幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ホンダ原付やめるってよ

2024-06-24 23:59:07 | クルマ
 ホンダが50cc以下の「原付バイク」の生産を終了すると発表しました。2025年から始まる排ガス規制では、50cc以下のエンジンだと排ガスを浄化する機能が不十分で、基準を満たすのが難しいというのが理由ですが、それ以前にかつてのようには売れなくなってきたので、もう重荷だからやめようということでしょう。世界で最も売れたバイクとして知られるスーパーカブ以来の伝統が終わるわけで、かつてのホンダファンとしても寂しい限りです。

 50ccの原付バイクは、それまで男のものだったバイクを、女性が自転車代わりに乗ることができる手軽なものとしてパラダイムシフトして、1980年代に爆発的にヒットしました。普通自動車免許で乗れるので、大学生だった僕の周りでもどんどん乗る人が増えてきて、僕も大学4年生の春に流行に遅れまいと赤いホンダのタクトを買いました。10万円余りで手頃な買い物でした。

 当時はまだヘルメット着用も義務化されておらず、ノーヘルでみんな本当に自転車代わりに乗り回していました。タクトを買ったのは家の近所のバイク屋がホンダ系列だったということが大きいのですが、当時スズキから出ていたジェンマの方がベスパっぽいデザインでオシャレに見えたので、本当はジェンマの方が良かったなと内心思いながら乗っていました。ジェンマはCMにも俳優のジュリアーノ・ジェンマを起用していて、という話を書いたところで60代以上にしか話が通じないでしょう。

 当時すでに中古で買った27万円のサニーに乗っていたし、ちょっと近所の本屋に出かけるくらいならこれまで通りに自転車で十分だったのに、さらに流行に乗ってスクーターまで買ってはみたものの、使い分けには悩みました。燃費はリッター30kmを軽く超えていたので、自転車ではしんどい5km以上10km未満の距離を走るには手軽で適していましたが、駐車場さえあればやはりタクトよりもサニーで行く方が楽でした。結局新入社員の夏にコケて壊してそのまま廃車にしましたから、実際に乗っていたのは1年半くらい。大怪我までして高い買い物になりました。

 それでも未だにタクトのことを思い出すと、大学生の頃に一緒にスクーターを連ねて走っていた男女グループのテニススクール仲間たちを思い出すので、甘くて切ない気分になります。青春というものは気恥ずかしいけれど良いものです。ちなみに今後は普通自動車免許で125cc以下のバイクに乗れるように法改正するらしいです。そんなことしてバイクの事故が増えたらどうするんだと、もうバイクに乗る気などさらさらない、青春とかなり距離ができてしまった60代としては心配になるばかりです。

 
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超富裕層向け中古車

2024-04-12 23:59:50 | クルマ
 マーケティング関係の記事を読むと良く出てくるのが「富裕層ピラミッド」の図です。世帯の純金融資産保有額によって、5億円以上の「超富裕層」、1億円以上の「富裕層」、5000万円以上の「準富裕層」、3000万円以上の「アッパーマス層」、3000万円未満の「マス層」に分けたピラミッドです。マス層が8割近く、アッパーマス層まで加えると9割以上になります。金融資産1億円を超える富裕層以上は3%未満で、しかもそのほとんどは富裕層で、超富裕層は全体の0.2%程度しかいません。

 ところが世帯数が全体の3%に満たない富裕層以上が保有している金融資産が全体の2割以上になります。富はかなり偏って保有されているというのが日本に限らず世界の現状です。かつては「一億総中流社会」だと言われた日本も、アベノミクス以降はどんどん富の偏在が進んできましたが、今の株高によってこの2年くらいで一気にその傾向は加速していることでしょう。物価高は株や不動産の高騰を伴いますから「持っている者」がさらに富むというのが経済の常です。

 今日愛車のエンジンオイル交換のためにいつもの輸入中古車ディーラーに行って営業マンと時間つぶしに話をしました。そのディーラーは昨今経営方針を変更して客単価を上げるために超富裕層狙いに切り替えているそうです。つまり僕のような200~300万円クラスの中古車を買う層ではなく、1000万円クラスの中古車を買うような層を狙っていくようにするんだそうです。ただ今のところはあまり売れ行きはよくないとはボヤいていましたが、商売の方向としては理解できる話でした。

 実際、そのディーラーのサイトの在庫を見ると、昔より明らかに高額な中古車が並んでいます。名古屋人が大好きな「お買い得感」がありません。金なら出すから趣味性の高い車が欲しいという人に向けてのラインナップになっている印象です。「あー、とても買えないなぁ」と感じてしまいました。次に買う時にはかなりグレードダウンした車選びになりそうです。僕らの若い頃のように「良い車に乗っているとモテる」という時代でもないですし、安全で快適で壊れなくて、それなりに品が良ければ年齢的にはもう十分ですから。

 
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車のキーの電池交換

2024-01-30 23:34:39 | クルマ
 車のスマートキーがバッテリー切れのアラートが出ました。車に乗り込む時にいきなり「リモートコントロールバッテリー交換」という表示が出て「なんだこれ?」と思いましたが、すぐに「ああ、キーの電池交換か」と理解しました。今のBMWに乗り換えてもうすぐ4年になりますが、初めてのアラートです。多分よく電池がもった方なんじゃないかと思います。ちなみに妻と娘が使っているもうひとつのキーも同じタイミングでアラートが出たので、もしかしたら新車時から初めての電池交換になるのかも知れません。

 車のキーの電池切れについては、3年前に代車のゴルフでいきなり電池切れして焦ったことがありました(詳細こちら)。ナイターテニスをしていざ帰ろうという時に電池切れでドアが空かなかったのです。暗い駐車場でしかも代車。たまたま一緒にテニスをした山本麻友美プロが直前に自分の車のキーの電池交換をしたからわかります、と言ってコンビニで電池を買ってきて交換してくれたから良かったものの、じゃなければ代車を駐車場に放置してタクシーで帰るしかないところでした。

 そういう悲劇は繰り返したくないので、以前にベンツのキーの電池交換したこともありますし、今回はさっさと自分で電池交換しようとネットで調べたら「BMW F30(3シリーズ) リモコンバッテリー交換の表示が出たので電池交換してみた!」という、そのものズバリのサイトがヒットしました。本当に便利な時代です。その通りにやってみたらあっさりと完了。ディーラーに依頼すると2000円くらい請求されるということなので、電池代だけで済むのですから自分でやるに限ります。

 とは言え、やはり何でもかんでも電気で動かすというのは怖いなとも思います。昔の車のように鍵穴にキーを差し込んでドアを開け閉めし、エンジンもかかる方が安心感は高いです。便利なのはもちろん今のスマートキーなので、戻りたいとまでは思いませんが、時々古いアナログな車を運転してみたくなる気持ちはあります。旧車がブームになって、40年くらい前の中古車がとんでもない高値で取引されているのも、わからないではありません。きっと不便で仕方ないけど、楽しい気分になるんでしょう。
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ホンダ新型プレリュード

2023-11-01 23:54:33 | クルマ
 これまで40年以上にわたり10台以上の車を乗り継いできました。それぞれに思い入れがありますし、車にまつわる思い出がたくさんあります。1台の車を短くても2年余り、長くて8年ちょっと乗ってきたので、その車を思い出すことは、その車と過ごした人生のある時期を切り取って思い出すことに繋がります。大学生だったか、新入社員だったか、結婚して間もない頃か、子どもたちが幼かった頃かなど、車の名前だけで当時の気分が甦ってきます。

 いま開催されている「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」でホンダがプレリュードを公開して話題になっています。プレリュードはかつて1978年から2001年まで5代にわたって販売されたスペシャリティカーです。特に2代目と3代目は大ヒットしました。僕は1987年に発売直後の3代目プレリュードを新車で購入し、子どもが生まれて2ドアでは不便になるまで2年半ほど乗りました。いま思い出しても楽しいことが多かった時期でしたから本当にプレリュードには良い思い出しかありません。

 プレリュードは特に若者に話題の人気車でしたし、4WSをはじめギミックの多い車でした。特に助手席のシートを運転席からレバーひとつで後ろに倒せる機構は、乗せた女の子をすぐに押し倒せると評判でした。さすがに新婚時代だったのでそういうことはありませんでしたが、いたずらで助手席を倒して驚かせることは何回もやりました。

 今のテニスサークルを立ち上げてまだ1年過ぎたばかりの頃でしたから、新車のプレリュードを駆ってサークルの合宿にも行きました。とにかくドライブが楽しかったし、若者のレジャーと言えばドライブという時代。乗っていたのは1987年から1990年ですから、まさに世の中はバブル真っ盛り、誰も彼も浮かれまくっていましたし、ジャパン・アズ・ナンバーワンだし、そりゃ楽しかったわけです。

 1990年にプレリュードを4ドアセダンのアコードに替えて、長男の育児をしているうちにバブルは崩壊して景気は徐々に悪くなっていきました。地味な90年代が地味なアコードとともに始まりました。地に足が着いた時代に、幼い子どもたちと過ごしていたので、それはそれで悪くなかったですけど、チャラチャラした時代に相応しいチャラカーだったプレリュードを乗り回していた頃が懐かしいです。

 
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中古車バブルは終わったのか

2023-05-04 23:59:53 | クルマ
 最近中古車の高騰が終わって値下がりし始めたというニュースを目にします。僕がいま乗っている2018年式のBMW3シリーズを買ったのは3年前。その頃は中古車価格は安かったのですが、コロナ禍以降に半導体が供給されずに新車の生産ができず中古車価格が一気に跳ね上がりました。この3年間に車を買い替えた人はみな「新車の納車までが長すぎる」「中古車が高い」と口々に言っていました。

 実際、僕の車と同じグレードで同じ年式の中古車を探すと、僕が買った時よりも値上がりをしていて、本当に良いタイミングで買ったなと自分の幸運に胸を撫で下ろしていました。それが最近は半導体の供給も十分になり、新車の生産も順調だということで、中古車市場もかなり値下がりしてきたという話です。まだ買い替えるつもりはありませんが、ここ3台続けて中古車を乗り継いできた身としては、もう軽自動車でも200万円近くするような新車を買う気がおきないので、中古車が安くなるのに越したことはありません。

 そう思って、久しぶりに欲しい車の中古車価格を検索してみたところ、予想に反してまだまだ高止まりしているように思います。今乗っている車と同じグレード同じ年式が、3年前の購入価格とほぼ同じです。2年落ち1年車検がついていた価格と、5年落ちで車検切れの価格が同じというのは全く納得いきません。恐らくいま市場に出回っている中古車はまだ高い価格の時に仕入れたものなのでしょう。赤字で売るわけにもいかず高い価格設定のままなのかも知れませんが、こんなに強気の値付けで本当に売れるのかと思います。

 今週日曜日に車の修理のためにディーラーに行くことになっているので、その時に担当営業に現状を聞いてみようかと考えています。まだ最低でもあと2年は乗るつもりではいますが、いつまでも下がらなければ買い替える気にもなりません。もし60代後半で購入することになったら、もしかしたら次に買う車が人生最後の一台になる可能性もゼロではないので、最後は新車を買って10年以上乗り続ける選択肢もあるかもなぁと思っています。
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セダンはマニア向けか

2023-03-11 23:55:01 | クルマ
 野球の話も少し飽きたので、今日は気分転換に車の話です。いま自動車業界は圧倒的にコンパクトカーが人気です。なぜか。何といっても価格が安いからです。収入が伸び悩んでいるのに車は高額になるばかり。若い人たちに限らず普通のサラリーマンが無理しないで新車を買うなら軽自動車かコンパクトカーになってしまいます。そして、その次に人気があるのがSUV、ミニバン。スペース効率に優れていて乗り降りしやすく、そして見切りが良いので運転が下手でも安心だからです。もちろん流行っているということもありますが、流行だけでは高価な車は選べません。大勢で乗れる、荷物が詰めるというわかりやすい利便性が優先された結果です。

 かつて人気があったセダンやスポーツタイプは絶滅危惧種になりました。理由は背が低くて狭くて不便なのに高価だからです。ただセダンが高価なのは車の形のせいではありません。売れないから利益率が高い高価なモデルしか販売していないだけです。僕が近所で見かけるセダンなんてベンツ、BMW、レクサスばかりです。トヨタはセダンのラインナップが減ったとは言えまだそれなりに揃っていますが、日産もマツダもホンダもスバルも、セダンを用意しているのはごくわずか。かつてはエントリーからハイエンドまでのセダンをどのメーカーも揃えていたのに、今はセダンが欲しくても選択肢が減るばかりです。

 ではなぜ高価なハイブランドのセダンだけが生き残っているのかと言えば、セダンの利点が実用性以外のところにあるからです。低重心による走行安定性とか、騒音や振動、揺れを軽減できる快適性といった、かつては重視されていたのに、今のユーザーにはあまり重きを置かれていないところがセダンの良さだからです。なによりセダンにはドライバーにとって車を操る楽しみがあります。家族と荷物を乗せながらも、単なる運転手にならないでドライバーとして運転を楽しめるのがセダンの一番のメリットです。

 ただ安定性、快適性、そして趣味性は車を持つメリットとしてはプラスアルファであって、「駆け抜ける喜び」といくらBMWが謳っても、それに反応するのは一部のマニアばかり。それよりも利便性が今の車には求められてしまいます。しかもSUVでも走行安定性や快適性がかなり昔より向上したので、セダンは単なる不便な贅沢品になりました。それでは富裕層がユーザーのハイブランドしかセダンを用意できません。セダン復権への道は厳しいです。僕のように車の基本形はセダンだと思っている古い人間は今後ますます選択肢が狭まるばかりですから、セダンとともに近々絶滅していくのでしょう。
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BMWのリコール

2023-03-07 23:30:31 | クルマ
 BMWが7日、エンジンに不具合があったとして、「BMW118d」や「MINIクーパーDクラブマン」など計25車種11万427台(2015年2月~22年6月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出たというニュースがありました。僕の乗っている2018年式のBMW320iもこの時期に製造されたものなので、「えっ」と思ったのですが、詳しく読んでみたらディーゼルエンジンの不具合らしく、ガソリン車は対象外だったのでホッとしました。

 BMWの前に乗っていた2009年式のベンツCクラスもリコール対象になって、ヤナセで無償修理をしたことがあります。自分の車がリコール対象となると、急に大丈夫かなと不安になりますが、でもまだメーカーがきちんと告知して修理をしてくれるだけ良いのかもとも思います。昔の輸入車なんてもっと頻繁に壊れていたし、そういうものだと思っていました。会社の先輩のランチアなんて1年の半分は修理工場に入っていたとか、同僚のアルファロメオが夕方の渋滞している交差点のど真ん中で立ち往生したまま動かなくなったとか、そんな話がゴロゴロしていました。

 僕自身、新車のジャガーのギアボックスが高速道路走行中に故障して危うく大事故になりそうなことがありましたが、それもディーラーによると時々ある故障だったらしく、それはさすがにダメだろうと思いました。この時は弟の結婚式に向かっている途中だったので、結婚式に間に合いませんでした。どうしても取り返しがつきません。それでもそのジャガーに6年半も乗っていましたが、最後はあちらこちら壊れすぎて、さすがにもうダメだなと思って買い替えました。

 そんなことがあってもなぜずっと輸入車に乗っているかと言えば、単に趣味だからとしか言いようがありません。ただ近い将来にはガソリン車がなくなりEVばかりになり、さらに自動運転の未来が訪れた時には、もうドライブする楽しみなんてなくなりそうですから、それまでせいぜい趣味として楽しんでおこうと思っています。
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絶版車へのノスタルジー

2023-02-13 23:54:18 | クルマ
 今日たまたま見たNHKBSプレミアムの番組『さがせ幻の絶版車』が面白かったです。三菱コルト800を探すという内容で、実はこれが放送されたのは今年の元日だったのですが、他の番組を録画するつもりで録ってあったので、1ヵ月半も放置してありました。消去する前に何が録れているのかと確認してみたら旧車好きのためのマニアックな番組であることがわかって思わず見入ってしまったわけです。

 コルト800は1965年に発売され、絶版になって約半世紀。さすがに現在動く状態で保存してある車は見つからなかったのですが、コルト1000Fと思われるSNSに上がった一枚の写真を元に大捜索劇が展開する、という内容でした。まさに番組タイトルに相応しく、NHKのスタッフが総力を挙げて探す模様と、旧車を愛するオーナーの心意気が胸を打ちました。まあもう放送から1ヵ月半過ぎているんで、今さらなんですけどノスタルジーが半端ないです。

 僕の愛車遍歴については過去にも書きましたが、最初は中古のサニー1400エクセレントGLで、1976年式を4年落ち27万円で購入しました(こちら)。小さな車体にスカイライン用のエンジンを詰め込んだサニーの上級クラスでしたが、当時の車ですから装備品はラジオくらい。パワステもパワーウィンドウもリモコンミラーもなく、ステレオとエアコンだけついていました。本当に今から思えば不便な車でしたが、大学生の間ずっと乗り回していたので滅茶苦茶思い出が詰まっています。きっともう現役で走っていることはないのでしょう。

 2台目は社会人になって購入したセリカXX2000G。1979年式をこれも4年落ちの中古を90万円で購入しました。人気が沸騰した2代目のセリカXXではなく初代です。中古ながらあれもこれも付いている豪華フル装備仕様で、アメ車のような感覚のラグジュアリーなGTカーでした。結婚するまで4年余りをずっと乗っていました。これも思い出がたっぷりあります。サニーのようなファミリーカーではないので、こちらは今でも稀に中古車があるようですが、同じ年式で200万円を超える価格がついています(こちら)。置くスペースがあれば今でも欲しいくらいです。

 あの頃はクルマ雑誌を穴が空くほど読んでいて、自分の乗っている車だけではなく、あらゆるメーカーのあらゆる車種に詳しくなっていました。当時夢だと思って憧れていた輸入車にも40歳を過ぎて乗れるようになりましたが、車にかけるお金はなくても、情熱は当時の方がはるかに高かったことは間違いありません。
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ハイブリッド車初体験

2023-01-18 23:51:16 | クルマ
 BMWの車検中の代車はトヨタのアクアでした。もっと大きな車も貸してくれるという話だったのですが、妻が慣れない大きな車をぶつけたりしたらイヤなので、いつも点検や修理の代車はコンパクトカーをお願いしています。まあベンツCクラスの代車にヤナセが新型のCクラスを貸してくれた時だけは楽しかったですが、そういう場合を除けば、やはりコンパクトカーの取り回しの良さは便利だなと思います。

 さらにアクアは当然のことながらハイブリッド車ですから、燃費がとんでもなく良いです。街乗りではリッター10kmを切るハイオクのBMWの2000ccエンジンとはコスト面で比べものになりません。一週間で100km以上家族で乗り回しましたが、満タンにしたら6リットルしか入りませんでした。街乗りオンリーでもリッター20km近くはいっている計算なので、さすがだと感動さえします。しかもレギュラーガソリンですし。

 トヨタが初の量産型ハイブリッド車のプリウスを発売したのは1997年のこと。もう四半世紀が過ぎています。特にお膝元の愛知県ではハイブリッド車だらけですが、残念ながらこれまで一度もハイブリッド車を運転したことがなかったのでアクアが初体験でした。燃費の良さはもちろん思った通りでしたが、モーターで走る時の違和感もなかなかなもの。やはりガソリンエンジンの方が「エモ」なので、今後世の中にEV車が増えたらちょっとイヤかもと思いました。

 過去に乗った車ではBMWのシルキーシックスと呼ばれる6気筒エンジンが最高のフィーリングでしたし、ホンダのVTECエンジンの高回転まで爽快に回る快感も忘れられません。僕が車を運転する時間も残り20年あるかないか。最後までガソリンエンジンを楽しめるのか、それとも最後はモーターでの運転になっているのか。できたら気持ちの良いガソリンエンジンであって欲しいですが、時代は大きく変わってしまいそうです。
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高すぎる車検

2023-01-13 23:50:24 | クルマ
 いま我が家のBMWを車検に出しています。3年前に2年落ちの中古で買ったので、5年目の車検ということになります。走行距離はまだ5万キロ台で、しかも買ってからの3年間に限れば2万キロも走っていません。これはコロナに突入した頃に買ったので出かけることが極端に減ったからです。と言うことで、車の状態はすこぶる良いのですが、車検の見積もりは想像以上に高くなりました。諸費用込みで約30万円。いくらタイヤ交換などを含んでいるとは言えビックリです。あれこれ内訳を精査しましたがそれでも25万円までしか下がりませんでした。輸入車は元来高くつくものですが、それにしても値上がりしています。

 そもそも日本のような車検制度はオーバークオリティで、整備工場を儲けさせるために存在していると長年言われてきたにも関わらず、未だに大きな変更はされていません。車の品質は著しく向上しているのに、戦後すぐに作られた車検制度を基本的に踏襲しているのはどういうことでしょうか。さらに言えば、車検は単に安全整備のためだけではなく、税金を徴収する制度としても活用されています。これもどうかと思います。車の整備と納税は本来は別個に行うべきものです。マイナンバーカードをこれだけ勧めているのなら、そちらに税金関連は移行すべきでしょう。

 車検を簡素にしたり、期間をもっと長くしたり、点検や検査の項目を見直したりして、ユーザーの負担を軽減することを進めてほしいのです。これから車の電動化が進めば、部品点数も減るしもっとメンテナンスフリーになっていくことでしょう。車はとにかく維持費がかかり過ぎます。東京都心に住んでいるならともかく、車なしでは生活が成り立たない圧倒的多数の地方在住者のために、車検制度の改革および負担軽減を進めてほしいです。

 
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