幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

安楽のパワハラに思うこと

2023-11-30 23:59:24 | 野球
 楽天の安楽智大のパワハラ騒動は大きなニュースになっていて、安楽の選手生命も断たれることになるかも知れません。ここまで騒ぎになっては安楽と契約を結ぶ球団はなかなか現れないでしょう。中田翔のように暴力事件を起こしても、山川穂高のように女性に暴行を働いても、実力があれば目を瞑って契約をしようとする球団がいるのがプロ野球界というところではありますが、安楽はかつてのドラ1とは言え中継ぎ投手ですから、エースや主砲ほどの市場価値はありません。球団の戦力アップとイメージダウンとを天秤にかければデメリットが大きいと思います。

 旧ジャニーズや歌舞伎界、宝塚歌劇団、ビッグモーター、さらには以前に事件になった大相撲なども含めて日本の多種多様なコミュニティ内にパワハラやセクハラが潜在しています。潜在しているうちは内部ではわかっていて問題だと感じていても改善はされませんが、顕在化したら今の世の中では一気にアウトの事案になります。だからハラスメントは金輪際やめましょうとは簡単にいかないことがまた問題で、ハラスメントがあればまずは外部に漏れないように隠蔽に走る組織が大半でしょう。

 隠蔽することを最初に考えるのは、そもそもハラスメントが大きな問題、というよりも犯罪であるという認識が特にトップ層では希薄だからだと思います。「そんなことは昔は当たり前だった」「そうやってコミュニケーションを図ってきた」「やられる方にも問題がある」などと言う古い認識のままでいるから、いつまでたってもハラスメントの温床となって改善されないのです。

 そしてそういうハラスメント体質の人間がこれまで幹部になりがちだったことにも原因があります。下から見たらハラスメントでも、上から見たら統率力がある、リーダーシップがあるなどと評価されて引き上げられる場合が多いのです。そして企業などで体育会出身者を優先して採用してきたのも「上の命令に従順だから」「理不尽なことにも耐えられるから」というハラスメント前提の理由だったわけですから、そう簡単に意識は変わらないでしょう。

 もうハラスメントは「ダメ、絶対」の時代なのですから、認識が変えられない人たちには退場願うしかありませんが、ただ飛び抜けて能力が秀でている場合は何とか救おうとする人たちが必ずいますから、それもまた難しいところです。被害者の心情を考えたら当然ですし、組織のリスクマネジメントとしても優秀でもハラスメント体質の人間をそのままにしておく方がリスクが大きいと思います。
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紅白にクイーン

2023-11-29 22:56:51 | テレビ・芸能
 NHKが今年の紅白歌合戦にクイーンが特別企画で出演すると発表しました。旧ジャニーズが出場しない紅白の目玉を懸命に探しているNHKですが、まずはクイーンという海外のビッグアーティストを引っ張り出すことに成功したわけです。若者よりも中年以上が喜ぶキャスティングではありますが、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットもあったので、若年層にもそれなりに知名度もありますから悪くない選択だったと思います。

 ただクイーンにはフレディ・マーキュリーはいません。アダム・ランバートがボーカルとして参加する形での出場となるようですが、何らかの形でフレディを映像などで見せるような演出があるのではないかと予想しています。じゃないと、やはり古いファンは納得しないことでしょう。何といってもロックバンドはボーカルとギターが肝ですから。

 そして紅白の特別企画はクイーンだけにとどまらないことでしょう。海外アーティストは打ち止めかも知れませんが、国内の大物は諦めていないだろうと思います。昨年の特別企画では松任谷由実、桑田佳祐、安全地帯などが出ましたから、それに匹敵するクラスのアーティストの出演を狙っているはずです。以前から噂されている中森明菜は今年も難しいのかも知れませんが、中島みゆきや米津玄師あたりは前にも出ていますから再登場もありえます。

 今年は多くのアーティストが亡くなりました。それに合わせた企画もきっとあるだろうと考えられます。高橋幸宏、坂本龍一のふたりが亡くなったのですからYMOの特集として細野晴臣が出てきそうです。谷村新司の追悼で堀内孝雄と加山雄三が歌うとかもいかにもありそう。もんたよしのり、大橋純子、KANあたりも紅白に出ているので何か企画があるかも。また紅白には無縁だったかも知れませんが、鮎川誠、櫻井敦史、HEATHも亡くなったのでロックバンドについても取り上げて欲しい気がします。全体にターゲットになる年齢が高くなってしまうのが難点ですけど、オジサンには嬉しいです。

 
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求む令和の小沢一郎

2023-11-28 23:37:18 | 政治
 堀江貴文が「小沢一郎が耄碌した」という発言をしたそうです。ネットで見ただけなので、どういう文脈で言ったのかまでは正確には確認していませんが、日頃はその発言にあまり共感しないことが多いホリエモンですが、これは思わず「そうだよな」と頷いてしまいました。僕も小沢一郎のXを以前からフォローして読んでいるのですが、最近は発言に切れがないなと思っていました。

 堀江も僕と同じく小沢一郎の発言をXで読んでいるだけでそう感じているらしいのですが、堀江が言う通り小沢は毎日「自民党の悪口」をせっせと書いているだけなので、単なる市井の偏屈な老人の発言とあまり変わらないのです。あの小沢一郎です。かつて「壊し屋」と言われながら自民党政権を二度までも下野させた日本の政治史上に名を残す政治家が、そんな誰でも書けそうな程度の低い発言をしているだけで良いのかと堀江もストレスを感じているのでしょう。

 いま岸田政権は支持率が麻生政権の末期レベル並みになるまで下がっています。政権交代待ったなしの低支持率です。行き当たりばったりに選挙目当ての政策を打ち出すだけで、言動に政治家としての信念を何も感じられません。「軽軍備」で「経済優先」の宏池会とは思えない真逆の「軍備拡大」と「増税」ばかりに血道を上げ、国民の生活は日々苦しくなるばかりです。その上、マイナ保険証にしろ自民党政治家の不祥事にしろ何ら対応もせず、挙句に自分たちの報酬を引き上げることだけはさっさとやる。これで支持率が下がらないわけがありません。

 ところが受け皿になるべき野党はひとつにまとまる気配が全くなく、自民党を利するだけです。岸田政権がどれだけ支持率を下げても政権交代はあり得ない状況ですから、こんなひどい政権でも悠々と続いてしまいます。だからこそ小沢一郎が野党をまとめると気勢を上げた時には少しだけ期待をしたのですが、もはや小沢にそんな力はなかったのかとガッカリしただけでした。

 いつでも政権を取って代われる野党がいることで、与党はピリッとするし、政治家も真剣に勉強して国民のための政治をするはずなのに、いつまで経っても日本にそんな時代がきません。国民に見合ったレベルの政治しか持ち得ないと言われていますが、それにしても自民党支持者すら見放すほど今の政権は無能過ぎます。令和の「小沢一郎」はいないのでしょうか。
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テニス談義

2023-11-27 23:44:21 | テニス
 テニスをするのはもちろん好きですが、テニスの話をするのも好きです。これまで一番テニス談義が楽しかったのは会社の先輩のMさんで、本当によくランチに一緒に行ってはテニスの話をしました。一番多かったのは自分たちがプレーした時に起きたこと、感じたこと、気づいたことなどで、後はプロの選手のプレーを見て思ったことや、コーチなどから教えてもらったことなど、とにかくテニスのプレイの質を高める話ばかりでした。10数年前にMさんが突然亡くなった時の喪失感は未だに僕の中に残っています。

 テニスの話をして盛り上がれる人は他にもいますが、ただテニスが好きというだけではなく、自分と目線が近い人の方がやはり話が合います。テニスのレベル自体が近いことも大事ですし、人生におけるテニスの位置づけも似ている方が良いです。ワイワイと楽しめれば良いというテニス好きは、あまりマニアックなまでにテニスを語ることはしませんし、逆にテニスで勝つことだけが生き甲斐になっていたり、テニス以外の生活がほとんどないようなテニス漬けの人は、興味の幅が狭すぎてこちらがちょっとついていけません。

 できたら観察力と分析力が優れていて、戦略的なテニスを好み、なおかつ言語化することが巧みな人が良いです。感覚的にテニスができてしまう天才肌の人は大抵言語化することが苦手です。コツコツと工夫をしながら自分のテニスを作り上げてきたような努力家で、なおかつ人の意見を聞く柔軟な精神があるタイプが話をしていて一番面白いです。

 テニスのプレイを見ていて、テニスIQの高い賢いテニスを展開するタイプとはテニス談義をしてみたくなります。大抵テニスの話も面白いです。ただ人の裏をかくのが好きな意地悪いテニスをする人よりは、素直で気持ちの良い真っ直ぐなテニスをする人の方が、友達としては一緒にいて気楽ということもあるので、面白いを選ぶか、気楽を選ぶかは難しいところです。どっちともテニス仲間として付き合えば良いのですけどね。
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映画音楽好き

2023-11-26 23:43:30 | 音楽
 今日は僕のサックスの先生の企画したコンサートがありました。先生はジャズサックス奏者ですが、クラシックのサックス奏者4人と一緒に、ジャズとクラシックの融合をテーマにしたコンサートを開催していて、今日が4回目でした。このコンサートが僕は好きで、特に選曲に映画音楽が多いのが気に入っています。ジャズとクラシックの両方の良さを取り入れようとした時に、映画音楽というのはアレンジしやすいのかも知れません。

 僕が映画音楽が好きになった最初のきっかけは父親の持っていた西部劇の映画音楽を集めたレコードでした。父はそのアルバムがお気に入りで日曜日に良く聴いていて、僕も『駅馬車』とか『OK牧場の決闘』とか『荒野の決闘』とか『黄色いリボン』とか『シェーン』などの1940~60年代にかけての西部劇黄金時代の映画音楽を子どもの頃に聴き込んでいました。

 それが原体験になったのか、自分でレコードを買うようになってからも、ビートルズや山口百恵のレコードを買うかたわら、時々映画音楽のサントラ盤や、映画音楽を集めたアルバムなども買っていました。映画も中学生の頃から劇場に通い始めて大学時代は映画館に入り浸っていたので、1970年代から80年代の映画自体も好きですし、当然その頃の映画音楽は今でも大好物です。

 好きな映画音楽はたくさんありますが、映画も音楽もどちらも大好きな作品となると『小さな恋のメロディ』、『炎のランナー』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、そして『ニュー・シネマ・パラダイス』などが挙げられます。今日のコンサートでも『ニュー・シネマ・パラダイス』のメドレーが演奏されて、改めて良いなぁと感動して聴いていました。これまで自分のサックス、ピアノ、ボーカルの発表会でもたくさんの映画音楽を演奏してきましたが、今後もどんどん映画音楽に取り組んでいこうと思いました。
 
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祖父母の教え

2023-11-25 23:59:35 | 時事
 羽生結弦の超スピード離婚がいろいろな点から話題になっていますが、僕は羽生の祖母が語った「大目に見ないで、叩くところは叩いてください。そうすると本人も大人になりますから」という言葉の素晴らしさに感動しました。ともすれば孫に対して甘くなりがちなのが祖父母ですが、この方は結婚相手とその家族について「お気持ちを考えると本当に胸が痛い」「向こうの方からすれば、捨てられたような気持ちになるでしょう」など、まず一番辛い人に対して気遣いをし、羽生に対しては「人間的にまだまだ幼い」と厳しい態度です。

 近年では総理大臣からして身内に大甘だったりしますが、かつてはそんな態度は世間的に恥ずかしいものとして、身内だからこそ厳しく言うものでした。深い愛情と信頼があるからこそ、厳しい言葉を並べても関係は揺るがないという自信の表れでしょう。何より本人のためにさらなる成長を願っていることが伝わってきます。「褒めて伸ばす」などと、それがいかにも良いことのように言いますが、相手がまだ未熟な場合は甘やかしているだけでは成長しません。かと言って、ちょっと厳しいことを言うだけでパワハラだと訴えられてしまう昨今、厳しいことを言えるのは身内くらいしかできなくなってしまいました。

 大谷翔平の祖父も藤井聡太の祖父母も常に戒めの言葉をもって孫の成長を助けたということです。孫だからこそ甘やかしたいものなのに、皆さん実に立派な姿勢だと思います。孫を持つ僕としては少し身が引き締まる思いでした。
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異例の霧島vs熱海富士

2023-11-24 23:59:47 | 大相撲
 昨日の僕の予想が少し外れました。2敗の霧島と熱海富士が勝ち、3敗の琴ノ若と一山本が負けてしまいました。それでも普通なら残り2日間あるのですから4敗の力士までは可能性がゼロではないのですが、14日目に大関霧島と前頭8枚目の熱海富士の異例の対戦が組まれたため、どちらかは3敗までしかしないことが決定。4敗勢の優勝の可能性がなくなってしまいました。

 通常なら千秋楽でしかやらない13日目打ち出し後の14日目の割の決定。大関同士の対決を外された豊昇龍にしてみれば屈辱ですが5敗目を喫した以上仕方ありません、興行的に考えても優勝争いでトップを並走する2人の直接対決がないのは面白くありません。これは相撲協会のファインプレーでしょう。

 霧島は今場所優勝すれば来場所は綱取り場所になります。押し相撲の貴景勝や強引な取り口が目立つ豊昇龍に比べて、組んでも離れても自在に相撲が取れる霧島は大関3人の中で一番安定感があります。今日で年間最多勝争いでもトップに立ちました。このチャンスは絶対に逃したくないことでしょう。

 熱海富士はやはり先場所の優勝争いをした経験が生きているようです。硬さがなく、実に安定した強い相撲を見せています。21歳で現在の前頭8枚目が自己最高位ですが、先場所と今場所の強さはすでに三役クラスではないかと思います。素質は以前に北の富士が「相撲界の大谷」と評したほど周囲からも認められていますが、経験と稽古でその素質が一気に花開いた印象です。「令和の高見盛」と言われる素直な性格でテレビに出れば今後は人気者になるでしょう。横綱が早く欲しい相撲協会としては霧島に優勝して欲しいでしょうが、新しいスターの出現を望むなら熱海富士の優勝でも良いかなという思惑もあっての14日目異例の直接対決かも知れません。
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今場所も熱海富士

2023-11-23 23:27:48 | 大相撲
 一山本の活躍を注目していた九州場所ですが、12日目を終わってトップに立っているのは2敗の大関霧島と前頭8枚目の熱海富士。3敗で追うのが関脇琴ノ若と前頭14枚目の一山本となりました。大関貴景勝と豊昇龍、関脇大栄翔ら番付上位の実力者は4敗と後退しています。3大関と大栄翔は、これから3日間でお互いに対戦して星を潰し合うことになるので、霧島が2敗を守り切れるかどうかは微妙なところ。上位との対戦を終えた琴ノ若と、平幕の熱海富士が残り対戦相手からすると少し有利になってきました。

 琴ノ若は明日が下位で好調な4敗の竜電、14日目は多分元大関の朝乃山、千秋楽が番付通りなら関脇若元春ですが今日で負け越しているように調子が上がらないので、恐らく熱海富士との対戦が組まれそうな気がします。熱海富士の今後の対戦相手は、明日が元大関の4敗の高安、14日目は一山本、千秋楽が琴ノ若かなと予想しています。みな好調な力士相手だけにどうなるかはわかりませんが、熱海富士は先場所に続く2場所連続の優勝争いをしているように充実しているので、このまま千秋楽まで優勝争いに残りそうです。

 熱海富士が優勝すると初土俵から所要19場所目。4場所目で初優勝した貴花田(貴乃花)、朝青龍という後の大横綱の史上最速優勝を、大幅に上回る快挙となります。21歳で2場所連続優勝争いをしているだけでも将来性は十分ですが、これに最速記録で花を添えられるかどうか。今場所の優勝争いの予想は混沌として難しいですが、3敗で霧島と熱海富士が優勝決定戦になって熱海富士が先場所貴景勝に決定戦で負けた屈辱を晴らすのではないかと考えます。やはり先場所の決定戦での負けがひとまわり熱海富士を成長させたと思いますから。

 
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最近できるようになったこと

2023-11-22 23:10:19 | 日記
 いつも書いていることですが、習い事が楽しくて、テニス、サックス、ピアノ、ボーカルと4つもレッスンを受けています。歴も習熟度もそれぞれ全然違いますが、まだまだ自分の中では上達しそうな感覚があるので、体とお金が続く限りはやめる予定はありません。予定はありませんが、体もお金もどこまで続くか不安なので、いつまで続けられるかはちょっと読めないところはあります。

 テニスは繰り返し書いているように今はフォアボレーの癖を直しています。少し光明が見えてきていますが、でもまだまだです。その前はサービスをずっと4年くらいかけて直していましたが、こちらは一定の成果が出ています。10年くらい前は「もう年だからサービスでポイントを取るのは諦めよう」と思っていたのですが、レッスンを受けて威力も精度も上がったお陰で、最近は結構サービスでポイントが取れることも増えました。還暦を過ぎてまだテニスが上手くなるというのは自信になります。

 サックス歴は14年になりますが、最近はアドリブプレイを習っています。でも難しくてまだ全然できるようになりません。アドリブはできませんが、そのお陰で楽譜通りに吹くことならかなり上達しました。高いサックスに買い替えたので吹きやすくもなりました。ピアノも12年習っていますが相変わらず指が回らないので速いフレーズは壊滅的です。でも譜面を見て弾けるようになるまでの時間はかなり短縮できました。譜読みが早くなったのはかなり進歩ですし、サックスにもボーカルにも役に立っています。

 ボーカルはまだ習い始めて2年弱ですが、当初からの課題だったファルセットが随分と安定してきました。最初のうちは単なる叫び声ですら難しかったのに、今は一応ピッチもそれなりに合わせられるし、声量も上がってきました。音域も徐々に広がっていて、後は歌詞をしっかりクリアに発音するという壁が立ちはだかっているところです。

 きっと10代に比べたら上達速度は随分と遅いのでしょうが、続けている限りは傾きは小さくても上昇していることは間違いありません。他にも習い事をしてみたいことはあるのですが、これ以上は体もお金もさらには時間も足りません。今でも練習に忙しくて睡眠不足になりがちなので、学生時代には一番の趣味だった読書と映画の時間がバッサリ削られています。アクティブな趣味ができなくなってきたら、これらパッシブな趣味に戻るつもりなので、それまで読みたい本と見たい映画は残しておきます。いや、本音はいま楽しみたいんですけど、読書と映画は時間がかかるから難しいんですよ。
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サイゼリヤは値上げしないのか

2023-11-21 23:32:06 | グルメ
 テニスの後にメンバーとお茶もしくは食事をすることがあります。まだみんな若かった頃は毎回大人数でワイワイと行ったものですが、年を取り家庭を持つようになると付き合ってくれる人もすっかり減ってしまいましたが、全く行かないわけでもないので、ちょくちょくとメンバーと連れ立ってテニス後の会話を楽しんでいます。

 行く店は駐車場が広くてテニスウエアでも気軽に入れるリーズナブルな店が良いので、必然的にファミレスが一番多くなります。かつてはコートごとに近くのファミレスが違っていたので、ガストだったりデニーズだったりバーミヤンだったりとバラバラでしたが、今はほぼサイゼリヤに統一されてしまいました。コロナ禍もあってガストやデニーズが減ったことと、サイゼリヤが今でも値上げしないで頑張っているからです。

 サイゼリヤのミラノドリア300円とかグラスワイン100円とかは、味とのバランスを考えたら今や異様と言ってもいい安さです。このインフレの時代に「値上げしない」というポリシーを守っているのは本当に我々庶民にとって嬉しい限りですし、だからこそなるべく通って応援しているわけですが、それもそろそろ限界なのではないかと思います。

 サイゼリヤの直近決算は大幅な増収増益でV字回復を果たしました。拍手を送りたいところですが、内容は海外での黒字で国内の赤字をカバーしているとのことです。円安のお陰で海外店舗での売り上げは円建てで大きく膨らんでいますし、さらに海外の店舗では値上げもしたとか。対して国内では赤字が続いていて、値上げをせずにメニューを絞り込んでコスト削減を図っていますが、これから原材料高、賃上げ、そして円高になったらさすがに持たないことでしょう。

 昨日は値上げラッシュが早く収束して欲しいと書きましたが、安いからこそのサイゼリヤという強みではあるものの、仮に10%の値上げをしても他チェーン店よりまだまだ安いことには変わりはありませんし、それくらいなら客も許容するのではないかと思います。と言うか、値上げしないかわりに店舗を減らされる方が利用者側としては辛いです。大幅に店舗数を減らしたガストですでに経験済みなので、サイゼリヤには値上げしても良いので「いつもの店」を何とか維持してもらいたいと願っています。
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