信に近づいたのです。

 では何から「逃げて」テニスしているのか、です。普通は2択です。「仕事」か「家庭」。趣味に逃げ込む人は現実の辛さや厳しさから目を背けたいのですから、もっとも辛く厳しいのは「仕事」か「家庭」しかありません。ただ僕はどちらも目を背けたいほど辛く厳しいものではありません。恐らく他人が見たらむしろ羨ましいと思うレベルかも。自分自身はそう思ってないですけどね。

 僕が自分で逃避していると思うものは「仕事」「家庭」よりも、もう少し上の、根源的な概念からではないかと思えます。そこを突きつめていくと、哲学者になってしまいそうなのでやめておきますが、とにかく逃げていることには変わりありません。

 もっとも、まだ逃げる先があって良かったと思っています。逃げ場を失ったら人生きついですからね。みんな逃げ場は確保しておいた方が良いですよ。

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GWはあれもやりたい、これもやりたい。

2010-04-28 01:24:17 | 日記
 いよいよ明日からGWに突入です。今年は30日を休めば7連休、6日と7日を休めば11連休になるわけですが、残念ながら仕事の都合で休みは取れそうになく、完全にカレンダー通りのGWとなりそうです。まあそれでも休日が11日間のうち8日間あるわけですから、せっかくの休みを有効に使いたいと思っています。

 やりたいことはたくさんあります。まずHDDレコーダーに録りだめしてあるテレビ番組、特にドラマを全部見てしまいたい。なにせ「龍馬伝」はおろか「坂の上の雲」すらまだ全部見終わっていません。「わが家の歴史」こそ何とか見ましたが、その分ほかの連ドラに影響が出て積み残しがたくさんあります。

 次に買っただけで読んでいないマンガも読まなくてはなりません。若い頃に比べると最近マンガを読むスピードも持久力もともにガックリと落ちてしまいました。高校生の頃は朝から晩までマンガを読んでいて平気だったのに、今では30分も読むと休憩したくなります。マンガだけではなく小説を読むのもそうですが、集中力は10代の頃に比べるとめっきり落ちました。勉強は若いうちにしておけ、というのが今になってよくわかります。

 テニスサークルのサイトの整備もしたいと思っています。最近忙しくてずっとサイトは最低限のメンテナンスしかしてなかったのですが、山本プロのレッスン関連も含めて、情報も古くなってきているし、いろいろと一新したいと考えています。これもなかなか集中してできないんですよね。サイトを作った14年前はまだ元気だったんだなぁと思います。

 衣替えもしなくてはなりません。今年はいつまでも肌寒いので、なかなかタイミングが難しいのですが、さすがにGWには暑くなってきていることでしょう。新しく服も買ってきたのに袋から出してもいないので、古い服を思い切って捨てて、こちらも気持ちよく一新したいと考えています。

 そうそう、サックスの練習もしっかりやらないと。なにせ6月末にはいよいよスクール生の発表会があります。もう申し込んでしまったので後戻りできません。でもまだとても人に聞かせられるようなレベルじゃないから、あと2ヶ月でどこまでまともな音が出せるようになるか勝負です。GWは1日15分でも30分でも良いから毎日吹こうと思っています。

 とは言え、やはり一番時間を取るのは何と言ってもテニス。今夜からスタートして、29日、1日、3日、4日、6日、8日、9日とサークルやスクールなどでテニスする予定です。これでも一応間を空けたんですけどね。30日も2日も5日もコートは確保できていたのですが、「休球日」を作らないとさすがにマズイかなと思って。

 でもこうして改めてカレンダーを眺めていたら、テニスばっかりでドラマを見たりマンガを読んだりしている暇はあまりなさそうだなぁ。終わってみれば「テニスしただけ」のGWになっているかも知れません。ま、毎年のことですけど。

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井上雄彦「最後のマンガ展」の新聞広告

2010-04-27 01:45:16 | マンガ
 昨日の朝日新聞朝刊のセンター見開きに井上雄彦「バガボンド」の絵がドーンと載っていました。それだけでもインパクトが大きいのに、さらに見てみると何もコピーがありません。中央左にQRコード。左下にURL。タイトルもクライアント名もないこの広告がよく朝日新聞の厳しい審査を通ったな、というのが第一印象でした。

 次に絵を見ながら考えます。これは一体何の広告だ?僕はマンガ好きですから「多分、井上雄彦のマンガ展の告知だろうな」と思い付きました。果たして携帯からQRコードを読み取ってアクセスしてみるとビンゴ。「最後のマンガ展 仙台版」の告知でした。そこには新聞広告についても説明があり、「マンガ展へ通じるひとつの作品」「一枚の絵としてご鑑賞いただければ」だそうです。

 正直、僕が広告制作者で、しかもマンガ好きだからこれだけ丁寧にこの新聞広告を読み解こうとしますが、一般の人は大抵これはスルーでしょう。センターを開いて「マンガが載ってる」と思ってスルー。ちょっと気になった人は「なんの広告?」と思うでしょうが、何も情報がないので諦めてスルー。わざわざバーコードリーダーでQRコードを読み取ろうとするのは相当情報感度の高いマンガ好きな人だけです。

 さて、朝日新聞読者にそんな人がどれほどいることやら。1割もいなさそうだと思いますが。挙げ句にわざわざ読みにいったら「仙台で開かれるマンガ展」というローカルな情報。東京、大阪、熊本で開かれた「最後のマンガ展」に行った人はいかないでしょうし、中部、中国、四国の人もわざわざそんな遠くまで行こうとは滅多に思わないでしょう。となると、考えられるターゲットは仙台を中心にした東北地方のマンガファンだけ。それを朝日新聞全国版で掲載する意味はなに?

 考えれば考えるほどムダだらけの広告です。ここまでムダが多いといっそ清々しさすら感じます。恐らくこの広告はそもそも本来の意味では不必要なものでしょう。マンガ展への動員だけならこんな大金を使う必要はないし、多分あまりPRしなくても十分に人は来ると思います。

 だったらなぜこんな広告を打ったのか?まあ企画書上はいろいろ理由が書いてあると思いますが、つまるところ話題作りでしょうね。特に業界に向けての。マンガ業界、出版業界、広告業界。これらの業界内の人に対して「すごい」と思わせたいのが狙いであって、一般人のことはあまり意識していないと思います。後はせいぜいコアなファン向けでしょう。

 久しぶりにこんなバブルっぽい広告を見ました。

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マーケはツイッターやらなきゃ

2010-04-26 00:59:26 | ネット・PC
 先週金曜日に昔は名古屋にいて今は東京に異動になっている会社の後輩2人が、久々に名古屋に遊びにきてくれました。一緒にランチをしながらいろいろ話題は盛り上がったのですが、その時にツイッターの話になって、2人ともやってない、始めようとも思っていない、と言ったのでちょっと驚きました。

 彼らはマーケティング・プランナーです。ツイッターと最も距離が近いところにいる職種のひとつだと思うし、実際会社の連中も結構やっています。広告代理店ではクリエーティブとマーケはデスクにいてPCに向かっている時間も長いですから、外回りが多い営業よりもはるかにツイッターをやりやすい環境にいます。職種的にも最新の情報を集める必要性があるし、生の声をすぐに聞けるツイッターは便利なはず。変な調査をモタモタしているくらいならツイッターで1000人フォロワー集めて声を聞いた方が安くて早くて面白いです。

 彼らによると「時間がない」「発信したいこともない」そうですけど、きっとそんなことを言ってられなくなるよ、と言っておきました。個人サイト→ブログ→mixi→ツイッターとネットコミュニケーション界隈の流行り廃りは激しいですが、僕のコーカイ日誌を読んでいる暇があったら、ツイッターをやり始めた方が良いと思います。

 もっとも、最近のツイッターはドラマ「素直になれなくて」のせいで、怪しいものだという誤った認識も急速に広まっているようです。あのドラマのせいで、ツイッターを知らない人たちから、ちょっと社会的に不適格な人たちが寂しさを紛らわすための出会いのツールとして使っていると思われているようで、奥さんや彼女から疑いの目で見られて困っているというツイートが溢れています。

 これらのどこまで本当でどこまでネタなのかはわかりませんが、視聴率10%と低迷しているとは言え、やはりテレビの影響力はまだまだ大きいなぁとは思いました。もちろんツイッターで出会えないわけではなく、「ツイ婚」したカップルもいるらしいですから、ドラマが完全に嘘だとも言えないのですが、それは人それぞれの使い方を許容するツイッターならではの「ゆるさ」「自由さ」ゆえです。なので、この先どういうカタチでツイッターが広まっていくのかわかりませんから、ドラマのように男女の出会いツールとして発展していかないとも限りません。

 ま、そういう変化を目の当たりに見る面白さも含めて、S井くん、ツイッター始めた方が良いと思うよ。

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ミニ新党で得をするのは民主党

2010-04-26 00:58:13 | 政治
 舛添要一が自民党を飛び出して「新党改革」の代表になりました。その前に与謝野馨が離党して「たちあがれ日本」を作り、もう少し前に鳩山邦夫も離党しています。さらに前には渡辺喜美が「みんなの党」を作りました。自民党から看板になるような政治家が次々と飛び出してミニ政党を作り、自民党はどんどん弱体化していきます。野党になればこういうことも起きるだろうとは予想していましたが、それにしても与党じゃないと求心力は弱くなりますね。

 で、フラフラのヨレヨレで、すっかり国民からも見放されつつある与党民主党ですが、自民党のこの離党ブームは民主党にとっては大いに追い風になることでしょう。直接的にライバルである自民党の議席数が減っていくこともそうですが、それ以上に民主党としては連立のオプションが増えていくわけで、そちらの方が今後の政治を運営していく上では大事でしょう。

 なにせ国民新党と社民党と連立したせいで、鳩山内閣は最初から腰の据わらない内閣になってしまいました。特に亀井にはもう煮え湯をどれだけ飲まされていることか。本当ならさっさと国民新党なんて切って捨てたいところでしょう。

 それができないのは他に連立のオプションがないため。本来なら民主党の政策に一番近いのは公明党だと思いますが、公明党は自民党と連立を組んでいます。ならば、ここは他の新党と手を結んで亀井を切り捨てるのが最良でしょう。

 それにしても自民党は参院選で勝つ気があるのでしょうか?

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リアル知人のネット上の人格

2010-04-24 00:38:25 | ネット・PC
 最近少しずつツイッターを始めるリアルな知人が増えてきました。僕が昨年8月から始めて、周りに「ツイッター面白いよ」と宣伝してきたけれど、なかなか広がらなかったのですが、ここにきてマスメディアで頻繁に取り上げられるようになったからでしょうか。

 で、ツイッターでリアル知人をフォローしていると、意外な側面を知って驚くことがあります。何をどう驚いたか書くと「それは私のこと?」とわかってしまうので、敢えて具体例は書きませんが、一人二人ではなく、それぞれにみんな意外なところがあります。「ああ、ネット上ではやはり違う人格が出てきてしまうんだな」ととても納得してしまいました。

 僕は1989年からパソコン通信をしているので、ネット上での知人が実際にオフ会で会うと想像と違うということは20年前からわかってはいました。ネットでは明るくてやんちゃな男性なのに、実物はシャイで口下手だったり、ネットではしっかりした落ち着いた雰囲気の女性なのに、実際には良く喋るオバチャンだったり。その落差の激しさにはよく驚かされたものでした。

 当然、逆から眺めればオバチャンキャラなのに、ネット上では知的美人になっていることもあるわけで、ただツイッターが登場するまでは、つまりブログレベルでは、そこまでネット上の人格がハッキリクッキリとしていなかったのです。

 ところがツイッターはブログのように「よそゆき」の顔ではなく、すっぴんにより近いので、ネット上の人格がわかりやすく表出してしまいます。リアルな顔とネットの顔、どちらが本物かということではなく、どちらも本物だとは思いますが、人の多面性を改めて思い知った気がします。

 ま、かく言う自分自身も、リアルとネットの落差がどれくらいあるのかわかりませんけどね。みんな、どう思っていることやら。怖い怖い。

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前原ガンバレ!

2010-04-23 00:36:42 | 政治
 自民党の選挙目当ての人気取り政策「1000円高速」はムダだと僕は以前にも書きました。これに対抗して言い出した民主党のマニフェストは「高速道路無料化」でした。僕はこんな実現性の低いバカなマニフェストは反対だと当時ここで書きました。で、実際に政権を取った民主党は財源がないので地方のわずかな区間だけ無料にするということでお茶を濁そうとしました。まあそれならそれでも良かったのですが、先日前原国交相は「平日休日問わず2000円上限制」を発表しました。

 先日書いたように僕はこの案は良い落とし所だと思いました。土日限定よりは全日定額の方が交通量も平準化して渋滞緩和にもなるし、ETC利用者だけではないのも公平でわかりやすい。しかも浮いたお金で高速道路の整備も進めるというのですから、民主党にしては素晴らしい案だと称賛しました。

 ところがこの案が発表されるや否や、マスコミは「実質値上げ」と騒ぎ始めました。意味がわかりません。そりゃ土日に1000円で利用している家族連れにインタビューすれば「値上げ」だと言うでしょう。短い距離の輸送をしている運送業者も同様。でも平日しか休みが取れない人、渋滞で時間が計算できないから平日に移動する人、多くの長距離運送業者など、実質値下げになる人だってたくさんいるはずなのに、それを無視して「多くの人が値上げになる」なんて書きたてるマスコミは一体誰の意図を受けてやっているのかと不思議に思っていました。

 そして、小沢一郎が選挙に勝てないと反対を言い出し、それに呼応して鳩山首相の腰が例によってガクッと折れ、担当大臣の面子丸つぶれのカタチで再調整になりかけました。しかし、ここで前原国交相が毅然と「変えない」と言い放ち、どうやら最初の案どおりに審議に回すことになりそうだということです。もっとも民主党議員すら反対意見をだす可能性が高いのでまだすんなり通るわけではないとか。与党が反対してどうするんだと、ますます民主党には絶望的な気分になります。

 何度も書いていますが、高速道路は受益者負担が原則で良いと思います。利用しない人、ましてや車にすら乗らない人からの税金を高速道路の利用料に投入する意味がわかりません。税金が余っているならともかく、国の借金を莫大に膨れ上がらせてまでやることではありません。

 しかも休日だけの1000円高速は渋滞をひどくして高速道路の利用価値を著しく下げ、環境に悪影響を及ぼし、公共交通機関の経営を苦しくしています。安くて助かるという家族連れだって、1泊2日で遠出するなら、よほど土曜日の朝早くに出発して、日曜日の夜遅くに帰ってこなければなりません。お父さんの疲労度はハンパじゃありません。しかし、それがイヤならはるかにバカ高い料金を取られる平日に走るしかないのです。どう考えても今回の改正は一般的なファミリーだって万々歳のはずなのに、それに反対する人たちの頭の中身を疑ってしまいます。

 ちなみにタイトルの「前原ガンバレ!」はかつてのベルリン五輪の伝説の実況中継「前畑ガンバレ!」のパロディですが、もう知っている人も少ないんでしょうねぇ。前原も頑張って勝って欲しいです。

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愚痴を聞くよりも夢を話す方が楽しい

2010-04-22 02:15:19 | 日記
 ツイッターで見掛けた言葉。「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来。」


 ツイッターにはこうした金言が時々転がっています。もちろん、どんな金言もその時の自分にピタッとはまるかどうかは、タイミングや環境にもよるのですが、僕にとってこの言葉は本当にいま心のど真ん中ストライクでした。最近、どうも他人が自分の期待通りに動いてくれないことが多く、めげながらも「人に期待しちゃいけない」と繰り返し言い聞かせていたところでしたから。

 他人が思うように動いてくれないと言うことを感じるのは、それだけ他人に頼っているからです。自分で全てやれば他人は関係ありません。しかし、とは言え世の中で何事かを為そうと思えば、自分だけの力では限界があるもの。やはり人の協力を仰いで一緒になってやって初めてできることが多いのです。ここにジレンマがあります。

 まあ僕の場合は前向きかつ自律的に物事をやろうとして、他人に苛ついているのですからまだマシな方でしょう。ひどい人は、自分では何もせずにただ他人が自分のために何かしてくれないかと思っているだけ。巣で親鳥がエサを運んできてくれるのをピーピー言いながら待っている雛のようなものです。

 こういう人に限って、口を開けば他人の悪口と過去の愚痴ばかりが多いのです。実に後ろ向きで、聞いていてイライラするから、そのうち話をしたくなくなります。話して楽しい人というのは、「自分」と「未来」をどう作っていくか、変えていくかを考えて行動している人です。愚痴を聞くよりも夢を話す方が楽しいに決まっています。

 他人に期待をせず、それでもめげずに他人に働きかけて、未来を変えていけるように動いていきたいと思っています。

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何かを作るのは、その過程の苦労も楽しい

2010-04-21 01:40:51 | 日記
 昨日書いた「面倒だけど楽しいこと」をするために最近はいろいろと人に会っています。目的なく人と会うのも時には良いものですが、それで楽しいのは本当に気が合う相手に限られます。しかし「楽しいことをするため」という目的があって会う場合は、そうじゃなくてもかなり前向きに会いに行けるものです。

 いま僕の「面倒だけど楽しいこと」は何回も書いているようにテニスのNPO法人を立ち上げることです。最初は単なる思いつきに過ぎなかったのですが、いろいろ調べたり、いろいろな人に相談しているうちに、結構やりようによっては楽しいし意味もあるし長く続けられるかもなぁと思えてきて、どんどん楽しくなってきました。

 以前に「NPOは目的ではなく手段」だということを書きました。作ることが目的ではなく、作って何をするのかが大切。もちろん今でもそう思っていますが、とは言えNPOを立ち上げること自体を楽しむのも悪いことではありません。どうせやるなら何でも楽しんだ方が良いに決まっています。

 とりあえず今はいろいろ協力してくれそうな人に会って話をしています。昨晩も高校の同級生である税理士と医師に会って(2人とも高校大学とテニス部でした)NPOのことを相談してきました。自分で考えたことを人に話して意見を求め、それをまたフィードバックして自分なりにまた考えてまとめていく。この作業を繰り返すのがまず楽しいのです。少しずつカタチを変えながら目指す方向が固まって姿をハッキリさせてくる。こうした過程も楽しめるとは思っていなかっただけに、嬉しい誤算でした。

 もちろん良いことばかりではありません。紆余曲折がありますし、壁にぶち当たることもあります。自分が期待した通りに人はなかなか動いてくれませんし、時には期待を裏切られさえします。それでも一歩ずつ慌てず焦らず進めていけるのは、何かを作り上げる楽しさがあるからでしょうね。

 まずは夏までに基礎を固める作業を着々と進めていくつもりです。きっとそうやってコツコツ作っていれば「手伝おうか」と言ってくれる人たちが現れると信じています。で、その人たちも巻き込んでさらに大きな輪になって一緒に楽しめると良いなぁと思っています。

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